【感想】キス&ネバークライ(1)

小川彌生 / Kiss
(33件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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11
10
1
0
  • アイスダンスを軸とした、再会した幼馴染みが織り成す物語

    アイスダンスを軸とした、再会した幼馴染みが織り成す物語。
    主人公に謎目いた過去がありそうで惹き付けられます。

    投稿日:2014.01.02

  • ミステリ要素ありのアイスダンスもの

    子供のころ一緒にアイスダンスを練習した笑顔の素敵な女の子。
    再会したら、性格が一変。暗い印象の女性に・・・。
    何が彼女の心に影をさしているのか?コーチの死の真相とは?
    フィギュアのスポ根ものかと思いきや、ミステリあり、ラブ要素もありと楽しませてくれます。
    冬季オリンピック開催中の今、ぜひご一読を。画も美しいですよ。
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    投稿日:2014.02.08

ブクログレビュー

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  • まさみ

    まさみ

    有名なアイスダンサーを両親にもつみちるは、ハーフの礼音をはじめとする幼馴染に囲まれアメリカで幸福な幼少時代を過ごしていたが、ある日を境にその状況は一変する。
    みちるの帰国に端を欲した失踪事件。
    「一緒に家出しよう」と誘うみちるの手を振り切った自責の念に苛まれる礼音。
    数日後帰還したみちるは、失踪中の記憶を失っていた。

    「I was lost……」(道に迷ったの) 

    まず恋愛漫画の王道をちょっとずつずらした設定と展開に唸らされる。
    みちるとぺアを組む事になる晶はきらきらしい美形で正統派王子なルックス。なのに中身はわがままで自分勝手なナルシストときて、今まで何回もペアを解消されている。
    みちるの幼馴染でずっと片思いしてきた礼音(調べ物中だけ眼鏡になるのが美味しい)は、ハーフらしからぬ外見と素朴で純粋な性格で好感をもてる。
    そしてヒロインのみちる。
    幼い頃の事件をきっかけに性格がダウナーに転向、アイスダンスに打ち込む事で「自分は汚い」という強迫観念から逃れてきた少女。
    ぼーっとしてる。テンポがずれてる。食いしんぼう。だがそこがいい!
    前歯に青のり事件に全裸コート事件、妖艶なダンスを披露しながらひたすら食べ物について考え続けるシーンは爆笑もの。
    普段がワンテンポズレてるだけに、たまに見せる笑顔や子供っぽいふくれつらがなんとも可愛らしいこと!
    ヒロインが王子系の年上に憧れるのが恋愛物の王道だが、みちるは一見地味な幼馴染の礼音が大好きで、八つも年上の晶がそれに大人げなくやきもちを焼くというラブコメ要素が激しくツボを突きまくる。
    みちるの過去もサスペンス風味で読ませるし、アイスダンスシーンは体の線がシュビッとしてとても綺麗。

    晶は「いちばん近い人」、礼音は「希望」。
    「最初から完璧だった。おれたちは同じものに縛られてそれを解くためにチームを組んでる」

    晶の台詞が象徴するように、みちるの過去が影を落としているため単純な三角関係になりそうでならず、絶妙な匙加減で踏みとどまっている。
    大好きな人を亡くし、記憶をなくし、幸福な幼年時代をなくし。
    おのおのが過去と向き合い前へ進む為に協力し信頼を築いていく三人の関係性はむしろ同志や戦友に近く、「こういうのっていいなあ!」と胸がきゅんとするやらじんとするやらで大変。

    アイスダンサーとして成長していくみちるが礼音と晶どちらを選ぶのか、みちる失踪事件の真相は?
    気になって目がはなせない!
    続きを読む

    投稿日:2017.08.25

  • kobayakawabooks

    kobayakawabooks

    このレビューはネタバレを含みます

    全11巻。
    礼音は、子供の頃アメリカでフィギュアスケートをしていた。
    それはクラブコーチの娘のみちるに惹かれていたからだ。
    ある日みちるが行方不明になった後帰ってくると、何か変わっていた。
    みちるに家出しようと誘われた時に応えていれば行方不明にもならずに済んだのでは?と思いながら礼音はアメリカでバレエ、みちるはフィギュアスケートで日本と離れ離れになって数年後、再会する。
    みちるの過去の事件とアイスダンスのパートナーの晶と礼音の恋の物語。

    さいとうちほみたいな安野モヨコみたいな絵で可愛い。
    可愛くて魅力的なヒロインだからこうなっちゃうかーな納得の三角関係。
    スポーツものでサスペンスあり、恋愛ありでお得な作品。

    巻末に作者のあとがき付き。

    「きみはペット」のすみれ夫婦もちょこっと登場。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2017.01.06

  • hvnstr

    hvnstr

    このレビューはネタバレを含みます

    「きみはペット」で知られる少女マンガ家のスポーツもの。ヒロインがダウナー系なせいか、いまいち感情移入できない。主人公青年いい人なんだけど…。この人の漫画に出てくるイケメンってヘンな人で女に報われない男が多いよね。唇の厚さがいつも気になります。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2014.09.12

  • こはる

    こはる

    フィギュアスケートやバレエの漫画は今まで数え切れないほど読んだけど
    アイスダンスは初めて。
    といいつつ連載当時は立ち読みしてたけど。

    ミステリー・恋愛・スポ根と見所満載。
    そんでもってフィギュア好きには元ネタが分かって面白かったりする。続きを読む

    投稿日:2012.01.17

  • amanojaku

    amanojaku

    全巻読破
    スケート好きには堪らないであろう漫画

    ちょっと大人な少女漫画で、性描写もあるし、虐待を受けた主人公の心情がリアル
    話的にはちょっとのんびりしてるかなーとも思ったが

    絵が綺麗
    私はヒーローよりも晶くんの方が好きだったな
    結局は元の鞘に落ち着いた感じだったね
    やっぱり少女漫画だ
    ああいうよく分からない恋愛模様はまさに少女漫画
    砂時計とかNANAとか好きな人は読んでみるといいんじゃないかな
    続きを読む

    投稿日:2011.12.03

  • irodori

    irodori

    レンタルで全10巻読了。

    フィギュアスケートが好きなのでちょっと気になって。
    でも私は専ら男女シングルばかり観ているので、アイスダンスが題材
    って大丈夫かな~・・・とは思ったのですが。

    ミステリー部分が面白かったんだけど、意外と平凡な真相でした (^ω^ ;)
    フィギュアスケートに関連する用語だったり、タチアナ・タラソワコーチに
    似た毛皮モフモフなおばさんが出てきたり、ニジンスキーのネタが出て
    プルシェンコ選手の神プログラムを思い出したり、ちょいちょいニヤニヤ
    できるシーンがある(笑) あ、『きみはペット』 のモモも出てきてたわw

    そんな小ネタも楽しめる作品です。
    中野友加里(元)選手、鈴木明子選手がコメントを寄せてて驚いたw
    続きを読む

    投稿日:2011.11.20

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