【感想】小説 ちはやふる 中学生編(2)

時海結以, 末次由紀 / KCデラックス
(28件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
7
14
4
2
0
  • 感動した

    新がメインです。おじいさんのとの絆。祖父のライバルなどもでてきます。新がこうやって強くなっていくという過程がわかった気がします。
    せまい世界だから原作ででてるキャラクターと新の対決がありますが、正直ここは好きじゃなかった。
    新の幼馴染由宇が結構いい女です。
    この巻も結構百人一首の歴史を知ることができます。
    歌の世界の奥深いことにちょっと感動しました。
    東北弁が結構でてきますが、一巻に比べすっと世界に溶け込めてよめた。
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    投稿日:2014.05.12

  • 新の苦悩がわかる

    第2巻は綿谷新が主人公。映画の印象ではクールで無敵な感じを醸し出していたけど、結構ダッサダサの時期があって、彼もそれなりに悩んで苦しんで、そして成長していったんだなぁと。介護を通して深まる祖父との絆がいい。それに比例して強くなる新のかるた。終盤の決勝戦は見もの。また、随所に歌の解釈が散りばめられて、百人一首をただの暗記物にとどめずに、じっくり意味を味わう楽しみも教えてくれる。それにしても、須藤はここでもムカつく奴だな。続きを読む

    投稿日:2016.05.07

ブクログレビュー

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  • yo-5h1n

    yo-5h1n

    福井の新編。

    予想はしてたけど、新の中学時代は、ほとんどが介護の日々。
    本当に、辛かったねぇ…
    中学生で家族の介護をここまで背負う事は、普通なかなかない。それを進んで引き受ける姿に、改めて新の祖父への愛情の深さを感じる。

    現代の中学生は、老いと身近に接してさえいないだろうから、1巻のように読みやすくはなかっただろうけど、これを読んだら、祖父母はお年玉の時だけしか用はない…なんて考えはイカンと思って欲しいなぁ。


    綿谷永世名人のプレイスタイル、もっと静かなタイプかと想像してたので、ちょっと意外。コミックスを読み違えたか。
    由宇とは、少なくとも新は、兄妹そのものといえるくらいに遠慮のない仲かと思っていたから、その辺りもちょっと意外。
    続きを読む

    投稿日:2017.01.28

  • toshie77

    toshie77

    このレビューはネタバレを含みます

    新のお話。ちはやふるの中で 1番好きな新。漫画の中の新は、天才肌で ぶれずに 一途で かっこいい。でも、中学生時代は、本当に悲しい時期。最愛の祖父との別れ。プラス 祖父のライバルとも、別れを体験してる。それでも、新は、一途にぶれなかったな。
    本編での由宇ちゃんの存在は、新ファンにとって、気になりました。が、由宇ちゃん せつなかったなー。これから、本編でも 思いを告げないのかな。福井から、目が離せないな。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2016.05.29

  • 河童猿

    河童猿

    『ちはやふる』の、
    中学生編ノベライズ全4巻の2作目です。

    原作(漫画)は、
    プロローグ的な小学生編の後(卒業後)、
    離れ離れになった中学生編をスルーして、
    本編の高校生編がスタートしましたが…、

    スルーされた中学時代のエピソードには、
    本編にも重要な影響を与えたものも多く、
    本編で断片的に語られていた中学時代を、
    本シリーズでは1本のお話としています。

    本作品(2作目)は、
    福井に帰った新のお話…、福井編です。
    ぶっちゃけ、このお話が読みたくて、
    本シリーズを読んでいます…f(^_^;)

    『ちはやふる』の、最重要キャラであり、
    常に、作中で存在感を出している一方で、
    直接的な登場、描写は決して多くはなく、
    どこか神格化?された感のある新ですが、

    天才といぅよりは秀才肌の、綿谷新の、
    強さと弱さ、危うさと拠り所の所以が、
    中学生としては重過ぎる負担の中から、
    読み取ることができました。

    あと…、新の福井弁ね…、
    福井人的には、やり過ぎ感?もありますが…、
    県外の方には、そんな感じなんでそぅね…??
    作品全編全力で、福井押しされています…(笑)

    なんかね…、由宇ちゃんが健気で切なぃな~。
    続きを読む

    投稿日:2016.04.11

  • 翼

    【図書館本】思った以上に切ない話で涙腺刺激された。中学生男子とは思えない新の健気さに驚く。そりゃポッキリいってもおかしくないわー。前巻より主題がはっきりしていて読みやすかった。残り2冊も同様に楽しく読みたい。続きを読む

    投稿日:2014.11.05

  • おぼろ

    おぼろ

    新の福井に戻ってからのお話。祖父の介護で家族や周りの人とかの暮らしぶりが描かれていた。
    それでも祖父を喜ばせようとかるたで頑張る新の姿には並々ならぬ努力があったことだろう。

    投稿日:2014.08.02

  • gaaco

    gaaco

    最初、マンガの本編と、物語進行のテンポが違うことや、登場人物のセリフが違う(日本語としてかなり整備された言葉遣いになっている)ことが気になってしまったが・・・だんだん引き込まれていった。
    それに、マンガではよく分からなかったカルタの技(例えば「渡り手」)などがどんなものかも、しっかり説明されていて、それもとてもよかった。

    新をはじめとする、綿谷家の暮らしがきちんと書かれているのがすばらしい。
    衰えていく大好きなお祖父ちゃんを支える新の気持ちが痛々しかった。
    それから、マンガではあまり大きく扱われない、隣の家の由宇ちゃんがとても存在感がある。
    なんだか、このままだと千早とではなく、新は由宇と結ばれるのではないか、とさえ思った。
    続きを読む

    投稿日:2014.04.12

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