【感想】星界の戦旗V ―宿命の調べ―

森岡浩之 / ハヤカワ文庫JA
(39件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
6
21
8
0
0
  • アーヴが敗北する。

    あの強力無比のアーヴが敗北する。強すぎるゆえのアーヴ達の軽口が面白かったのだが今回は少々様子が達う。この先、どうなるのか早く続きが続みたい。

    投稿日:2015.04.09

  • 星界の戦旗は完結するのだろうか…

    2013年から4年たっているわけですが、本当にこの作品完結するんでしょうか…。
    という絶望的な観測はさておき、ワープに平面宇宙航法を採用することによって、宇宙戦の光速限界や、突き抜けた戦闘描写を可能にし、アーブ帝国という器にこれでもかとSFギミックとサブカルチャーを詰め込んだ、おもちゃの缶詰は今回も健在で、なかなか読ませてくれます。
    身分制については、大日本帝国が真珠湾攻撃や日中戦争を行わなかったら、こんな風になったのかもしれないなあーとかそんな感じですかね。
    遺伝子操作がもてはやされた時代から公刊されているシリーズなので、現代の科学情勢から見ると設定が甘く感じるかもしれないですが、面白いです。
    続きを読みたい同士が購入して続刊がでることを期待して!
    星5つ。
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    投稿日:2017.12.30

ブクログレビュー

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  • vegabee

    vegabee

    圧倒的強者のはずの帝国がなんでこんなに脆く崩れ去ってしまうのか。アーヴのおごりなのか人類統合体が一枚上手だったのか。ラクファカールの防衛体制が15パズルを解くかのように展開されるさまはアーヴらしさを感じられてなんとなく微笑ましい。

    新刊がでたので読み返してみたけど、だいぶん忘れてるのか細かいところがうろ覚えだった。またしばらくしたらもう少し前から読み返してみるつもり。
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    投稿日:2018.09.13

  • verandarose

    verandarose

    このレビューはネタバレを含みます

    **ネタバレ注意**

    もやもやしかなかった4巻から一転、物語は急展開を迎えます。

    これぞスペースオペラ!の艦隊戦。危機に陥る帝国。
    (地理的に)引き裂かれる姉と弟。

    とうとうラフィールが皇太女になるというワクワクしかない第一部のラストです。
    ジントは前巻より登場多め。

    でもおそらく作者も読者もアーヴ並みの寿命がないと完結まで読むことはできない……

    能力的にも優れているアーヴがなんでこうも簡単に侵略を許すのかちょっと疑問ですが(クリューヴ王国がハニア連邦に囲まれてるのは分かってるのに……)細かい考察は詳しい方に任せるとして、面白かった!
    特に206Pの2人の上皇の掛け合いが好き

    レビューの続きを読む

    投稿日:2018.03.07

  • 瑠璃花@紫苑

    瑠璃花@紫苑

    このレビューはネタバレを含みます

    ラクファカール陥落。
    遷都すべく避難を始めた皇帝の艦船も、あえなく散ります。

    なぜ、消え行くものはこんなにも美しいのでしょう。
    どうせならば未来は明るいほうがいいに決まっているのに。

    またも「未来」を託されたジントとラフィール。

    黙ってすっこんでいるはずもないアーヴがここからどう
    帝都を再建し、その地位を回復させて、平和な状態に
    なってゆくのか。

    第二部の読みどころになってきますね。

    あとがきを拝見して、著者の森岡さんが
    ご病気でいらしたことを今頃知りました。

    どんなことも生きていらしてこそ。

    続きはまだ?と、読者は貪欲なので思いがちですが
    ゆっくりお身体をいたわって頂いて、お元気でいらして
    頂きたいと思います。

    書き手様も読者も元気であってこそ、
    一緒に歩いて行けるのですし。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2014.08.08

  • joe64jp

    joe64jp

    うまく表現できないが、それなりにおもしろかった。ただ、話の展開とか中途半端過ぎて満足感は少ない。星も3つか4つで悩んだが、とりあえず4つという感じ。作者の体調等でこの続きが出版されるのかどうか不明だが、最初の星界の紋章がおもしろかったので、どうか、もうちょっとすっきりした形で終わって欲しいと願っている。続きを読む

    投稿日:2014.05.12

  • mui-mui

    mui-mui

    すごい久しぶりでしたが、比較的すんなりと作品世界に入れました。アーヴ語も結構覚えてるものです。
    それにしても壮絶な負け戦。このままでは終われないでしょう。この巻で第一部完ですが、はやく第2部が読みたいですね。続きを読む

    投稿日:2014.04.25

  • chiezo1211

    chiezo1211

    私自身はたまたまこの『星界の戦旗Ⅴ』が出てから星界シリーズを読み始めたので、それほど待たされていないのだけれど、9年ぶりの新刊ともなれば多くの人が諦めていたのもごもっとも。
    作者サイドにもいろいろあるだろうけど、小野○由美とか田中○樹とか、『読者を何だと思ってるの?』と言いたくなる作家さんが目立つような気がするなぁ。
    それでも新刊が出たと聞けば読んでしまうのが悲しいけれど。
    さて、今回は何と言っても帝都陥落。皇帝をはじめ、多くの退役軍人たちが粛々と死地に赴く姿が印象的な巻でした。
    その一方で、主人公コンビの活躍が少なすぎ?
    それとも、主人公たちの恋愛よりもアーヴの歴史記述にシフトしていくのかな?
    何にしても、内容を忘れないうちに第2部が始まることを祈ります。
    続きを読む

    投稿日:2013.09.08

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