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スティーヴン・キング, 白石朗 / 文春e-book (5件のレビュー)
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isukaaa
このレビューはネタバレを含みます
夕日に包まれるトウモロコシ畑で、ビリーとアリスが会話する場面の描写はとても美しく、言葉は切ない。邦訳にあたり、なぜ原タイトルがそのまま使われていたのかが分かった。
投稿日:2024.05.05
ワンbooks
この人がここでこうつながるのかー っていう面白さはありました いろいろな根本の原因は 日本の戦国武将のような アメリカ版というか、事実ありそうな。。 でも、小説の中に、小説を描き そこから話が進展していくところは とてもおもしろいし、興味深かったです。 もっとスティーブンキングに詳しい方や 原本で読むことができるかたなら もっと、キングと作中作の違いがわかり 興味深く読まれるかと思います。 単純な感想は、すごく切ない。です。 異能機関のすぐ後に読んだけど 異能機関もそうだったけど なんか最後切なくなるんだよね・・・ そういえば、グリーンマイルもしかり。 グリーンマイルは映画で何度も泣いたけど 本で読むと 、やっぱり切ない感情だけ残るんだよね・・・
投稿日:2024.05.02
MISERY
凄腕の殺し屋ビリー・サマーズ。そのビリーが殺し屋を引退することを決め、最後の仕事を請ける。ターゲットを狙うチャンスは一瞬しかなくそのために身分を小説家と偽りその街に馴染もうとする。殺し屋でありながら近…所の人たちと穏やかな交流を始め、その楽しさと騙していることの後ろめたさに心痛めていく。この近所の人たちとの日々の描写がとても良い。その生活と殺し屋としての仕事の後の、特に下巻に入ってからはさらに面白くなっていく。殺しの依頼とその裏にあるものとの闘いと途中から守るものができたビリーの生き様がとにかくいい。上下巻で二段組のボリュームだけど引き込まれてどんどん進んでいく。現時点で今年のベスト。続きを読む
投稿日:2024.04.29
ぽてち
上巻とは打って変わって、本巻では四面楚歌の状況に陥ったビリーと、彼が命を救った女性との逃避行が描かれる。もちろん逃げるだけではない。ある場面を境に反撃に転じることですべての謎が明らかになる。その間もビ…リーの執筆は続いており、作中作を通して彼の辿ってきた人生が垣間見える構成だ。“殺し屋”という究極の犯罪者でありながら、正義感の強い男が成り立つ理由がわかる。うまいなあ。 本作にスーパーナチュラル要素は皆無だが、ある作品の舞台となったホテルの跡地が登場し、ちょっとだけ不穏な空気が漂う。思えば、あの作品の主人公も作家だった。続篇に山荘と絵は出てきたんだったか……? 本書は「作家デビュー50周年記念」刊行第2弾で、今後連続刊行が予定されているとか。とても楽しみだ。続きを読む
投稿日:2024.04.28
文藝春秋公式
【キング史上最も美しいラストに涙せよ】予測不能な展開がビリーと読者を待ち受け、涙なくして読めぬ結末が訪れる。帝王最高の犯罪小説にして、その物語愛が横溢する大傑作!
投稿日:2024.03.22
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