【感想】たぶん、なんとかなるでしょう。続

北海道に住む作者一家の子育ての日常を描くコミックエッセイ（フィクション）。
「母の友」連載5年分（2017年4月号〜2022年3月号）＋まえがき的「もう一度、はじめまして」とあとがき的「もう一度、走り…出す」を描き下ろし、連載終了1年半後の作者夫妻特別インタビューも加わった完結編。
連載中は次女が真っ先に楽しみに読んでいたし、わたしも毎号ほんとに楽しみにしていた。今回、ひさびさに読んだ描き下ろしで声を上げて笑ってしまい、やっぱりこの作品が好きだと改めて思った。「たぶん、なんとかなるでしょう。」というタイトルも、初の連載で当初お試しで一年と思ったものが十年にわたったことを思えばほんとうにその通りだし、子育ての日々もまた、このぐらいの姿勢がよい塩梅なのだろうなあと思う。続きを読む