【感想】子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

フィリッパ・ペリー, 高山真由美 / 日本経済新聞出版
(58件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • きゃろらいな

    きゃろらいな

    子育て中の身にはいろいろと覚えがありすぎてグサグサきました。子供との向き合い方や事例が詳しく書かれているので学びがありました。
    ただ、そこまで衝撃的なこともなく、他の育児書で一般的に言われている事でもあるように思えます。続きを読む

    投稿日:2024.05.16

  • eachboy

    eachboy

    子どもだけでなく、人間関係にも深く考えさせられる名著。

    2人の子どもの父親であるけど、関わり方に関して凄く参考になり、生き方にも影響与えてくれました。

    子育てはまだまだ終わり無く、我が母親との関係も続く。
    読んで損は全くありません。
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    投稿日:2024.05.15

  • リロママ

    リロママ

    とても面白かった。親としてのあり方を伝えてくれる本

    子育てをしていると子供だった頃の自分の対峙しているような感覚を持つことがある。自分の過去のマイナスな感情や経験が無意識のうちに反映されることがある。また親から受けた価値観で嫌だったこともそのまま反映していることがある。その悪循環から意識的に断ち切る必要があると思った。
    実は子供を怒りたくなる時は、本当に子供が悪いわけではなく、自分と子供との関係性において起きている様々な結果にしか過ぎないので、子供を責めるのは違うのかもしれないと感じた。

    本当に良い本なのですが、子供を持っていない人が読んでもぴんとこないと思います。幼児期の子供がいるくらいの人には参考になるだろうし、小学校低学年の子育てが上手くいっていない人によいかも。
    また、内容は良いのですが、英語原作を訳しているので読んでいてすっと入ってこないまどろっこしい文章だなと思って読んでいました。
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    投稿日:2024.05.08

  • mayoko

    mayoko

    子供との関係をすばらしいものにするために親がやるべきことは、子供の話をきちんと聞き、なにを求めているのかをしっかり理解すること。

    それはまあ確かに子育てにおいて大事なことかもしれない。でもそんなきれいごとばかりじゃないだろうと。事例含めあまりにも理想的すぎて共感できなかった。よくある子育て啓発本とあまり違いを感じない。これから親になる人は読んでみてもいいと思うけど、この通りにいかなくても落ち込まないでほしい。
    私はタイトルから親との関係に問題がある人向けかと思って読んだので残念だけど内容が刺さらなかった。どちらかというとこれから子育てをする人向けのアドバイス。
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    投稿日:2024.05.03

  • wakaba

    wakaba

    出産予定日の2週間に読んでいる。
    子育てって子供とじゃなくて旦那とでもなくて
    自分との対話、ってことらしい。

    子供に対して怒りを感じるとき、
    それは目の前の子供に対してじゃなくて
    過去の自分、親、との出来事を透かしてみてるからなのかもしれない。

    私の場合自分の思い通りにいかないとイライラしてしまう、それはなぜか?
    昔からなんだってよくできて、褒めてもらえてたけど、中学のときの友達関係、高校のときの部活、そこだけはどうしてもうまくいかなかった、その時の記憶?

    じょうずに甘えられるひと、お世辞を言えるひと、媚を売れるひとに対してマイナスの感情がある、私が小さい頃甘えられなかったことの裏返し。(嫉妬)

    子供は何歳になろうと、あなたがその子供に近い年齢だった頃に経験した感情を、体感できるくらいはっきりとおもいださせる。
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    投稿日:2024.04.30

  • ひゃっほう

    ひゃっほう

    大変良い本でした。読んでよかった。

    これまでに読んだ何冊かの育児書と共通する事項がいくつかあり、その中には「あ、私できるようになってるし、そう言えば子どもも変わった」と思えることもありました。
    例えば、まずは子どもの気持ちを受け止めること。何故突然泣き出したのか、あるいは怒り始めたのか分からないことが子どもには多々あるわけですが、公共の場などであっても頭ごなしに否定せずに「どうしたの?」と聞いたり、思い当たる理由を確認したりすることで、子どもはまず自分の感情が受け入れられたと安心し、情緒の安定につながるそうです(本によって表現は異なります)。
    これを意識して続けたところ、我が子にも変化がありました(単に成長しただけかもしれません)。

    本書によると、子どもが必要とするものとして「温情、受容、身体的な接触、あなたがそばにいること、限りない愛情、理解、さまざまな年代の人と遊ぶこと、ほっとする体験、そしてあなたからの多大な関心と、あなたの時間をたくさん」だそうです。そしてこれらを子どもに与えるのに邪魔になるうるものとして「自信の欠如、悲観主義、自己弁護、(中略)子どもへの苛立ち、子どもへの期待、子どもについての不安」が挙げられていました。
    仰る通りすぎて言葉が出ませんでした。我が子に謝り倒したい気持ち。

    この他にもなるほど実践しようと思えることが多く書かれている、学びの多い一冊でした。

    1番心に響いたのは以下の2つ。
    「親にとって一番高いハードルは、子どもが常に幸せでなければならないという考えを手放すこと」
    「完璧さは愛ではないけれど、愛は完璧だ」

    唯一残念だったのは、翻訳と私の相性が悪かったこと。読みにくさを感じてしまい、なかなか内容が頭に入ってこないことがありました。
    それを差し引いても、おすすめしたい良書です。
    続きを読む

    投稿日:2024.04.30

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