【感想】ゴルゴ13(155) PKO プライス・キーピング・オペレーション

さいとう・たかを / SPコミックス
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • 師として戒めておきたい事が、あります

    この155巻は全体的に読み応えがある。表題のPKOも面白いが、やはり一射一生だろう。何しろゴルゴに武術を師事した女性が登場するのだ。ゴルゴ13の読者でこの巻を未読の方には推薦できる一冊だ。

    父を事故で失い、鞍馬竹林流の継承者となった弥生という女性が登場する。夜間の暗視狙撃に特化した弓術の使い手だ。無意識に背後に来た人物を攻撃してしまうゴルゴの一撃を防いでしまうほどの達人。依頼の都合上ゴルゴは彼女に弓術の指南を求める。
    私の知っている範囲では、ゴルゴに武術を指南した人は居なかったと思う。恐らく今回限りの登場なのが残念なぐらい要素盛りだくさんの登場人物だ。
    自分の教えた弓術で人を殺める事を最後まで戒めた彼女と、ゴルゴがその技で何をするかが本作の焦点だろう。

    心地よい結末だった。
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    投稿日:2016.04.30

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