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友井羊 / 双葉社 (25件のレビュー)
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ぽんちー
とてもおもしろいストーリーでした。 ネタバレにはならないと思うのでいいますが、章ごとに語り部が変わるのが読んでいてとてもおもしろかったです。あと、愛歌ちゃんがなんでそんなに大食いなのかはわからずじまい…でした。 ただ、序盤の方の展開が主人公にいいように進みすぎていて、ピクシブの小説を読んでいるようだったのが少し残念でした。最後まで読めばしっかりといい小説だと言えるのは確かです。続きを読む
投稿日:2024.04.26
陽子の本棚
100歳で亡くなった料理研究家の 人生に絡むミステリー 料理が苦手な大学生はそれが原因で 彼氏に振られ 著名な料理教室に通うことになる アレルギーに関する事件 アルコール依存に関する事件 そして戦前戦…中戦後を いかに生きてきたか明らかになる そして大学生の祖母と料理研究家との 関係が読み手に明らかにされる 何だか料理教室に通って 美味しい料理を作りたくなった続きを読む
まきまきカタツムリ
このレビューはネタバレを含みます
料理に纏わる謎を、料理研究家の大家が解決していくのを20年毎に遡る形式で。 どんな料理にも、思いやりや愛がある。料理がつなげる出会いに、大河弘子の人生が素晴らしい。 夜中に甘いものが消えた謎はギムネマ茶で解決。 食物アレルギーでは偽装が発覚。 猛烈社員の時代には専業主婦の孤独ゆえにアルコール依存症が。 戦後、弘子が料理をふるまうようになるなかで、無くした親友との関係と再びの出会い。 全てが繋がっていく。
投稿日:2024.04.23
きーうぇい
料理×ミステリーすごく面白かった!!! まさか、料理とミステリーが掛け合わさるなんて!!! 作者の料理好き&食べることが大好きなんだなぁと、本からすごく伝わる。 そして、私も食べることが大好きで、料理…勉強中だから、読んでいてワクワクした〜!!! 友井さんの本は今回で2冊目だが、他の本も気になった。続きを読む
投稿日:2024.04.21
雨光粒 (れいんぼ)
料理×ミステリーで人気のある友井羊さん、初読み。 タイトル「100年のレシピ」にあるように、 この1冊で100年を語る、壮大な物語だった。 しかも斬新! 高名な料理研究家 大河弘子さん、満100歳を迎える! で、翌日この世を去る……(えっ?!)老衰で眠るように逝かれる。 5つの章では年代がどんどん過去にさかのぼっていく。 令和、平成、昭和のバブル期、戦後、そして戦前から終戦。 視点は他者で、ある出来事かおこり、その謎を大河弘子がときあかす。 最終章では大河弘子自身が語ってくれる。 時代設定がちがうから別の話……と思わせておきながら、最初からのながれに沿っていて、あぁ〜ココと繋がった!と腑に落ちたときが心地いい。 料理のシーンではよだれが出そうなほど美味しそう、それでいて書かれているレシピは手がかからずチャレンジできそうで作ってみたくなる! 謎解きはちょっと辻褄合わせがすぎる??とか、そんなうまく繋がる??と思えるところもあるけれど、大河弘子という人の良さ優しさ強さが作品全体を包み込んでいる。 本を開くと、オーブンを開けたような温かさと美味しい香りで満たされる感覚だ。 各時代のなかで、親しまれた食卓やレシピ、料理法も紹介されていて、懐かしさもある。 さらに、食品に関する事件事故などの史実や当時の物価、暮らしぶりも織り交ぜられていて、たんなるお料理小説やミステリーとの格のちがいを感じさせられた。 やっぱり美味しいものは人を幸せにするし、思い出とともに記憶に残るのだなぁ〜。 さて、今日の夕ご飯はなににしようかな? 大好きな栗原はるみさんにするか、土井善晴先生の一汁一菜で済ますか、やっぱり平野レミさんでドーンといくか!?
投稿日:2024.04.11
スコーピオン
ごはんの描写が非常にイメージしやすく 作ってみようと思えるレシピもあった 手間ひまかけることだけが愛情だと思い込んでいたが、当人が置かれた状況のなかで できる限りのことを考え、行動に移すことこそ 愛情かもとおもった。 伏線ありの短編ストーリーで構成されたドラマ小説、わずかにミステリー要素あり 最後が今までの短編ストーリーを綺麗にまとめていて良かった
投稿日:2024.04.04
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