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伊賀泰代 / ダイヤモンド社 (2件のレビュー)
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総合評価:
grimona
2
キャリアを考えるときのフレームワーク
本書は、キャリアを考えるときのフレームワークを紹介した本です。 これからキャリアを踏み出す若者はもとより、自分のキャリアについて考えざるを得なくなる私のような中年世代にも参考になる本です。 本書で…は、次の3つのステップで、キャリアを考えていくことが、キャリアを成功に導くといいます。 ・ステップ1 自分が職業人生で達成したい使命が明確になる ・ステップ2 その使命の達成を自分の職業とできる ・ステップ3 職業人生におけるコントロールを握る 私もそうですが、おそらく多くのサラリーマンは、ステップ1の「自分が職業人生で達成したい使命」で立ち止まってしまうのではないかと思います。 そんな我々に対し、伊賀秦代氏は、こう助言してくれています。 『使命というと、「自分にはそんな大それたものはない」と思う人も多いだろうが、難しく考える必要はない。たとえば現在、筆者が職業上の使命と感じているのは、「日本における人材の最適配分に資する」ことだ』 『自分がどんな働き方や仕事に心躍るのかという条件を突き詰めていくと、その分野で突き詰めたい使命が見つかる』 『見つけるべきは「一生変わらない使命」でもないし、周囲を感嘆させるような高尚な使命でもない。その時点で自分自身が、人生の時間を費やす価値があると感じられるものを、そのまま言語化するだけでいい。組織や会社から与えられた業務目標に加え、個人として心からコミットできる使命を持って働くことは、組織に振り回されないキャリア形成への第一歩となるはずだ』 これで使命が見つかるかは、もう、その人の能力や情熱次第かもしれませんが、このような道案内は大変参考になると思います。 また、見つけた使命を職業とする(=ビジネス化する)ことは、これからの時代の重要なスキルであるという点は、私のような中年のみならず、次世代を担う若者の皆さんには重要な指摘であると思います。 『自分が実現したいことをビジネス化するという発想と、それを実現するための具体的なスキルは、これからの時代を生きる人にとって最も重要なキャリア形成スキルとなる』 ところで、本書の背景にある、伊賀秦代氏の一貫した考えは、 ・組織に振り回されないキャリア形成 ということだと思います。 そして、自分の職業人生を自分でコントロールすることは、自分の人生においても主体的に生きることにつながると言います。 『仕事上のプロジェクトでリーダーシップを発揮することと、自分の人生設計において、進むべき道の選択を他人任せにせず、主体的に選び取ることは、まったく同じ概念なのである』 この点に関し、使命を見つけて職業化しても自分で仕事をコントロールできない例として、好きな歌を職業としつつも、仕事が事務所に振り回される歌手の例は、伊賀秦代氏の考えの理解の助けになる印象的な事例でした。続きを読む
投稿日:2014.02.05
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スターダスト・レビュー
有り難うございます
500円 大きな文字でたった40数ページ 電子書籍を買うときはページ数ではなく容量が書いてあるものは眉唾物であるという学びを得ました。 有り難うございます。 但し、キャリア形成に目を向ける…ことは大切だと思います。続きを読む
投稿日:2017.11.01
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