【感想】宇宙軍士官学校―前哨―5

鷹見一幸 / ハヤカワ文庫JA
(10件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
2
5
1
0
0
  • 主人公の出番があまりない

    粛清者との戦いの前哨戦で、リーが活躍します

    主人公たちはいつもみたいに頭を使っての戦いとかは今回無かったです
    残念です

    次巻は、ちゃんと主人公が活躍しそうなので楽しみです

    投稿日:2014.08.28

  • いよいよ背景が語られ、戦闘のゴングが鳴る

    前作が粛清者の「探査機」登場で終わっていたので本作はそれを迎撃する部隊の出撃からスタート。しかしもう一機の新たなる探査機の出現と最初の探査機からのビーム攻撃により迎撃部隊は消滅、太陽系はパニックに陥る。対抗できるのはアイロスがアルケミスに配備した巡洋艦と戦闘機のみ。そして運用者は士官学校生ということで恵一たちと1巻で登場し早々に退場した天才パイロットのリー少尉が搭乗してそれぞれ探査機迎撃に向かうが、ニュートロニウム散弾というマス兵器を繰り出して来る強行偵察型探査機を前に彼らは如何にして戦うのか・・・。

    今回は前半の成長したリーの活躍が見所、中盤以降、粛清者と銀河文明評議会の戦いの歴史や経緯が語られるのですが粛清者と地球の戦力差があまりにも大きいことがわかり、次巻はどうやらアイロスの上位種族ケイローンの登場となりそうです。しかし「でたまか」にも登場していた意識のみ入るバーチャル会議や知識の転送・共有機能などあれば便利なオーバーテクノロジーが沢山出てきますが1つで良いのでマジ欲しい。
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    投稿日:2014.09.05

ブクログレビュー

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  • まいつき

    まいつき

    粛清者の強行型偵察機を撃破することに成功。ただ偵察機が現れたということは、太陽系が粛清者の攻撃対象になること、そしてその時期は予想よりも早いということ。
    そのために地球人類の指導種族アロイスは、リフトアップの計画を早めるとともに、恵一たち士官学校の面々を、上位種族ケイローンの本拠地シュリシュクへと派遣することに決定します。
    目的は、粛清者侵攻の際に、ケイローンからの援軍の確約を取るため。

    ここで、粛清者との決戦が始まるのか、と意気込んでいた5巻でしたが、まだ始まらない様子。

    アロイス曰く、ケイローンのもとで試練を乗り越えた種族が、彼らの援軍を得ることができるという話です。粛清者との戦いは宇宙広汎にわたっていて、全ての人類が侵攻の危機に面している状況。そのすべての人類社会を守ることはできないために、選別を行う必要があり、それが試練を行う理由だそうです。

    RPGみたいな展開に燃えつつも、さあ決戦と意気込んでいた気持ちを肩透かしにされた5巻でした。
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    投稿日:2022.12.04

  • yaokuma

    yaokuma

    人類の存亡を賭けた、粛清者との戦いのシーンでは、『トップを狙え!』の戦闘BGMが頭を流れる。ケイローンへ向かうシーンでは、『沙羅曼蛇』のStage4のBGM。

    投稿日:2017.10.17

  • mojae

    mojae

    ついに!!読みながらドキドキした~!
    リーが戻ってきてとてもとても嬉しい
    エリートが挫折に打ち勝つ姿を見るのは気持ちのよいことだ
    しかしロボ!!そう言う仕組みだったのか!と思う
    最終的な決定には人が不可欠なんだなぁ
    練習生が心配でならない
    せめて教官くらいの訓練ができたらよかったんだけど。
    あたらしい異星人とコミュニケーション取ったりするんだろうなあ~ たのしみ!
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    投稿日:2017.05.20

  • keixinhu

    keixinhu

    粛清者たちとの戦いが始まる。偵察機2機に旧装備の地球軍は2隻の哨戒船を撃墜される。リーが搭乗している最新戦闘艇と恵一率いる士官学校艦隊で何とか仕留める。さらなる攻撃に備え宇宙連邦へ援軍の依頼を求め、さらなる宇宙へ旅立つ。
    どんどん読み進む。戦闘が激化し犠牲も生まれるが、それを乗り越えていく過程が面白い。オチがどうなるか見当がつきにくいせいもあるが、ストーリーは進んでいるようで進んでいない感じ。
    続きを読む

    投稿日:2015.11.10

  • skyufo

    skyufo

    粛清者から送り込まれた探査機
    それを撃墜すべく編成された艦隊はしかし——

    地球人類の存亡をかけた戦いの幕が
    切って落とされる


    ***


    テンポ良く、大きく展開していく巻だった
    試練の時は近い

    投稿日:2014.08.06

  • いなえしむろ

    いなえしむろ

    ハイウェイスター

     いきなり粛清者との戦いがはじまる。孤独な撃墜王リーの大活躍と冷静なアリサカの判断でダブル撃退。いやあ、オープニングからハイウェイスターだなぁ。とにかくテンポが速い。「孤児たち」がバラードに思うよ。

     さらに物語はふたつ上のレベル種族との会合まで進む。それぞれの種族の生き様、技術レベルでははるかに劣る人類の強さ、ハインラインを超える作品になる予感すらある。

     ひとえに主人公アリサカが気にいるかどうかで好き嫌いがわかれるかもしれないと思ったが、登場人物は多彩でドラマはたくさんある。

     いやぁ、次も楽しみだ。
    続きを読む

    投稿日:2014.08.06

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