【感想】ゼロ

堀江貴文 / ダイヤモンド社
(908件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
319
340
128
14
0
  • 凡人以上、天才未満

    堀江氏のことは嫌いではありませんでしたが、その著作は今回初めて読みました。
    本書の中で、堀江氏は自分のことを「普通の人間」と称します。たしかに、赤裸々に綴られたエピソードからは意外な不器用さが伝わってきて、親近感さえ覚えます。ただ、少なくとも堀江氏が大変な努力家であり、非常に活動的な人物なのは間違いないでしょう。
    本書では「働くこと」の意味、「努力」の大切さが語られています。当たり前のことでも、堀江氏の口から語られると妙に納得するものがありました。日頃仕事に関する悩みは尽きませんが、本書は「よりよい働き方」へと一歩踏み出すため(「ゼロにイチを足すため」)に背中を押してくれた気がします。
    自分の今の状況になんとなくモヤモヤしている、という方には特にオススメしたい一冊です。
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    投稿日:2013.12.23

  • とにかく夢中になること

    本発売時に偶然見た深夜テレビ番組で、彼の刑務所での単純作業/与えられる仕事の経験から、
    「どんな仕事でも夢中になれば、やりがいがある仕事になる」と語っている姿が忘れられず購入した。

    以前のホリエモンのイメージからは想像がつかない素直な内容だったが、その分説得力がある。
    「働くこと」を見つめ直せる良本だと思う。
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    投稿日:2014.05.03

  • 自分を見つめて

    誰でも本当の自分を見つめる事の大切さは分かっていても、自分の弱さを認める事は勇気がいることです。しかし、これが出来て初めて前進することが出来るのだと思いしらされました。前進を拒む障害は、自分の内側に有る。今からでも一歩踏み出そうと決意させてくれるバイブルのような本でした。
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    投稿日:2014.01.13

  • 無題

    後付けもあるだろうが、著者の素の部分を知ることが出来る。
    読んでいてかなり面白かった。

    著者のこれまでの人生の経緯、なぜこうなったのか、というくだりは
    読んでいて興味深い。

    人生とにかく前に進んでいくことが大事だ、と考えさせられました。




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    投稿日:2014.02.15

  • 親近感がわくようになりました。

    この本を読んで、堀江さんの駒場寮での体験談や在学中に塾講師をしていて感じていたこと、
    ITビジネス創世記におけるベンチャー立ち上げの経緯などを初めて知りました。
    堀江さんとは異なり、私は普通に院へ進学し、会社に就職しましたが、
    最近、自分の人生に疑問を感じ、大きな転換となる一歩を踏み出しました。
    その勇気を与えてくれた一冊であることには間違いありません。

    人生や仕事に対する疑問などを抱えている方には、是非読んでいただきたいと思います。
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    投稿日:2014.05.05

  • 半分自伝、半分啓発書

    本書の前半はホリエモンが今まで語ってこなかった子ども時代からの自伝になっており、小説のような面白さがある。後半はいわゆる啓発書のような形で、ホリエモンの人生観、特に「働くこと」について書かれている。
    「オヤジ化」しない為の心の持ちようや、実体験に基づいて書かれる「ノリのよさ」によって個を絶えず進化させていったことが、これからの私の人生に良いスパイスを与えてくれた書である。続きを読む

    投稿日:2014.01.04

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ブクログレビュー

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  • jimon6348

    jimon6348

    このレビューはネタバレを含みます

    社会人になって、丸7年。改めて気を引き締めて取り組もうと思った。
    ホリエモンですら、自分は天才ではない、イチを足していっただけと言ってることに驚いた。
    ホリエモンは自分を信じる気持ち(=自信)が強いなと感じた。
    だから自分で考えた手段やルールを最後までやり切れる。
    僕は自分を信じる気持ちが弱いなと思う。
    もっと自分を信じて思いつく限りのアクションを起こしていこう。

    以下引用====

    常に新しい分野に目を向け、新しい出会いをつくり、新しい情報を浴びて、思考と行動を繰り返す。止まることなく、休むことなく、動き続ける。

    なんでもいい。はやめる。

    悩むと考えるは違う。
    悩むことは物事を複雑化すること。
    考えることは物事をシンプルにすること。

    自分でルールを作って守る。やり切る。

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    投稿日:2024.04.12

  • つる

    つる

    なぜ働くのか?働かずに生きているのか?
    核心を突く問いだと思う。本書でこの問い向き合いながら、堀江さんの思考に触れることができる珠玉の一冊。
    「掛け算」より「足し算」が先。
    ゼロに何を掛けてもゼロ。経験で根本的な「自信=イチ」を積み重ねること。
    すべての社会人におすすめ。

    バックグラウンドに共通項を持つ堀江さんから最も受け取った言葉。
    ⚫︎「飽きっぽさ」は「惚れっぽさ」と表裏一体。
    すぐに飽きる人は別の何かにすぐ惚れる。
    好奇心むき出しでさまざまなジャンルにチャレンジできる。ひとつの専門に縛られることなく、より多くの人と出会い、より多くの知見を広めることができる。
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    投稿日:2024.03.10

  • chiii

    chiii

    あらゆる人生とはこうした小さな選択の積み重ねによって決まってくる

    チャンスは誰にでも平等に流れてくるもの

    目の前に流れて来たチャンスに躊躇なく飛びつくことができるか

    チャンスに飛びつく力→人としてのノリの良さ
    フットワークの軽さ、好奇心の強さ、リスクを承知で飛び込んでいける小さな勇気

    小さな成功体験の前には小さなチャレンジがある

    多くのビジネスマンは自らの労働をお金に変えているのではなくそこに費やす時間をお金に換えている

    人生が豊かになっていかない根本原因はなによりも時間

    やりがいとは見つけるものではなく自らの手でつくるもの
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    投稿日:2024.03.09

  • pedarun

    pedarun

    このレビューはネタバレを含みます

    【働くこと、の尊さ】
    ゼロに何を掛けたところで、ゼロのままだ。だからまずイチを足さないといけない。

    堀江貴文さんが出所されてから初めて出した本ということで、もう10年以上も前なのだけれどもとても興味深く読んだ。働くことについて書いている。つまり生きることについてでもある。

    時間は有限で、命そのものという。今しか存在しない、その今に全力を尽くすこと。
    自信がないなら、小さなイチを踏み出すこと。
    やりたいことが分からないなら、できる理由を考えること。
    お金はただ貯めるのではなく、報酬は時間の対価に受け取るのではない。人は人生の中で、働くことを通して、何かに没頭し、好きになり、やりがいを作り出すことができる。

    そうやって、没頭して何かをすることこそが、生を充実させ、いずれ死ぬ人生の中での生きがいとなる。そんなことが書かれていたと今のところは理解しました。

    自分がこの世界でどう能動的に生きるのか、日々感じる無力さとか、無能さとかに対して、そこにどうイチを足せるか。書くとちょっと抽象的だけれども、執着を捨てることでもあるように思った。今自分は同一歩を踏み出すか。踏み出し続けるか。

    例えば、転職する時でも、興味のある求人を見るとできるか分からないことばっかりで、無理なのではないか、と思う。その際は、どうやったらできるかを具体的に考えること。する、と決めること。この一歩を踏み出し続けることをしようと思う。

    先ほど読んだZero to Oneの本では、ビジネスにおいて新しいものを生む、という意味を込めてOneといっていたけれど、この本のイチは人間レベルでの私たち一人ひとりの一歩の話で、今の自分に身近に感じられた。働くことは尊い。

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    投稿日:2024.02.29

  • ふみ

    ふみ

    ホリエモンは、いつも本の内容が、言わんとすることが一緒な気がする。意外と、普通の人間だけど、やっぱり、飛び抜けて頭がいい天才であり、秀才だと思う。

    投稿日:2024.02.22

  • 1667701番目の読書家

    1667701番目の読書家

    読む前は、堅くて回りくどい言い回しが多そうという勝手な印象だったけど、本を開くと素直でパワフルな文章が並んでいました。
    未来の計画なんて一つもないというお話が特に意外で、著者にも自分にも期待してみようと思わされました。続きを読む

    投稿日:2024.02.09

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