水木しげるのニッポン幸福哀歌
水木しげるの「幸福」にまつわる20の物語を描いた、珠玉の短編漫画集。昭和42年に刊行されて以降、誰も見たこともない作品を多数収録。コレクターにとっても目が離せない貴重な短編の数々が一堂に!
主な要素
そのほかの主な要素
- ホラー
- ノンフィクション
- SF
- エッセイ
- シュール
「水木しげるのニッポン幸福哀歌」に似た漫画10選
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ときに昭和20年――やけつく太陽が満州の原野をじりじりとこがしていた・・・・・・。取り残された日本軍の小隊は、絶望の淵に立たされ、国へ帰ることを渇望していたが、国境に居残りを命じられ迫りくるロシアの戦車隊に踏み潰されるのを待つのみであった。特務機関の黒木が連隊長のもとへ向かうと、そこには無残にいたぶられ捨てられた一人の女が横たわっていた。黒木とその女は旧知の仲であった・・・・・・。激動の時代を生き、明日を求めてあがいた男と女の物語を集めた、傑作劇画短編集!
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ちばてつや、23年振りの最新短編集!!
巨匠・ちばてつやの23年振りとなる短編集!
戦後の満州引き揚げを描いた「家路 1945-2003」、漫画家デビュー時に謎の体調不良にさいなまれた日々を描く「赤い虫」、トキワ荘グループとの交流のきっかけとなった”事件”を描く「トモガキ」、そして最新発表作となる、名作『のたり松太郎』誕生前夜を描いた「グレてつ」といった、2000年以降に描かれた氏の貴重な自伝的読み切り作品を、掲載当時のカラーを含め完全収録!似ている要素- ノンフィクション
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昭和44年、翌春に万博博覧会を控えている大阪――。「私」はペットショップで子泣きじじいを見そめて買った。飼い方がわからず四苦八苦の日々が続くが、「豆じぃ」を飼うことで忘れていた大切なものに気づくことになる・・・。
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これは昭和30年、のちにやってくる日本の高度成長期のまだ手前。テレビ・洗濯機・冷蔵庫が「三種の神器」と呼ばれていた時代のお話。まりと晶子、2人はお人好しの男に近づいては、お金を取れるだけ取ってポイッと捨ててしまう女詐欺師コンビ。晶子は男運がなくすぐに貢いでしまう悪いクセがあり、まりは冷酷なほど完璧に任務をこなし隙を見せないしたたかな女。ある日の詐欺のターゲット・財前は幸運にも大金持ちのご子息だった。搾り取れるだけお金を出させたが、修太郎のあまりの優しさに思わず心が揺らぎ、良心と罪悪感が、まりを思わぬ行動に突き動かして…!? 表題作を含む読み切り作品全4話を収録した短編集!
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昭和15年太平洋戦争のはじまる少し前のこと、旧制中学生の卯太郎と皐はある妖怪と出会う。人語を解する牛妖、それは「件」だった─『鬼を語れば』。
妖怪コメディ『秘眼探偵しりめちゃん』、妖怪と共に古本屋にひきこもる高校生とクラスメートのボーイミーツガール『妖堂奇譚アンチソーシャルコント』、江戸時代の堺を舞台にした怪談『犬神』、『卯太皐縁起』の読み切り作品を収録。妖怪をテーマにした短編集。