【感想】実母と義母

村井理子 / 集英社ノンフィクション
(17件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
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8
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ブクログレビュー

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  • 2080977番目の読書家

    2080977番目の読書家

    情景が鮮明に浮かぶくらい面白い一冊でした。個人的には義母の行動言動に圧倒されてしまいました。笑
    著者の他の作品も読んでみたいと思います。

    投稿日:2024.04.30

  • きらりん

    きらりん

    親を選ぶことはできない。村井さんの義母は激しく、実母は大人しい全く正反対の親。その二人にどのように接してきたかが綴られている。
    特に、義母の激しさは極端であり、こうあるべきという思いが強い。嫁なんだから私のいう事はすべて聞くべきという思いがあふれている。その厳しい要望に体を張って抵抗する姿勢は見事でもある。
    そんな激しい義母も、年を取って認知症になるといい人になってしまうところは、少し切ないものだ。
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    投稿日:2024.04.17

  • とが

    とが

    個性的といえば聞こえはいいけど、身内だったら大変すぎるご家族だなあと。。
    産前産後邪魔でしかないようなことばかりされたら、恨んで介護しません!となってもおかしくないのに、最後まで面倒を見ようとされている村井さんは立派な方だと思う。

    旦那の祖父が先日鬼籍に入られ、旦那はもっと何かできたのかなと後悔していた(癌だったのでおむつ替えなどもしていて私としては十分サポートしていたと思う)のもあり、自分だとどうなんだろうと、当てはめて考えながら読んだ。
    とりあえずアルコールは適度に、相続関係は早めに、が教訓かな…
    いくら今が大変でも仲違いで会わなくなったりする間に帰らぬ人となって後悔した話などは山のように聞くけど、そうならないように、自分の心の余裕は少しだけでも残さないとと思う。

    また、義母は聡明で美人との事だが、大学を諦めたりするような家庭や時代…切なさも感じる。
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    投稿日:2024.04.12

  • エル

    エル

    実母も義母も強烈〜!!初対面から容姿を腐し、延々と他人の悪口を聞かせ、電話をかけまくり、子どもの家に突撃してきて自分が正しいと思う道に引きずりこもうとしている義母に関してはもはやホラーとしか思えない。それでも筆者も歳を重ね、実母も義母も認知症になったことで昔のアレはああいうことだったのかと思えてあげることがすごいな。私なら縁切りたいレベル。なかなか大変な村井さんの人生、興味深く読了。他の本も読んでみたい。続きを読む

    投稿日:2024.03.31

  • no-chindayo

    no-chindayo

    母との関わりについていろいろ考えた。
    甘えん坊で情緒不安定な妹、自由気まま浮き草生活の弟の姉としてしっかり者をやるしかなく、子供の頃からあまり母に甘えたり頼ったりしてこなかった。
    結果、老いた母に頼られることがしんどい。なぜかドライに客観的な気持ちになってしまい、手は貸せるけど、気持ちに寄り添えない自分に罪悪感、、、
    でも誰しも完璧な家族ではなく、悩み葛藤するのかなぁと少し救われた。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.23

  • kakinashi

    kakinashi

    面白かった。読みやすかった。
    実母だからできないこと、義母にだからできること。またはその逆も然り。娘と母は、近すぎても辛くなってしまうから、少し距離がおる方がお互いのためなケースが多い気がする。
    いつか後悔するのかな。まだ分からない。
    でも、その時がきたらまたこの本を手に取りたいと思う。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.20

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