【感想】僕とおじいちゃんと魔法の塔 3

香月日輪 / 角川文庫
(56件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
9
26
9
3
2
  • 高校生活スタートです。

    小学生の時にはまだ理解できなかったおじいちゃんの言葉が、魔女の深い言葉と重なって、主人公の心にしみていきます。そんな主人公との出会いをきっかけに冷えて固まった心が緩やかに溶けていく人の様子もまた、子育て中の母としてはうれしい展開でした。
    今はやりの言葉づかいも盛りだくさんで、会話がテンポよくとても面白いです。いろいろなトラブルやハプニングはありますが、読み終わった後はいつもさわやかな気持ちになる本です。
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    投稿日:2014.02.27

  • 強烈なキャラクター登場

    2015年12月13日読了。新しく雅弥というキャラクターが出てきます。これがまた強烈なキャラクターで、龍神の周りは奇人変人の集まりのよう(笑)ますます高校生らしくないすごい空間が広がってます(笑)でもどこかで羨ましい世界ではありますね。続きを読む

    投稿日:2015.12.15

  • 生きているということ。

    第三巻です。サクサク読めます。

    高校生編が本格的にスタート。エスぺロスも一緒に学校へ登校となると、学校は大混乱!かと思っていたら結構自重していました。それでも平時に乱を起こして、人間の反応を楽しむことを忘れないのは流石です。

    そして前巻に引き続き、またキャラの立った人物が登場します。そのキャラを通して生きるということとは何か、大事なことを教えてくれるお話になっています。

    主人公も大概に個性的なはずですが、周りが濃すぎて、一番影が薄くなりつつある...w
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    投稿日:2014.07.19

ブクログレビュー

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  • sachiiro

    sachiiro

    このレビューはネタバレを含みます

    龍神、信久、エスペロスの高校生活が始まった。
    進学校である条西高校はピリピリしたムードが漂う。
    エスペロスは美少女で、テストも満点キャラで行く。
    今まで好成績を納めてきた者の嫉妬を買い、嫉妬から脱却できず人間の質を落としてしまった者、嫉妬から脱却した者が描かれる。
    また、2年の天才、子供の頃から美形で天才であるが故に虚無感に囚われ続ける雅弥と出会い、仲間になって行く。
    武道に長けている雅弥の父に足の不自由な信久は自分や仲間を守る為の体作りを始める。
    魔法で足を治せるエスペロスは魔法に頼らない人間を不思議に思うが、エスペロスを暴力から守ろうとした信久を見て、人間の心の強さと美しさに触れる。
    エスペロスがお礼に杖に仕掛けをするシーンは人間と大魔女の心が近くなった様でうるッと来てしまった。
    魔法の塔を取り巻くメンバーがこれからどうなって行くのかまだまだ目が離せない。

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    投稿日:2023.11.13

  • かわうそぉ

    かわうそぉ

    君の幸せは君でしか実現できない。君の幸せは、世界でたった一つ、君だけのもの。そこにボクは関係ない。他人を羨ましがる必要なんてないんだよ。

    運命は偶然の積み重ねでできてるの。どれか一つや二つ抜けても、それが決まった運命なら、他の偶然が約束の場所へ連れてってくれる。続きを読む

    投稿日:2022.09.28

  • ふみねん

    ふみねん

    高校生活にエスペロスや一色さんがいたら、目の保養だし華やかだろうなぁ。

    母校も地元では進学校だったから、条西までとはいかないけどピリピリした雰囲気はあったな。

    投稿日:2022.06.13

  • 葉月

    葉月

    魔女エスペロスも学校に通い始め、生活を楽しんでいる。
    何でもできるエスペロスに反発する人も現れて物語は進む。

    投稿日:2022.02.11

  • 読生

    読生

    自分たちとは違う存在だと認めてしまえば争いも起こらないということか。
    まあ実際違うのだけど。
    そして上には上がいると。
    でもそれが目標で、生きがいだった人たちのことも理解できる。
    ただ、それを羨むならともかく、憎んで傷つけて排除しようとして、もし排除できたとしても、自分はそれで納得できるのかしら。
    目標で、生きがいだからこそ、そんな手段で手に入れちゃったら、自分で自分の目標や、生きることを汚しちゃうんじゃないかな。
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    投稿日:2021.12.26

  • 23242324

    23242324

    このレビューはネタバレを含みます

    上級魔女エスペロスが、龍神たちと同じ高校に登校し始めました。金髪碧眼の超美少女で、成績は常に満点、運動神経もアスリート並。人間を超越したその存在を疎ましく感じる生徒が問題を起こし始めます
    自分が敵わない存在に競争意識を持つのは悪くないけど、嫉妬から悪意になり攻撃行動を起こすのは本当に愚か。切り替えができる人間こそ、自分を成長させられるというこの作品の根本的な考え方は納得です。
    でもまだ高校生(しかも進学校)の若者には難しいコントロールかも知れません。
    悪いのは親かもしれないしね。

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    投稿日:2019.06.07

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