【感想】ビブリア古書堂の事件手帖(1)

ナカノ, 三上延, 越島はぐ / ヤングエース
(67件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
12
22
22
4
2
  • 一つの古書には、幾つかの物語がある

    物語はもちろん、作家も、「読書」という行為も愛してやまない古本屋の女店主が、日常に起こる謎を本から学んだ豊かな知識をもって解決していくミステリー。「人の手から手へ渡った本そのものに物語があると思うんです」と語る彼女。人が本に残した痕跡を感じとろうとする姿には人間への温かい思いを感じ、さらにその痕跡から事件の真相に迫ろうという発想がこのマンガのユニークなところ。不意にむかし読んでいた本を目の前にした時、当時自分が考えていたことやその時好きだったことを突如思い出す経験がある人もいるのではないでしょうか。人と本との出会いを綴り、かつてその本を読んだ人の時間をたぐり寄せるように読む作品です。(スタッフO)続きを読む

    投稿日:2013.09.20

  • 本に対するそれぞれの想い

    勝手なイメージで敬遠していましたが、読んでみたら面白かったです。
    ビブリア古書堂という古書店店主の栞子さんのもとに古書が持ち込まれ、その一人一人の物語を追っていくという内容。
    キャラ設定が少々ライトノベルっぽいところはありますが、それはそれで微笑ましく、ちょっとイライラしながらも楽しめます。二人の進展は今後注目です。
    とにかくテンポがよく気持ちよく最後まで読むことができます。登場する本の内容を知らなくても非常にわかりやすく説明してくれています。その本も読んでみたくなるくらい。
    次はどんなふうに謎を解いてくれるのか、二人の関係に進展はあるのか・・・次巻が楽しみです。
    続きを読む

    投稿日:2014.09.26

  • 本を愛する人へ

    本を好きなら、みんなこの問題に悩まされることがあるでしょう。「つぎは何を読もうか」って。趣味を持って本を探すという方法が当然あるけど、それじゃ範囲がどんどん狭くなってくる。だからこういう本を愛する人の話を読んで、そこで全然知らない領域を発見する。結構楽しい。続きを読む

    投稿日:2013.10.11

  • 本に隠された秘密

    重大事件という訳ではないけれど、ちょっと気になる謎。
    本好きの店長さんの推理によって解き明かされるのは、
    本の持ち主やその周りの人々に纏わる物語。
    こういう警察沙汰でないミステリーも良いですね。ゆったりと読めます。
    ハラハラドキドキはしませんが、ぐいぐいと引き込まれていき、謎が解けた後にじんわりする感じ。
    色々な本に関する薀蓄が出てくるのも楽しいです。
    一巻では主人公と祖母の秘密(ある意味これは重大秘密)が解き明かされますが、
    これはシリーズ中で再び繋がりそうな予感。
    果たしてその人物は主人公の前に現れるのか・・・楽しみです。
    続きを読む

    投稿日:2015.01.12

  • お手ごろ

    とてもお求め安い価格で、169ページのボリュームは圧巻である。

    投稿日:2013.09.24

  • 本屋さんへ行く度に・・・

    ジャケット買いは、控えようとひたすら我慢していたとこへ、Reader Store のキャンペーン。
    1冊目を読み終えたら、直ぐに続きを買いました。
    感動が薄れないうちに、続きが読めるのって、最高です。
    本がもっと好きになれる、とてもステキな作品でした。
    続きを読む

    投稿日:2013.09.24

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ブクログレビュー

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  • かおり@iRoakg

    かおり@iRoakg

    タイトルは知ってるものの、原作小説もドラマも見ていなかったので、完全にはじめまして。やっぱり夏目漱石って人気なんだー。何でだろ。

    投稿日:2024.03.07

  • saga-ref

    saga-ref

    読了した文庫版のイラストデザインを基に描かれた漫画だったため購入。原作に忠実な話の運びのため、ストーリーも安心して読み進められた。

    投稿日:2017.09.03

  • 夢色

    夢色

    このレビューはネタバレを含みます

    【あらすじ】
    就職浪人中の五浦大輔は、祖母の遺品の夏目漱石全集に書かれたサインの鑑定のために、ビブリア古書堂を訪れる。なりゆきで、入院中の店主の元を訪ねると、そこには高校のころ偶然見かけた美しい黒髪の女性・篠川栞子がいた。人見知りだが古書の知識は並大抵ではない栞子は、夏目漱石全集にまつわる謎を読み解き、大輔に語り始めた…。これは、栞子と奇妙な客人達が織り成す、“古書と秘密”の物語である――。

    【感想】

    レビューの続きを読む

    投稿日:2017.08.12

  • あかね

    あかね

    長い間気になっていて、なんと古本屋で出会ってなにかのご縁かと思って購入。
    頭の切れる方ではないのでミステリーというジャンルはあまり得意ではなかったのですがサラサラと読み進めてゆけました。もちろん謎は解けず栞子さんの解説にホォーとなりっぱなしでしたが、、、苦笑
    もう少し読んでみようと思います。 
    続きを読む

    投稿日:2015.12.01

  • kony10

    kony10

    古書堂の美しい店主が見事に謎解きをするライトな推理小説。短編4つで構成されており、それぞれに有名な名著が登場する。本好きな人には知的好奇心が満たされる快感がある。
    内容は面白いが、個人的に文体が合わず、続編は読まず。続きを読む

    投稿日:2015.07.07

  • koichiro5884

    koichiro5884

    ライトな小説ではあるが、ミステリーとしてなかなかに本格派。名作書物をミステリーの入り口に据える発想が秀逸。主人公2人のキャラ設定、共依存的な関係性も面白い。

    投稿日:2015.06.12

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