【感想】ドラミちゃん

藤子・F・不二雄 / てんとう虫コミックス
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
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ブクログレビュー

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  • Zwarte Beertje

    Zwarte Beertje

    すみずみまでドラミちゃんづくしでとにかくかわいいのでそれだけで★5。
    ドラミちゃんがかわいいのでみんな読むべきだと思う。

    ひさしぶりに藤子・F・不二雄の児童向け漫画を読んだが、構成、コマ割り、短いセリフで伝える技などがとにかく芸術的である。すごい。

    またときどき登場するドラミちゃんの搭乗回をまとめたものなので、ドラミちゃんのキャラや造形が少しずつ変わっていったり、スネ夫のキャラが当初は安定していなかったりといった変遷が見られるのも面白かった。
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    投稿日:2024.02.12

  • fukayanegi

    fukayanegi

    このレビューはネタバレを含みます

    大晦日だよ、ということでドラえもんならぬ、ドラミちゃん。
    ドラミちゃん登場50周年記念ということで、先頃記念出版されたとの報をなおなおさんから頂き、手に取りました。

    「大晦日だよ、ドラえもん」は子どもの頃は定番のお楽しみ。
    夕方から夜の時間帯でやっていたような気がするけれど、今年はなんと朝の9時から。
    何なら、今年なくない!?という年もあったような気もするので、ないよりはいいけど朝9時って大晦日感ありますか?
    どうせ録画して観るのであまり関係ないですけど。
    TV局もそういうの見越しての番組編成なのでしょうか。

    さて、ドラミちゃんメインの本書。
    構成がうまい。
    序盤は、いつもドラえもんが対応する場面で毎回ドラミちゃんが出てきて、自然に役割をこなしている。
    ちょっとお節介ぎみなところや、隙のないようで実ははずしているところがお兄ちゃんとまた一味違う風情を出してはいるけれど、もはやこのコンビなのではないかとも思うくらいに主人公的な座に収まっている。
    あれ、これドラミちゃん担当の話だったんだっけ的なよく知る話も挟みつつ。

    そうかと思うと中盤、冒頭カラーになる「ドラえもんとドラミちゃん」ではドラミちゃんの奮闘空しく、初登場の出来杉くんが早くもしずかちゃんと良い感じになってしまうのだが、その状況をあっさりと割り切るのび太の姿が。
    次ぐ「しょんぼり、ドラえもん」でも。。。
    ドラえもんはこういうのび太が何十回に一回出てくるところが、くせになるポイントなのですよね。
    結局ドラミちゃんがかませ犬(猫型だけど)的存在になってしまって可哀想かなと思っていた矢先、やっぱりドラミちゃんなくしてドラえもんのピンチを救えない話も出てきてそのポジションを確固たるものに。

    そして最後の最後に「ドラミちゃんは奈良県、XXXXさんのアイディアです」って。
    えぇー、ドラミちゃんて読者のアイディアで生まれた存在なの!?

    という感じで、我が家の鉄板アニメを別角度から堪能させて頂きました。

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    投稿日:2023.12.31

  • ikezawa

    ikezawa

    ドラえもんとは違った厄介さがある。
    本気を出せばのび太を改善することができる能力を持っているけれど、長期的にはのび太が音をあげてしまいそう…
    ある話で変装するのだけれど、ドラミちゃんのセンスが隠し切れてなくて可愛らしかった。続きを読む

    投稿日:2023.12.23

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