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奥田英朗 / 幻冬舎文庫 (323件のレビュー)
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総合評価:
やっさん∞
4
近くにいそうでいない、はちゃめちゃな人たちの連鎖が面白い
自分の周りにいそうな、もしかしたら、自分かもしれない人達が次々とはちゃめちゃにぶち壊れてしまい連鎖していくという物語。 関連した人達が、それぞれ独立しているけど繋がっていたという流れが面白いく、奥田さ…んの作品の中でも、面白さとアクの強さ(濃さ)は突出している作品かもしれない。続きを読む
投稿日:2016.04.02
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もりっち
確かに底辺と言えば底辺かもしれない でもお高くとまつて人を見下す人たちと 中身は対して変わらないかも? 何だか読んでいるうちエロさを通り越して 悲しくなってしまいました。 思わず頑張れ〜って言いたい!
投稿日:2024.02.21
きよ
奥田英朗、エンタメ小説うまいな。読み始めは、うわぁエロか…そんな女おらんやろ奥田英朗勘違いおじさんか…と思った。その後も続々と、エロあり+底辺感のある人物らのどうしようもねーな、でも憎めねーなってエピ…ソードが続々と続く。単発の登場ではなく大都会の下で袖触り合う程度の人達である。最後に、「ララピポ」の意味がわかる&他の登場人物らのその後が、伏線が回収されるように判明する。最後まで読めば、最高のエンタメ小説だという感想になるはず。 「ララピポ」というフレーズをとても気に入った。私もあなたも、世は実にララピポ!続きを読む
投稿日:2024.02.06
めろきち
読み進めていくうちに、あれ?官能小説?!?! と、思います。が、登場人物が繋がっていくのが楽しいです。 長編などに疲れて軽〜く読みたいときにお勧め。 ですが、そういったオトナの描写が多めなので苦手な方…は、やめておいたほうがいいかもしれません。汗続きを読む
投稿日:2024.01.26
nominal
渋谷の道を歩く。通行人たちをぼんやりと眺めた。みんなどんな人生を送っているのだろう。みんな、しあわせなのだろうか。考えるだけ無駄か。泣いても笑っても、どの道人生は続いていくのだ。明日も、あさっても。白…人が歌うようにつぶやいた言葉を思い出す。 (a lot of people)続きを読む
投稿日:2023.12.13
yhyby940
2005年初版。読んでいて、なんだか如何わしい新聞の連載小説のような印象を受けました。やたらと性的な描写が多い、登場人物の大半がロクデナシ。物語の構成は、エピソードの主役がリレーのバトンを渡すように続…いて行く形。面白い。最後まで読んでみると登場人物たちのダメさ加減は、言うまでもないのですが、それぞれが懸命に生きている姿が可愛くなります。面白かったです。続きを読む
投稿日:2023.09.30
粒谷@読者垢
昔、DVDをレンタルした時にララピポの予告が収録されていたのだが、まさか原作が小説で奥田先生の作品だとは思わなかった。 登場人物はAVスカウトマンやライター、官能小説家など。 「地味な女程変身願望が…強い。しかも誰かに背中を押されたがっている」 「(うだつの上がらない非モテ男にたいして) 神様はなぜこの男に人生を与えたのだろう」 こういうピシャリとした表現を見るたびに心の中で頷いてしまうし笑ってしまう。ただ、登場人物の大半がろくでなしで、下ネタばかりなので読んでて気分が良いものではない笑 一番ヤバイのはゴミ屋敷の主婦の話。 一家全員どうかしてる。 続きを読む
投稿日:2023.09.21
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