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藤田和日郎 / 少年サンデー (43件のレビュー)
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総合評価:
yakitori
1
やっと終わった・・
やっと終わったかというのが正直な感想である。 からくりサーカス編は、もう少し短く削っても良かったのでは?また阿紫花は別に死なせなくても良かったのでは?と思ってしまう。これは後半、勝が主人公として立て…ば立つほど鳴海の存在が希薄になったように感じた事とも関係しているのかもしれない。穿った見方になってしまうがサーカスだけに登場人物が多くなってそれをすべて消化させるためにこれだけのページを割かざるを得なかったのか。個人的にはもっと鳴海とエレオノールと絡まして欲しかった。とにかくすごく好きな作品なだけにその点が非常に残念ではある。最近の少年漫画はどこか屈折した主人公が多いがそのなかで藤田和日郎の描く主人公はまっすぐで熱い。とにかくわかりやすいのである。その意味で逆に登場人物の関係や話を複雑にしすぎて収拾がつかなくなった感がぬぐえない。 いかん、最終巻なのにこんな感想しか思い浮かばない。 ともかく長年のファンとしてはエレオノールと鳴海が最後に幸せになったことについては素直に喜びたい。続きを読む
投稿日:2014.05.29
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rodrigo
男がカッコいい漫画です
連載当時からこの漫画の存在は知っていたし、連載当初中学生だった自分は10巻ぐらいまでは読んでいた。立ち読みで。 読むのを辞めてから干支一周り以上経ち、『うしおととら』のアニメ化をきっかけに読み始めた…『からくりサーカス』。 気が付けば全43巻を電子書籍で購入し、仕事の合間や通勤時間、寝る間も惜しんで、先ほど読み終わりました。 中学生の時には感じなかった違和感や、演出に関しての疑問点などはあります。 絵柄に関しても好みは別れるでしょう。 しかし、自分にとってこの作品は、忘れられない漫画になりました。 今後は好きな漫画を聞かれたときに、この漫画も一つに挙げる事になりそうです。 買って良かった。 自分もカッコ良く笑って生きていこう。 そんな風に思わしてくれる、カッコ良い男たちがいます。 まずは明日、自分の『リング』に笑ってとびこんでみよう! 誰かこの漫画をアニメ化してくれないですかねぇ 動く彼らをカーテンコールまで観てみたいものです。 2018年3月14日追記:からくりサーカス アニメ化決定おめでとうございます! 続きを読む
投稿日:2018.03.14
Daphnia pulex
今だから理解できるかも
連載時よりも、いま、年齢が上がってから分かることも多いです。 そんなお話のひとつです。
投稿日:2017.04.22
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ゆう
アニメが面白くて、全巻揃えました。途中も涙なくして読めませんが、とくにラスト3巻涙がとまりませんでした。 勝のしろがねに対する想いが泣けました。 藤田さんの漫画は絵が苦手で敬遠してたのですが、とても感…動しました。今まで読まなかった自分を殴りたいくらいですが、完結した後で一気読みできたのはよかったです。連載中だとヤキモキしてしまったと思うので(笑)続きを読む
投稿日:2019.02.24
hs19501112
少年漫画の名作。 二転三転、四転五転するストーリーは圧巻の一語に尽きる。 終盤、舞台が宇宙へとぶっ飛ぶくだりはやや引いたが、それまでに積み重ねられたエピソード達が、そこに生命を吹き込む。 そして………エレオノールの笑顔は、600点の輝き。 ★4つ、9ポイント半。 2017.01.05.再。 ※ただ……やっぱり、ちょっと長かったねぇ。 自動人形との中盤くらいでの戦闘描写や、人形相撲のくだり(※カットしちゃいけないけど)をもう少しずつスリム化できれば、物語の感動をそのままに、37~38冊くらいで仕上がっただろうに。 ※繰り返すが……少年漫画の名作。少年時代を懐かしむ大人ももちろんのこと、やっぱり現役の少年にこそ読んでもらいたい作品。小学校高学年から中学生、高校生くらいに。 ※こんな名作なのに……「うしおととら」もそうだけれど……発行部数が少ないためか、知名度が落ちるのが残念。 ジャンプやマガジンでの連載だったなら、より多くの読者を得られただろうに……。 あ、でも、ジャンプの連載だったら、藤田さんが描きたいストーリーを描ききれなかったかも(笑)。続きを読む
投稿日:2017.01.06
ヒョーイ
1~43巻まで一気読みしたので、こちらに感想をまとめます。 面白かったです。いや、面白かったのですが…、設定があまりにも二転三転してしまっていたのがとても残念です。どんな名作漫画にも後付け設定は大体あ…るものですし、そんなことでいちいち揚げ足取りはしたくないのですが、そういったものがあまりにも多く、個人的な感情として、どうにも熱中できなかった、物語に入り切れなかった、という印象です。ただ、この作者の大ざっぱさは、なんとなく、やはり理路整然とした理屈とは無縁なうしおやナルミたちの生みの親らしいよなあ、とは思いました。クレバーな頭脳よりも、熱いハートで勝負している、というようなところというか…。 それにしても、物語の筋書きというかなり重要な部分にいまいち納得がいかなかったというのに、それでも魅力があるというのは、すごい漫画である証拠だと思います。まず、登場人物たちが、それぞれに真剣で、強く、かっこいい! 特に、勝の強さには毎度痺れっぱなしでした。それから、戦闘方法である人形繰りがとにかくかっこいい!! 人形たちのデザインがまた、不気味で面白くてとても素敵だと思います。 そして、私がなにより心惹かれたのは、登場人物たちの表情がとても良いところ! こっちまでつられて微笑んでしまうような素晴らしい笑顔、ものすごい怒りの顔、絶望の顔、苦しみの顔、憎しみの顔、美しい慈愛の表情、決意の表情、心の醜さがそのまま表に出たような歪みきった顔…。もしも私に画力があったなら、こういう風な、「生きた」顔を描きたい、こんな風な、魂を感じる、「強い」絵を描きたい、という憧れを感じました。なにをどうしたら、こんなにも魅力的な表情が描けるのでしょう? こういう、熱い言葉、熱い物語を生み出せるほどの、作者の才覚、その心が、絵にも反映されているのでしょうか? 本当に、この漫画の人々は、滅多に見られないほど素晴らしく良い表情だと思います。最後のカーテンコールなんて…、もう、ほんと良いですよね。 やっぱり、読めて良かったと思います。面白かったです。続きを読む
投稿日:2016.02.05
suzuriko
最後の三巻は涙なしには見られない! 一気読みできてよかった。 最後の最後まで物語の展開がどんどん変わっていっておもしろかった。 最後のカーテンコールにもやられた!!!
投稿日:2014.05.04
丘乃草
大団円、万歳!感動のあまりカーテンコールの絵を5回ほど見直した。みんないい笑顔だ… すばらしく少年漫画だけど素晴らしい少年漫画!
投稿日:2012.09.21
R
全巻やっと読みきった。 最初は、からくり人形の話〜?と乗り気じゃなかったですが、鳴海の腕がぶった切れたところで「なんだこれは!?」とハマってしまった。 登場人物の過去がどんどん複雑になってくるので、…途中からこんがらがりそうだったけど、読み応えのある良い話でした。続きを読む
投稿日:2012.07.18
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