【感想】プロの学び力―最速で身につく&稼ぎにつながる

清水久三子 / 東洋経済新報社
(27件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
5
13
6
1
0
  • 最速のインプットと最良のアウトプットのメソッド・ツール

    本書では、学びの4つのステップとして、
    ステップ1 概念の理解(知っている)
    ステップ2 具体の理解(やったことがある)
    ステップ3 体系の理解(できる)
    ステップ4 本質の理解(教えられる)
    と定義しています。そして、プロとして稼ぐためには、ステップ3、ステップ4へと進みましょうと。

    そのためのメソッドとして、「情報マップ」、「学習ロードマップ」、「ラーニングジャーナル」、「チャート」、「本質の抽出」などを紹介しています。

    この本は「学び方」の本です。この本を読めば、例えばIT系の専門知識が付くわけでもなければ、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力が上がるわけでもありません。
    でも、ただ闇雲にそれらに関する本を読む前に、一度本書を読むことをオススメします。
    プロしての最速のインプットと最良のアウトプットの方法を知ることで、確かに、稼ぎに繋がると思います。
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    投稿日:2013.11.04

ブクログレビュー

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  • nonchan53

    nonchan53

    仕事で必要なスキルなど、目的があって学ぶ人の為の本。パソコンが無く、PowerPointなどが使えないので、実践しにくい。スマホ対応版が出ないかなぁ。

    投稿日:2018.10.09

  • ntak1990

    ntak1990

    -学びのステップ 1.概念の理解-知っている-知識 ・情報マップを作成する ・アウトプットを盛り込んだ学習ロードマップの作成 2.具体の理解-やったことある-経験 ・アウトプットを積極的に行う 3.体系の理解-できる-能力 ・ここまでやらなければバリューは生まない 4.本日の理解-教えられる-見識 ・学びをチャート化する ・1日30秒でも頑張る続きを読む

    投稿日:2018.04.07

  • mackane

    mackane

    プロの学びとは、いかに稼ぎにつなげるかということ。最短かつ効率的に学び、それをどうパフォーマンスにつなげるかが体系的にまとめられている。

    投稿日:2013.10.03

  • komoda

    komoda

    最速で身につく&稼ぎにつながる ―
    http://www.toyokeizai.net/shop/books/detail/BI/94fedf3109de65b7bba46681b881ed37/ ,
    http://telecom21.nikkei.co.jp/ ― 日経テレコン21 ,
    http://www.prosemi.com/ ― 専門家セミナードットコム
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    投稿日:2013.07.21

  • iekatte

    iekatte

    著者は、IBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)でナレッジ部門のリーダーを務める清水久三子氏。本書は、著者がこれまでのコンサルティングの経験から導き出した、ビジネスパーソンのための学習方法を惜しみなく伝授したもの。

    本書は、チャイルドエデュケーションとアダルトラーニングの違いを指摘するところから始まり、ことアダルトラーニングには、仕事でバリューを出せるという目的があることを説明する。

    さらに学びには、①概念の理解 ②具体の理解 ③体系の理解 ④本質の理解 という四つの段階があり、多くの人は①、②の段階で満足し学ぶことを止めてしまうが、そこで継続することで、バリューを生み出すレベル(③、④ステップ)に達すると述べている。

    以下、ポイントを引用。

    ⑴ 学びを成功させるコツ
    ・キャリアマネジメントと直結させる(キャリアビジョンから「何を学ぶか」を逆算)
    ・学びをオープンにする(闇練はしない。学びを宣言すると、情報や機会が舞い込む)
    ・全体を把握してから各論に入る(詳細については知らなくても、その領域の全体像を理解しておけば、何かしら仮説を述べられる)
    ・アウトプットする(どれだけアウトプットの場を自分で設けることができるかが鍵)


    ⑵ 最速で効率よくキャッチアップするコツ
    以下三つのツールの活用+「多読」+「人から盗む」
    A:情報マップ(PowerPointやExcelを用いて、学ぶ対象や領域がどんなものか、書籍を中心とした全体把握の地図を作る)
    B:学習ロードマップ(インプット、アウトプット(理解深耕、実践)のスケジュールを作る)
    C:ラーニングジャーナル(ブログで学習日誌を作る。日々のアウトプットを盛り込む。半年ごとに「オススメ書籍ベスト3」など)

    ・インプットの基本は多読。書籍は「カテゴリーをまとめ買い」
    ・実践後は、何をしたか、どうだったか、反省、次にどうするか、をExcelに2行程度にまとめ、ラーニングジャーナルにアップ


    ⑶ さらにバリューを生むレベルに引き上げるためには
    ・これまでの学習成果や経験から学んだことを「チャート」に落とし込み、要するに何が重要なのかという「本質」を抽出する
    ・具体的作業としては、「PowerPointで自分だけのオリジナルチャート作成する」こと。ネタ元はラーニングジャーナル
    ・因数分解によって本質をまとめる

    ・・・・・・・・・・・・・
    これまで「コンサルタントとしての引き出しを増やさなきゃ」と思うあまり、同僚の読んでいる本を見て「あれも読んでいない」と焦ることが多くあった。
    しかし、自分が望むキャリアを見据えて学びの全体像を描き、計画的に学びに取りかかることで、自分にとって真に必要な知識を最短かつ自らのペースで獲得できる。
    さらに、ビジネスパーソンの学びは「永く楽しみながら行う」ことも基本であり、そのためにはブログや各種ツールを独自のセンスで作成し、都度バージョンアップし続けることも肝要であると感じた。
    続きを読む

    投稿日:2012.11.02

  • tboard

    tboard

    ・学習と仕事を直結させる。
    ・学ぶことを宣言するべき。教えてもらえる、期待される、チャンスを得やすくなる。
    ・学んだら、とにかくアウトプットする。
    ・学んだ情報を「チャート」で体系化する。いつでも引き出せるように、頭の中に染み込ませる。
    ・学んだ情報から、「本質」を導き出す。短く、一言で。
    ・専門誌などでニッチな情報を手に入れる。
    ・人に教えることが一番の学び。
    続きを読む

    投稿日:2012.08.19

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