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武川佑 / PHP研究所 (9件のレビュー)
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栞
具足師の視点から語られる戦国の時代、具足師は当然、戦に絡むので、忍びも登場。 忍びの人の描かれ方が、とてもリアルに感じた。武将には武将の、忍びには忍びの、立場や人間関係がある。具足師にも、同様に流派や…、当世の流行などがあり、深みのある作品で面白かった!!! ガチャで甲冑を集めている私には、たまらない1冊だった!続きを読む
投稿日:2024.05.13
咲夜 永夢
具足師の話は新鮮だった。甲冑見ても作ってる人の事って考えたことなかったので。 文章も読みやすいし、面白かった。 分からないところを調べながら読むと理解が深まる。
投稿日:2024.03.04
haru
とても面白かったです!最初は真田家の偵察として徳川家の間者だったけど、赤児、猿森、犬飼などと出会いいつのまにか真田側に?そして源三郎信之と、織田信房で2人の源三郎。そして最後の大坂夏の陣では、徳川側に…は、初代与左衛門こと、赤児が、真田側には不死身の具足を作った岩井屋与左衛門が。お互いの師弟対決!面白かったです。それにしても本当に鉛玉を具足で防ぐことができるとは!【小5】続きを読む
投稿日:2024.02.08
ボマルツォ
鎧兜など戦国時代の防具を仕立てる具足師を主人公に、本能寺後の時代から夏の陣までを描いている。一筋縄ではいかないこちらの作者さんだけに、ただの“真田の具足師”ではない仕掛けが張り巡らされているが、どうも…設定に無理がありすぎるというか、最初の大事な場面で?な点があり、なんでそうなるかなの気持ちを抱えつつ読み進めることに。後半はかなりひっちゃかめっちゃっかになっちゃって、???が増えていくのだけど、具足のうんちく絡めた展開や、ハートフルなエピソードなどで読み進めることができた。もう少しシンプルな展開で読みたい、といつも思ってしまう。続きを読む
投稿日:2024.02.04
yappinkun
戦国時代の武将や雑兵たちを支えた甲冑、それを作り出す具足師岩井与左衛門を通して、徳川家康対真田家との戦いを描いている。 鉄砲という戦う武器が発達したのなら、守りの要である具足が発達していくのも、道理で…ある。 今まで注目していなかったが、実に面白い着眼点である。続きを読む
投稿日:2024.01.07
としゆー
赤備えで有名な具足だがその仕立屋に重きをおいた変わった形の歴史小説。ではあるのだが骨格は真田親子VS徳川家康の攻防に主人公の具足師というか具足屋が入った内容。もうちょっと職人目線での話が展開するかと思…ったが具足を巡る駆け引きがメインのため勿体無いように思えた。それでも分かりにく題材をエンタメに昇華させる手腕は流石だった。惜しいのはこの2組の攻防になるといつも人物描写が似通ってしまう点。不気味な真田昌幸に対しビビりながら策を巡らせる徳川家康。この構造を出来れば変えて欲しかった。続きを読む
投稿日:2024.01.06
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