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井上夢人 / 講談社文庫 (23件のレビュー)
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総合評価:
けんじ
小気味よい会話
全編会話だけで進むショートショート。 一見信じられない不思議なことをAが話し始め、Bはもちろん最初は信じられない。 でもAの話を聞いているうちに段々本当のように感じてくる。 そしてそれを読んでいる読者…もまたBと同じ気持ちを体感できる。 よく考えられたストーリーとオチで、すんなり読めます。 たまに読み返したくなる。続きを読む
投稿日:2013.09.26
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anri0912
ウィットに富む6篇からなる短編集。 最初の1行から最後に至るまで、全て会話のみで綴られている作品。 私は『四十四年後の証明』が好き。 最近続けて読んでいる井上作品。 飽きが来ないなぁ。
投稿日:2020.10.15
keikubo27
2016年59冊目。 この作家さんはホントになんていうか幅が広いなーと改めて感じた作品。 良くも悪くも全て会話のみで進むのでほっこりしたり意表を突かれたり。 んー…でも基本的にこの作品に出てくる女子は…、「狼男の証明」以外わりとニガテなタイプ^^;めんどくさいw続きを読む
投稿日:2016.12.13
こまいぬ
このレビューはネタバレを含みます
全編会話形式で書かれてるのであっさり読み終えた。 全部読んだ後に提示された事柄に真実だったかどうかの答え合わせがあるのかと思ったのだが。。。 まぁ、そんなことがなくても十分楽しめた。 「四十四年後の証明」がお気に入り、ちょいとばかりほろりとさせられた。
投稿日:2016.06.19
こむぎ
男女二人の会話のみですすむ短編集。 「宇宙人の証明」「四十四年後の証明」「呪いの証明」「狼男の証明」「幽霊の証明」「嘘の証明」の6篇で、それぞれの事象を証明したい側と反論する側との会話です。 微笑まし…いもの、ほっこりするもの、切ないもの、色々が確かにもつれまくってますね。 どれも可愛らしいなと思いましたが、個人的には「狼男の証明」と「幽霊の証明」が特に好きです。続きを読む
投稿日:2016.03.17
マミィ
ジャンルは「エンタテインメント」。 それ以外にないと思います (笑) 6編を含んだ短編集。 すべてが男女1組の会話のみで構成されており 宇宙人や呪いや幽霊などを証明しようとする側と 反証しようとする…側に分かれています。 そういう試みは個人的に大好きなんでするすると読めました。 でもせっかくなんで もうちょっと男女の会話にバリエーションがあったらよかったかなあ。 相手の話に全く興味を持たないでスルーする人とか 反証しようとしてもすぐ飲みこまれちゃう人とかが出てきて もっともっともつれた感じだったら評価も上がる気がします。 たとえばラーメンズのネタ「不透明な会話」のような (笑) 第2話の「四十四年後の証明」。 すっごく昔に観た世にも奇妙な物語の一作を思い出してググってみたら やっぱり原作だったんですねえ。 毎週観ていた中でも特に印象に残ったエピソードだったので 18年も経ってから原作に巡り会えてうれしかったです。続きを読む
投稿日:2014.01.26
puerta
すべて男女の会話文で構成された小説。 会話文だけであるが、その内容などから、背景描写などもわかりよかった。 自分はミステリー色の強い「呪いの証明」が一番よかった。
投稿日:2013.09.02
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