押し入れ
恐怖、復刻! 山岸凉子が、人の心の真の闇を描いた4編。迫力の筆致がよみがえるカラー扉絵を、全カラー収録した、完全新装版!!死の淵をさまよう男が体験した世界を描いた『夜の馬』。母親の、我が子への偏愛がもたらした破滅への道程『メディア』。実話をもとに語られる『押し入れ』。そして、愛を打算にかけた男が取り憑かれた怨念の形『雨女』。衝撃の4編が、あなたを捕らえる。
主な要素
そのほかの主な要素
- 狂気
- ホラー
- ノンフィクション
- 地獄
- 介護
「押し入れ」に似た漫画10選
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【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】厩舎で働くレイチェルの夢――それは障害馬術でオリンピックに出ること。ある日、ジャンプの練習中に落馬したところをディエゴ・オルテガに介抱される。彼は馬の調教にやって来たポロの伝説的選手にして億万長者。プレイボーイとしても名高い彼に反感をもつが、ついに彼の誘惑に負けて一夜をともにしてしまう。彼と送る、めくるめく夏の日々。その時はまだディエゴの子供を身ごもったまま彼の前から姿を消すはめになるとは、レイチェルは予想もしていなかった。※この作品は単行本「冷たいプレイボーイ」の分冊版となります。重複購入にご注意下さい。
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リーザは砂漠にぽつんとたたずむ廃屋の前でジープを停めた。人けのない土地は、写真家としての彼女を魅了してやまない。だが夢中でシャッターを切るうちに、彼女は足をくじいてしまった。悪いことに地平線には砂嵐が近づいていた。迫り来る脅威。身動きのとれないリーザ。間一髪というその時、黒い馬に乗った男性がリーザを軽々と抱きあげた! この美しい男性はいったい誰? 彼が何者かもわからぬまま、リーザは助かるために彼にしがみつくしかなかった・・・。※この作品は単行本「星降る砂漠で」の分冊版となります。重複購入にご注意下さい。
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悲運の死を遂げた名馬テンポイントの墓には訪問者の絶えない。彼の墓を訪ねた中年男性は・・・!?実在した競走馬、そしてその馬と共にする人達との絆を描く感動のスーパーホース列伝。馬が好きな方にオススメです。
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オメガとアルファだから?こんなに嫌いな相手なのに、一緒にいると身体が火照って、目がそらせない……“触れたい”―――…。こんなの、おかしい…よね…?
稀有な性別…オメガとして生まれて26年のアカリは、多様化推進ということで表面上「オメガは冷遇されていない」とされる社会の中で、それでも生き辛さを感じていた。思春期にはからかわれ、就職活動ではエントリーシートすらまともに見てもらえない…。だからこそ「みんなが住みやすい社会になるように頑張りたい」と人一倍強く考えている。
そんなアカリの会社に、国から『αとΩが一緒に働ける環境を整える』いわゆるダイバーシティ推進のアドバイザーとして、国家公務員のカエデが派遣されてきた。彼はアルファでイケメン、仕事はできるけど、すぐに怒るし、可愛げもない!こんな人と一緒に働くなんて…。
イケメンだけど、ウマが合わない。いつもぶつかり合ってばかりのこの人と、まさか「運命の番(つがい)」だなんて、誰が想像できる!? -
スペインのダ・シルヴァ城の厩舎に忍び込んでいたレキシーの前に、突然黒い馬に乗った男性が現れた。彼は息をのむほどに美しく、強烈に魅了されたレキシーは、唇を奪われても抵抗することすら忘れていた。パパラッチにふたりの写真を撮られるまでは。男性は城の主にして世界的な実業家セサル・ダ・シルヴァだったのだ。レキシーはめまいを覚えた。きっとタブロイド紙が大喜びしてふたりの素性を暴くだろう。私は誰にも知られてはいけない暗い過去を持つ女なのに・・・。※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。※この作品は単行本「憂鬱な城主」の分冊版となります。重複購入にご注意下さい。
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イサルトが家族で細々と営んでいた牧場が経営難に陥り、アラブの小国を治めるシーク・ナディムに買い取られることになった。ところが、下見にやって来たナディムは1頭の馬を気に入り、その馬を調教したイサルトに彼の国に同行するよう命じる。牧場を奪い取っただけでなく、病気の父を置いてアイルランドを離れろですって!? 激しく反発を覚え抗議する彼女にナディムは黒い瞳を冷ややかに輝かせ、言い放った――ここが僕のものになった以上、君も僕のものだ。※この作品は単行本「砂漠の国にとらわれて」の分冊版となります。重複購入にご注意下さい。
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【描き下ろし付き】牧場の一人息子・ヨシは、同性の恋人のダルタとの結婚を両親から反対されていた。「男同士で結婚して何になる。子供はどうするんだ」と詰め寄られたヨシは、うまやを飛び出したところで馬に蹴られ、胴体がちぎれてしまう。最愛の恋人の悲惨な状態を見たダルタはその馬を殺し、ヨシと馬の身体を繋げることを思いつき…。新鋭・内川千尋が描く、一度読んだら忘れられないシュールで不気味な短編集。
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▼第1話/ボロロ〔アマゾン編〕▼第2話/ワタカ〔日本編〕▼第3話/風狗〔日本編〕▼第4話/Tama(聴耳草紙より)〔日本編〕▼第5話/印南野(いなみの)(今昔物語)▼第6話/夜行(やぎょう)さん〔日本編〕●あらすじ/少女・ユキの一家が飼っていた馬が死んだ。農民にとって牛馬を失うことは、死を意味する。新たな馬を購入するために、ユキの母は質奉公に出た。質奉公とは、身売りのことである。その後、女房を失って自堕落になった父に、母と同じように身を売られそうになったユキは、山へ逃げ込み、そこで白馬に姿を変えた母に出会う・・・(第2話)。●本巻の特徴/大和(現在の奈良県)に伝わる話を描いた表題作「ワタカ」をはじめ、今昔物語から3つのエピソードを選び、作者の意図によって自由に配置・改作した「風狗」、「聴耳草紙」に着想を得た「Tama」、阿波の伝承話「夜行(やぎょう)さん」など、全6話を収録。初出は「ボロロ」1979年、「ワタカ」1974年、「風狗」1979年、「Tama」「印南野」「夜行さん」1980年。●その他のデータ/巻末に、藤本由香里氏によるエッセイ『観音さまの口』を収録。