【感想】レッド 最終章 あさま山荘の10日間

山本直樹 / イブニング
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
3
1
1
0
0
  • スカッとするね

    夢見る革命戦士とやらがどんどんと死んでいくさまが清々しい本作も有名なあさま山荘で華々しくフィナーレでございます。
    語り部の岩木さんもお疲れさまでした。とっとと自己批判して「総括」してくださいね。

    投稿日:2018.09.02

ブクログレビュー

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  • 素以

    素以

    怒濤のクライマックス。警察の作戦が緻密に描かれているところも激アツでした。機動隊にバリケードを突破されて逮捕されたところですぱっと終わる美しさにふるえた。そして坦々と記述された年表の非常さ。こんなのが本当にあった出来事なんだよなぁ……続きを読む

    投稿日:2018.12.05

  • こね

    こね

    「レッド 1969~1972」「レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ」に続く最終章。あさま山荘事件の顛末を描く。
    前作までは永田洋子と植垣康博が物語の中心だったのだが、この二人はあさま山荘事件の直前に退場しているので、なんとなく主人公不在な感じ。坂口弘がかろうじて主人公的なポジションだが、キャラクターのせいもあって少々弱い。
    ただ、シリーズ全体を通して見ると、この中途半端さが正しいように思う。たしかにビジュアル的には連合赤軍の一連の事件のクライマックスでもっとも派手ではある。でも内側からみれば、連合赤軍は壊滅寸前でピークはとっくに過ぎている。一連の出来事の中での最後のあがきに過ぎない。
    そうした尻すぼみ感は、シリーズの締めくくりとしては悪くないように思う。
    続きを読む

    投稿日:2018.10.29

  • scsa0316

    scsa0316

    山の中でも身ぎれいにしていて臭いで怪しまれるようなことがなければ、もしかして少しは違う結末があったのではないだろうか、なんて思ってしまいました。

    やっぱり入念な取材があってこそ、このリアルな作品が生まれたんですね。とにかく、最後まで描ききってくれた作者には感謝と尊敬しかないです。

    同じような取材はできないかもしれませんが、政治的には反対の考え方をしていても理想が狂気に向かうという点では同じなのではないかという例として、三島由紀夫の伝記とかちょっと読んでみたいなあと期待していたりします。
    続きを読む

    投稿日:2018.10.28

  • ハマダ

    ハマダ

    完結。
    この作品通して言えることですがこの最終巻では
    これまで以上に物語が淡々と進む。
    ”あさま山荘事件”、事件名としては有名だが
    この作品を読むまでの自分などは
    所謂”山岳ベース事件”とこの”山荘事件”が一緒くたになっていたほど。
    そのレベルの自分にでも読み続けさせられる作品に仕上げた作者に感謝。
    続きを読む

    投稿日:2018.09.15

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