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藤原辰史, スケラッコ / 福音館書店 (5件のレビュー)
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みみり
タイトルはシンプルだけど、内容が壮大。 食事の時間はさながらお祭り。まずは色、香り、食感を楽しむ。どこでなにを食べたかは、記憶とも結びついている。 その食べ物が食卓に到着するまでには、生産者や運送業な…どたくさんの人々の関わりがある。コメの改良の歴史は過去の人たちとつながっている。発酵食品にいるからだにいい菌のこと、微生物のこと…。 いやはや… 壮大すぎて、一度さらっと読んだだけでは飽和状態。「食べるって、すごい…」というペラペラに薄い感想になってしまう。 図書館で借りたけど、これは買いだな、ということで星5つ。 とりあえず、茶色が多めなうちの夕食をなんとかしたい…。 いろんな彩り。いろんな食感。お弁当持ってピクニック。 あぁ…とてつもなく遠い目標に感じるけど、日々の食卓がお祭りのようににぎやかになるよう、できることからやってみよう…。続きを読む
投稿日:2024.04.24
うちゅうのこども
図書館本。命を頂く、食べる。肉や魚だけでなく、穀物も命を頂くということを教えてくれます。長女の「面白い」が出た本。
投稿日:2024.04.04
hibiehon
食べることで食べものを作ったり運んだりする多くの人とつながり、私たちが食べる生きものたちとつながり、私たちが食べたものを食べる内臓にすむ生きものたちとつながり、食べるために発達してきた歴史や文化とつな…がる。いろんなことがつながりあって支えあっているから私たちが生きている。「食べる」とはどんなことかを様々な視点から考える。食べるってにぎやか。ここに世界がある。続きを読む
投稿日:2024.04.03
Manide
■感想 この作品も、目の前にあるものに対して、多くの人が関わっている、それは、今生きている人だけではなく、多くの歴史も、関わっているということを伝える作品でした。 食べる行為に対して、より広いイメー…ジを持っていると、より幸せになれるだろうな〜と感じました。 そうですね、「いただきます」を、しっかりやろう!と、今年の目標が一つできました。毎度、レベルの低い目標ですが(笑) 34、35ページは、なかなかよかったです。 だけど、、、微生物も食べているという表現が、小さい子が読むと、よくないイメージを持つ子もいるだろうなと、、、感じる作品でもありました。 とてもイメージしやすいイラストが、とてもリアルでした。 ■内容 食べることって、とっても賑やかなことなんだ。という言葉から始まります。そして、食べることについて考えていきます。 食べる行為は、とても忙しいこと。 歯や舌やあごだけじゃなくて、目や耳も鼻も大忙し。 食べることとは、さっきまで生きてきたものたちが集まって一緒にくりひろげる賑やかなお祭り。 たくさんのふしぎシリーズの中でも、文字が多い作品でした。続きを読む
投稿日:2024.02.11
NORIS
藤原辰史さん初登場、絵のスケラッコさんは高野秀行さんの納豆の本に続くご登場。 毎号はずれなしの「たくさんのふしぎ」だけれど、新年にふさわしく大きなテーマでぐっとひきこまれるものすごい作品だった。 入…り口は、「ふだんのなんてことない食事も、ひとつひとつの材料をたどっていくだけでもたくさんのつながりの末に口にできているんだよ」という「そりゃそうだけど」といいたくなることで、文章量もけっこう多く、「食べることはにぎやかなお祭りだ」といわれてもわかったようなわからないような感じなのだけど、共時的な話から通時的な話になったぞ、とついていったら中盤の微生物の話あたりでいきなりギアが入ったようにおもしろくなって、読んでるほうも気持ちがどんどん高ぶってきて、ああ、食べるっていうのはこんなすごいことなんだなあという実感とともに本を閉じた。なんなんだ?! 「食べる」の意味を紐解いていくという誘い文句でそんなところまでつれていかれるなんて想像もしていなかった。わたしもあなたも、人だけでなく生きとし生けるものはみんな地球の循環の一部なんだという自覚からなにかがはじまる、そんな気づきのある一冊。続きを読む
投稿日:2023.12.01
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