【感想】こころの処方箋

河合隼雄 / 新潮社
(273件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
97
75
58
4
2
  • 心が軽くなる素晴らしい本です

    いろいろなことを気付かせてくれる素晴らしい本です。
    なんでうまくいかないんだろう・・・ というときの、心理カウンセラーならではの視点でのアドバイスが書かれています。

    読むと心が軽くなり、楽になる。そんな本です。続きを読む

    投稿日:2016.05.29

ブクログレビュー

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  • ぬえ

    ぬえ

    解決するはずのない努力を続けることによってなにかの免罪符にしようとしているのではないか

    「耐える」だけが精神力ではない

    いろいろ文句を言うことによって、人間はうまく安定を保っていることが多いのではなかろうか。

    「忙しいから」という免罪符がなくなって困るので、不機嫌になるかすぐに何か「忙しく」なる種を探してくるのではなかろうか。

    大切なことは、……自殺をとめることばかりに熱心になること、それは、この人の「死んで生まれ変わろう」とするせっかくの動きを止めてしまうことになる。

    最終宣告としての自分の意見ではなく、「そのあとどうしたいか」まで言わないと意図は伝わらない。
    続きを読む

    投稿日:2024.05.23

  • mayoko

    mayoko

    1990年前後の雑誌のコラム?なので、なんとなく語り口から懐かしい昭和の香りがする。臨床の経験を高らかに語るわけでもなく、時折こんなこともあったと例に出す程度であとはつらつらと心にまつわるさまざまなことが書いてある。どれも数ページずつの短いコラムなので、ちょっとした合間にも読みやすい。続きを読む

    投稿日:2024.04.29

  • azuki1062

    azuki1062

    このレビューはネタバレを含みます

    日本のユング派心理学の第一人者である河合隼雄氏が、平易な言葉で綴った55章の「常識」。

    「人の心などわかる筈がない/物事は努力によって解決はしない/耐えるだけが精神力ではない…」
    本書の「処方箋」は、奇抜なものではなく、きわめて「常識」的な内容です。「常識」というと、知っていて当然というか、言わずもがなというか、あまりポジティブに捉えられていないと思います。が、言わずもがなのことを本当に言われないまま大人になると、意外に「常識」が身についていないことがある。本書を読むとそれが沁みてきます。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.31

  • sikisoku55

    sikisoku55

    臨床心理学を専門にしている河合先生が「人のこころなどわかるはずがない」とおっしゃっている。とても説得力がある。私などがわかるはずがないww
    なにか気が楽になりました。河合先生が呪文のように唱えるという「ふたつよいことさてないものよ」もとてもよいですね。私も唱えよーと思いました。さっと手に取って何度も読みたい本。続きを読む

    投稿日:2024.03.20

  • しののめ

    しののめ

    20年ほど前の本だが、現代にも通じると感じた。
    時代が進んでも、人間の本質は変わらない…ということなのだろう。
    どの項目も非常に興味深いものだった。更に項目がそれぞれ4ページほどでまとめられているので読みやすい。
    ときおり混ざるユーモアも読みやすさに大きく貢献している。

    折に触れて読み返したい1冊。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.16

  • uide

    uide

    何か、疲れたら癒やされる本。人の心ってそんなに単純じゃないよ、ほんとにそうなの?って思うことが当たり前なんだよって言ってくれてる感じがする。

    投稿日:2024.03.03

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