【感想】トッカン 特別国税徴収官

高殿円 / ハヤカワ文庫JA
(165件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
31
66
47
5
0
  • やや長いけど

    ドラマは見たこともないのですが、何となく買ってみた。
    やや長め(400頁強)だけど、軽く読めるし、ストーリーもなかなか考えられていて面白かった。

    投稿日:2013.09.27

  • 微妙かな

    仕事小説というよりキャラ小説。その為、感心するような脱税のトリックだのエピソードはないので肩透かしにあった気分。主人公のキャラ盛りすぎのせいで共感できず、本人が感情むき出して物語るので冗長な部分が多かった。もう少しコンパクトにまとめてもらえれば読みやすかったと思う。まあよくも悪くもラノベらしい作品。ハヤカワ文庫JAぽくない。 続きを読む

    投稿日:2013.09.29

ブクログレビュー

"powered by"

  • rio-purple

    rio-purple

    お仕事小説として楽しく読める。
    ただ、各キャラクターの描き方がやや大袈裟すぎる(キャラがたちすぎている)のが気になってしまって読みにくいのが残念。レッテル貼りをしておいて、実は見た目通りの人物ではない、というのがやりたいのかなとは思うが、最初のレッテルを貼りすぎなきらいがある。
    そのせいもあり、主人公二人をはじめとしたキャラクターがどうにも好きになれず、ストーリーは好きなのにページをめくる手がとまりがち。次作はもう少し慣れて読みやすくなるだろうか…
    続きを読む

    投稿日:2024.03.07

  • かな

    かな

    国税徴収官という仕事は知らなかったので、仕事内容や、業界用語?の部分など、楽しく読んだ。ただ、主人公の性格がちょっと… 今後の2人の関係がどうなるのかは気になるところ。

    投稿日:2023.12.21

  • cidenon

    cidenon

    税務署を舞台にした小説ではあるが、良くも悪くも細かい仕事内容にはあまりフォーカスしておらず、割と想像の範疇にある。だから、税務署の仕事の世界を知りたいという欲求はあまり満たせないかもしれない。

    しかし、滞納者には滞納者の人生があるというところを重視しているようで、それが物語に奥行きを持たせている。ただの勧善懲悪ではなくて、滞納者にはこんな悲劇が…みたいな単純なお涙頂戴でもない。

    滞納者にもこれまで生きてきた人生の厚みがあるし、一方で人間なのだから衝動的に変化が起こることもある。
    深樹が滞納者を前にお役所対応をしたことを恥じたのと同じようにハッとさせられた。

    どんな仕事でもそうなんだよな。
    客というのはただお金を持ってくるカモではなくて、その人にも生活があるということを理解してあげないと、いい取引相手にはなれない。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.04

  • はるパパ@ファミコンしようぜ

    はるパパ@ファミコンしようぜ

    専門分野のおしごと系エンタメは別世界にトリップできるようで楽しい。
    税金ネタなので身近だし大切!とは思っても、ニコニコ源泉徴収の身では、節税の葛藤とは縁が薄い。せいぜい節約といえば国民年金かNHKくらい(クズ)

    本作は法律コテッコテではないものの、あとがきになってマルサの女は法人相手、トッカンは個人相手という違いをやっと理解するようなハードさ。そこに貧困や自殺、詐欺といった問題が存在するということも知らなかった。お金に殺されないで、という主人公の叫びは悲痛だし、異世界だ。

    またクセ強キャラ(Audibleナレーターさんのアニメ声もあって)であるずぼら系主人公のドタバタ感もすごい。セフィロスのようなパーフェクト上司も相まって、いかに共感できるかと格闘しながら読んだ。
    自分の票田や天下り先に税金をつぎこむセンセたち。その怒りだけが共通項かも。市民側であるにもかかわらず、国家の大義との板挟みになる徴収官は大変な仕事だ。
    きっとそれは、公務員全般にも言えるんだろうなと思った。民間なら淘汰されそうな変な職員もいるし。

    あらゆる方面から挟まれがちな、日々まじめにがんばってみえる公務員のみなさんに頭が下がる思いがした。
    シリーズがあるようなので全クリ目指そ!
    続きを読む

    投稿日:2023.10.31

  • ママたん

    ママたん

    世間では、公務員は安定していて、楽している…と言われがちだけど、逆に公務員という看板を背負っているからこその、プレッシャーも多いと思った。
    一言で、誰かの人生を壊してしまう可能性がある…というのは、公務員以外の仕事でもあり得ることと感じ、身につまされる思い。
    仕事に真摯に向き合おうと思えた作品。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.26

  • kemechanyo

    kemechanyo

    特別国税徴収官、所轄のマルサのような仕事。映画のマルサは法人専門だが、こちらは個人の方の仕事。国税庁の仕事のことが楽しくわかる。人生の保険のために安泰な公務員の仕事に就いたが、むしろ憎んでいた国税庁で働くことの意義を学んでいく。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.20

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。