新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
奥田英朗 / 集英社文庫 (168件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
えびすけ
人生の一ページ
1978年から1989年までのお話。知ってるだけにいろいろと懐かしい。 ビートルズ暗殺だとか、キャンディーズ解散だとか、ダブルデッキだとか、 松田優作のブラックレインだとか、バブル景気だとか、 …物語もさることながら、時代背景だけで楽しめた。 名古屋から上京してきた青年が大人になっていく過程。 最後はいつのまにか30歳になって、これから人生どう生きるか、みたいな。 男の30歳も節目なのかな。 誰もが通る道だけど、人生いろんな生き方があって、 転んで失敗して、若いときはあっという間に過ぎちゃうんだよな~ とか、過ぎてしまった人間としては懐かしく思う、青春グラフティ。 続きを読む
投稿日:2017.05.18
報告する
"powered by"
マゼンタ
自身が名古屋出身なので名古屋弁や名古屋人のくだりは面白かった。あと、年代も自分と久雄が3歳くらいしか違わないので親近感が持てた。
投稿日:2024.04.13
魚紳
所々にあるトピックが懐かしかった。同年代か。確か新宿の喫茶店でバイトしてたとき有線がジョン・レノン一色になりジョンが死んじゃったことを知りました。
投稿日:2023.12.30
ヤスノブ
良い作品でした。 1980年代、私は高校、大学生の時代でした。 洋楽のロックグループ、ロックスターに憧れてた。 将来の目標は無かったけど、何んの不安も感じなかった。 私にとってはそんな時代でした。
投稿日:2023.05.20
ちょぴん
奥田英朗の書く女性像に だんだん共感できなくなってきた自分がいるw 時代だからしょうがないのか 最近はどんな風に書いてるのか気になるな。 でもこの人の書く人間模様は ほんとリアルだよなあ あと…サラリーマンにはなりたくない と強く思ってしまいました 仕事してるとこの描写にイラしてしょうがなかった。続きを読む
投稿日:2023.04.18
turlinco
1980年代バブル期に青春時代を送った奥田英朗の自伝的小説みたい。キャンディーズ解散やジョン・レノンの死からベルリンの壁崩壊まで時代の節目に立ち会った純粋な青年の日々が生き生きと描かれている。
投稿日:2022.06.28
rainygreen
文庫化された2004年に買って読んで以来、本棚に大事にしまっておいたのだが、久々に再読。読み始めると止まらなくなる。やはり素晴らしい。 青春小説としての甘酸っぱさと、昭和最後から平成の最初にかけての…10年ちょっとの時代の記憶が、二重のノスタルジーに浸らせてくれる。 1978/4/4キャンディーズ解散コンサート 1979/6/2 江川卓初登板 1980/12/9 ジョン・レノン暗殺 1981/9/30 オリンピック開催都市名古屋落選 1985/1/15 新日鉄釜石7連覇&北の湖引退 1989/11/10 ベルリンの壁崩壊 自分は、著者や主人公より一回り下の世代で、ほぼ小学生から高校生くらいまでの時期に当たるけど、これ以外にもたくさん出てくるあの時代の出来事や事物、そして携帯やネットはなかったけど、どこか豊かで安心感のあった時代の空気を思い出す。 ベルリンの壁が崩される様子をテレビで観ながら、「東西冷戦も終わったんだな」「世界はこれからが本番ってことよ」と語り合う。当時はホントそんな高揚感に溢れてたんだよな。 上京して都会に翻弄される様子や、ちょっと変わった長身美女との思いがけないデートでのやり取り、可笑しくって愛おしい。大学サークルでの異性との微かな恋愛や仕事を覚えて後輩にきつく当たって諌められる件りなど、誰しもが思い当たる経験の語り方がうまいなあと思う。 昭和のあの時代にも、先の知れぬ未来を抱きながら奮闘していた若き日々にも、もう二度と戻ることはできない。だからこそ眩しい。続きを読む
投稿日:2022.05.08
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。