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中山七里 / 宝島社文庫 (760件のレビュー)
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総合評価:
ゲザー
良き
面白い‼️非常に面白い‼️グロテスクではあったが最近読んだなかでは一番だった。 カエル男‼️
投稿日:2020.02.04
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老眼の本読み
恐れ入りました
「中山七里流どんでん返し」が遺憾なく発揮された秀才です。ただ、内容の一部で具体的過ぎて少し引いてしまう所があるので、星4つにしました。
投稿日:2020.12.31
thutomu
終盤の怒涛の展開が…
残虐な描写のところは嫌な気分になるけど、途中の連続殺人のある法則によって大衆がパニックになるアイデアは感心したし、終盤の怒涛の展開は驚かされたし、惹き込まれた。 作者の掌の上で弄ばれているような感じ…もした。続きを読む
投稿日:2023.03.04
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しみず
いや、怖い怖い怖い。 ちょっと表現が過激すぎるところはななめ読みとさせてもらいましたが、、 展開が怖すぎる。怒涛の後半は一気読みで、久々の夜更かしをしてしまったほどです。 続編?読みます。
投稿日:2024.05.30
アリス38
護られなかった者たちへを読んだ後、同じ著者だと知らずに読み始め。 ありがちなB級ホラーとは違う二転三転のどんでんがえしにミスリードの伏線で楽しめる。続編も読みたい。 護られなかった者たちへの時には…福祉の問題に切り込んだが、今回は刑法39条。 「心神喪失者の行為は罰しない」そして「心神耗弱者の行為は刑を減軽する」 深いテーマ性があり、面白いだけじゃない。 すぐに心神喪失を持ち出し責任能力を争う印象があるが、「責任能力がなくて人に危害を加えるおそれがある人の人権を守る」って、なんだかもやっとしますよね。 それでは責任能力がない人によって殺害された人の人権は誰が守ってくれるんだろう? 胎児の人権のために堕胎を許さず母親の権利を抑圧するのか、母親の権利を尊重して堕胎を認めるかのような。 いろんな立場から触れていて、奥深いと感じた。 ただ暴動シーンとか、不死身か?ってくらいにボコボコにされるシーンはやりすぎ感あったので買うほどではない。 最後の一行はお見事。続きを読む
投稿日:2024.05.25
taktak314
このレビューはネタバレを含みます
どんでん返しあり、大満足。 精神疾患があるとき、減刑されるということは知ってはいたが、それを刑法39条に規定されていることを知った。これが当事者にとってこれほどモヤモヤすることなのか、というのが、伝わってきて一気読みしてしまった。すごい胸糞。渡瀬さんかっこよ。 あと、作者の語彙力すごい。 フレーズ 最近はすっかり左前になって、被害者が時折仕送りをしていたらしい。 善意の道は地獄に通じるって言葉、知ってる? 本当にその人のためを思うのなら、助言はしても助力はしない。 初めて訪れた街の印象は最初に遭った人の印象に左右されることが多いと言う。 流言飛語 自縄自縛 穿った見方 どんなに過酷であっても現実をそのまま受け入れる。それが現実に打ち勝つ唯一の方法 噓ってのは他人に吐くんじゃない。大抵は自分に吐いているんだ。そうやって噓吐きは自分の首を絞めていく」
投稿日:2024.05.19
びびび
やっと読めた作品。 《連続殺人鬼 カエル男》なんて、なんだか昭和の陳腐なサスペンスドラマのタイトルにありそうな、又は正義のヒーローと戦うモブ雑魚敵の名前にありそうな、そんな名前だから甘く見てた。 …超本格派サスペンスミステリーではないか。 しかも特大胸糞。中山七里、恐るべし。 読んでいる最中のBGMはもちろん《アシュケナージの悲愴》。作中に出てきたら聴きながら読まざるを得ない。そのおかげでまるで脳内で映像化されているように臨場感溢れる読書をすることが出来た。 《悲愴》のように2転3転する様は実に見事。 これはやはり聴きながら読んだ方がいいと思う。 音源はYouTubeにもあるのでこれから読む方は是非。 どうやらシリーズ物らしく、続きがあるようなのでまた読んでみたいと思う。続きを読む
ベスパー
ハサミ男を読んでいたから、かなり早い段階で犯人がわかってしまった。似たような仕掛けはつまらない。 加えて、真の犯人が取った手段があり得そうではあるけれど、まあ無理だねって感じで興醒めした。 しつこいくらいのグロテスクな表現も冗長だし、警察署における攻防なんかは現実離れし過ぎて明らかに妄想状態。 星3つもあげ過ぎか、2つにしよう。
投稿日:2024.05.08
ねこむすめ
法律については全く詳しくないが、法律物や警察者でよく取り上げられる刑法第39条に基づいた犯行ということかな。この法律が適応されてしまうと被害者の家族は、あーそうか、加害者の方はそうかと両方に納得できること、できないことがある、とても難しい法律なんだと思う。私ごときが考えつくような簡単な理屈で制定されたものではないんだろうな、と思った。 本の感想としては、児童への近親者からの性的虐待の描写のある話が本当に苦手で、でもそれを踏まえての事件だからなのだけど、不快に感じるほど描写が生々しかった。中山七里先生の文章力。 この小説には私のすごく苦手なものが詰め込まれていて、早く読み終わりたいと思ってしまった。 暴力シーンも長く、細かい描写があり、少し飛ばしてしまった。。。怖すぎてじっくりと頭で想像することをやめた。 犯人は一人異色の人が出てきた時点ですぐにわかってしまった。 一つ納得した文章があった。 心神喪失状態で、婦女暴行に及んだ男の事件が出てきたが、心神喪失しているのになぜ相撲部屋には押し入らないのか、弱いものを選んでいる時点でその認識と目的ははっきりしているのではないかという箇所があったが、妙に納得してしまった。 しかし犯人の側からすると、強いものにいつも虐げられ、従順な自分と、弱いものにだけ暴力的になれる自分と、同じ体に二人居て、そうしないと生きてこれなかった説明がつく。この手の心理で、次々と人を手にかける小説を読んだことがあるが、それもまた近親者からの虐待を受けていた。 恐ろしい。
投稿日:2024.05.07
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