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青山美智子 / 光文社 (453件のレビュー)
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こうのすけ
人々の体や人間関係の不調をリカバリーしていく。回復させるとはいえ、同じようには戻らない。 経験と記憶が、前とは違う自分を作る。
投稿日:2024.05.07
こまい
団地の中の小さな公園「日の出公園」 茶色に近いくすんだオレンジ ところどころ剥げた 上目使いの大きな瞳のカバ 自分の体の治したい部分と同じところを触ると快復する 「リカバリー.カバヒコ」 優等生だっ…たはずの少年 ママ友付き合いに日々びくびくしている女性 ストレスで休職中のウエディングプランナー 転校先でついた嘘が本当に?な少年 編集長和彦の老眼と母との関係 傷が癒されて勇気が貰える 「ちはるの耳」が一番印象に残った 少し泣きそうになった続きを読む
投稿日:2024.05.06
MIKI
あっという間に読み終えてしまった!まだ続きを読んでいたい、終わるのがもったいないって思える。 自分がリカバリーしたいことはいっぱいあって、周りに合わせて自分を演じている紗羽の気持ちも分かるし、いつもず…っと不安っていうちはるの気持ちもよく分かりすぎて、毎度自分に向けて書かれた本じゃないかと思うほど的を得ていてグサッとくる。そして素敵な言葉の数々!私は誰にも代わることのできないたった一人の自分で、このリアルを生きているんだ!年に抗うことはできないけど、全部に焦点合わせなくても、見たいものだけ見てたとしてもそれでよし。全部見ようとするほうが傲慢、か。なるほどというか納得。力強くて説得力あるんだよなぁ。 最後うるキュンしちゃったよ。続きを読む
yappinkun
このレビューはネタバレを含みます
2024年本屋大賞ノミネート作品、第7回未来屋小説大賞第2位。 新築分譲マンションのある街の一角にある小さな公園にあるカバの遊具。そのカバの遊具には、都市伝説がある、体の治したいところと同じ部分を触ると、回復するという。 人呼んで、リカバリー•カバヒコ。カバだけに。 読みやすく、ふんわりと包み込んでくれる温かさがある作品。
もんぶらん
【きっかけ】 本屋大賞ノミネート作品を読破したいと思ったから。 【あらすじ】 新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの公園にある古びたカバの遊具・カバヒコには、自分の治したい部分と同じ部分を…触ると回復するという都市伝説が。アドヴァンス・ヒルの住人は、悩みをカバヒコに打ち明ける。(Amazonより) 【心に残ったところ】 ◉ 「ただ褒めてもらえなかったって、それだけのことなのに。誰が何を言ったって、何も言わなくたって、懸命に咲こうとしているその姿には、なんの変わりもないのにさ」 そして僕のほうをしっかりと見て、父さんはほほえむ。 「だから父さんは、ただ愛するんだ。それだけ」 ◉ 「痛いとか治らないんじゃないかとか、足に意識が持っていかれているとまた頭が間違えちゃうからね。不安な気持ちには、立ち向かうより、そらすってことも大事なんだ」 【感想】 すーっと頭に入っていくからすぐに読み終えた。 落ち込んで元気になりたい!ってときに読みたい本。 日頃頑張りすぎて疲れている人への処方箋のようなものだなと思った。 しかし今の私には物足りないと思ってしまう。 読むタイミングは今でなかったかも!続きを読む
投稿日:2024.05.04
なん
3章ちはるの耳で、不安を抱きやすいのは、想像力が豊かであるということ、が印象的であった。 自分自身も、物事を多角的に捉えて、悪い面だけ見て思い悩むのではなく、良い面を見ることができるようになりたいと思…った。続きを読む
投稿日:2024.05.03
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