not simple
▼prologue▼♯1~♯12▼epilogue●主な登場人物/イアン(家族を求め、放浪を続ける青年)、ジム(イアンの人生に興味を持つ彼の友人。小説家)●あらすじ/アメリカのとある州。駆け落ちの計画がばれ、父親から「恋人を殺す」という脅しを受けた少女・アイリーンは、恋人の身を守るために、偶然道端で眠っていた青年・イアンをその身代わりにしようと思いたつ。自分を監視する父の手下の眼に、イアンが恋人であると映るよう振る舞うアイリーンだったが、イアンの身の上話を聞くうちに、彼が自分の叔母と再会するため・・・
主な要素
そのほかの主な要素
- シリアス
- BL
- 兄弟姉妹
- 感動
- 音楽
「not simple」に似た漫画10選
-
両親を亡くし、知人夫妻に引き取られて「この町」へやってきた菫。この町は、死後49日間、つまり四十九日の間、死者の姿が見え、会話もできる不思議な町だ。そんなある日、菫のクラスメイトの男の子、豊村が亡くなる。その豊村から、菫は突然、「好きだった」と告白される。実体こそ持たないが、生前と変わらぬ姿で登校し、友人達とふざける豊村。彼の告白を、とても本気のものとして受け止められない菫だが・・・?繊細で濃密な世界観で熱い支持を集める作家・登田好美の、意欲作!!
-
Twitterで「泣ける」と話題沸騰!サンエックスの人気キャラクター「センチメンタルサーカス」がコミックになりました。水彩タッチで描かれた、淡く儚い世界観を堪能できる一冊です。――――――――――――――――「ねえ きみは 今日も 笑ってる?」忘れられても、ヒトリボッチ同士でも、誰かとつながっていたいんだ。たまには 泣いても いいんだよ。大丈夫 ずっと ここで 見てるから――街角や部屋の片隅に忘れられたぬいぐるみたちが、 夜にこっそり抜け出して結成したちょっと切ないサーカス団の物語。今夜も不思議な仲間が集まって、ショータイムのはじまりはじまりです・・・・・・。
-
森内ひとみは、遠縁の親戚の孤独死現場の処理を遺品整理業社の「ヒューマンズ」に依頼したことをきっかけにその仕事に興味を持ち、やがて自ら入社する。依頼人だった時の経験から仕事の内容はわかっていたつもりだったが、死亡現場、故人が死に至った経緯、生前の生活…目の当たりにする光景は想像を遥かに超えるものだった――。死を通して生を考える、あたたかくも切ない珠玉のヒューマンストーリー、第二シーズン!
-
「僕は生まれてきちゃいけなかったの?」親に虐待される子ども、捨てられた子ども、苛酷な労働を強いられる子ども…。古今東西の童話・名作・実話をモチーフに、残酷な世界に生まれ大人たちに虐げられながらも、懸命に生きようとする子どもたちを描いた、愛らしくも切ないヒューマンドラマ!
-
俵 万智
「小蟹さんの澄んだ心の目。そのまなざしを借りて私たちは、忘れそうなほど小さくて、でもとても大切な何かを見つめなおす。たしかに降ってきたけれど、とっておけない雪のように。」
雪のように静か。冬の朝のように新鮮。
自分の気持ちに触れることができるのは、こんな時かもしれない。
[収録作品]
●「うみべのストーブ」
運命のように出会ったえっちゃんとスミオにも、ある日訪れた別れ。傷心のスミオを海に連れ出したのは、隣で彼を見守り続けていたストーブだった・・・。
「ふたりが・・・お互いに、好きだったこと 私はちゃんと覚えてる 何度だって思い出すよ」
連載時のカラーを再現し、2色刷で収録。
●「雪子の夏」
トラックドライバーの千夏が雪の日に出会った、雪女の雪子。夏のあいだは消えてしまうという雪子に夏を見せてあげたい。忘れられない夏の物語。
「誰もあたしのことを 思い出してくれなくなったら こんなぼんやりしたまま 永遠に消えちゃうの?」
●「きみが透明になる前に」
ある日事故で透明になってしまった夫。彼の姿が見えないことにほっとしている自分はもう、彼を愛していないのだろうか・・・。見えないものに触れる、夫婦の絆のかたち。
「ねえ泉 ありがとう 僕を見つけてくれて」
●「雪を抱く」
パートナーとの間の妊娠を知り、複雑な気持ちの若葉。大雪で家に帰れなくなったある日、偶然出会ったコウコと朝までの時間を過ごす。女性の身体をめぐる物語。
「わたしの身体が わたしひとりだけのものだったことなど 一度でもあっただろうか」
●「海の底から」
仕事で忙しい毎日を送る深谷桃は、かつてのように小説を書くことができない。いまの自分はまるで海の底から上を見上げているようで・・・。創作に向き合うことができないでいる生活者の苦悩の物語。
「悔しい 書かなくても幸せでいられるのが」
●「雪の街」
はなれていた親友の突然の死をきっかけに訪れた、昔住んでいた町。思い出のファミレスで出会った森田という男と、死んでしまったスーちゃんのことを思い出しながら、雪道を歩いていく。
夜の黒さと雪の白さは、彼らの弔いを静かに描き出す。
「鈴木さんがどこかで 元気でいてくれるといいなって ずっと思ってました」
●「たいせつなしごと」
単調な仕事に明け暮れる毎日のなかで、いつのまにか自分の心は動かなくなっていた。いつかどこかのゲートが開いて、別の世界へ行けたなら・・・。暮らしのなかにある光を見つける小さな物語。 -
僕たちは恋人ではない。付き合ったこともない。友達、とひと括りにしてしまうには言葉足らずな気がする。名前はない関係。不安定な安心感・・・・・・小説家miyamuとイラストレーターyasuna、二人のアーティストが紡ぐ、“つらら”と“バン”の愛し切ないラブストーリー
-
決まり切った毎日を送る会社勤めの八坂弘は、ある日、駅でスリの子供に遭遇した。その子は弘の手首の傷痕を見て尋ねる、痛かった? と。その日、はじめて弘は無断欠勤する。その子はくしゃくしゃの紙切れに自分の名前を書いて弘にプレゼントした。紙切れには《ネジ》の文字……。二人の奇妙な共同生活は始まった……。