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尾崎世界観 / 新潮文庫 (31件のレビュー)
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か
小学生ならではの文体 風景とかのふとした日常から感じた小さい頃特有の語彙は、私の過去を思い出させるものがあった なんでお客さんはすぐ死ぬハムスターくれたんだろう って思ってたけど、そういうことだったん…だな 解説読んでやっとわかった お金持ちの女の子のお父さんがあの人って普通に読んでて気づけるんかな、聡いね続きを読む
投稿日:2024.04.28
maiko
表紙の100円とあらすじ どう繋がるのかなと気になって買ったこの本。 想像以上に苦しくなって心折れそうになりましたが、なんとか読み終えました。 女の子の感じるにおい、感触、などがこっちまで伝わるよう…な書き方でした。 子どもって思う以上に大人を見てるよね。 この本を読む間は男という生き物に対して怒りがずっと湧きます…止まらない止まらない。続きを読む
投稿日:2024.03.22
かな
このレビューはネタバレを含みます
小学生の視点で、分かることと分からないことが明確に書き分けられているのがすごいなぁと思った。 お母さんがマッサージ店で働いている間、隣のベッドで待つ主人公。「言っていい?」とか「こわれたところを直す」とか、主人公が性的な施術を分かりきれてないところも、行為の生々しさを際立たせていた。 「変タイマッサージ店」とか杏仁豆腐にハムスターのウンコ乗せられたりとか、あからさまにいじめを受けているのに、傷ついているように見えなかった。ハムスターが死んだときも。お客さんからお母さんに向けられる、蔑む視線以上に禍々しいものはないのかも。 描写を小学生までにとどめることで、突き放しも引き寄せもしてもらえない痒さが、純文学って感じした。 世の中にあるエンタメ、すべて人間関係がテーマになってると思うと不思議だな。その視点で読み解くと、それぞれの癖が見えて面白そう。
投稿日:2024.03.03
daiki1221
やっぱり幼い子供から見る世界は大人とは全然違う。 カーテン越しで見る親の影の描写はお見事 受験終わりです
投稿日:2024.03.02
よっちゃんイカ
簡単に言うと親ガチャに失敗した少女の内面の成長の物語。 幼い少女の目を通して描かれる社会があまりに残酷で、何度も目を背けたくなった。 影のない父親を含めて男たちの人間性がどれもこれも悍ましいのだが、現実世界にも確実にこの手の男は存在するだろうという嫌な説得力がある。 母親の行動や描写に少し引っかかったが、おくれてるという表現で腑に落とされた。 この母の人生も読んでみたい。
投稿日:2024.02.06
ほげ
子供が書くような文章と対照的に内容が重くて、読んでる間ずっと苦しかった。パキパキと表現される、お母さんを変にするそれはなんだったんだろう、、 子供目線から書かれる周りの大人達の苦しみが濃くて、本当に辛…くなった。お母さんが男の人と変なことをしてる、この意味が分からないところから段々と知っていく過程、本当に絶妙。 子供の感じる汚さが本能的でゾワゾワするような感じ続きを読む
投稿日:2024.01.19
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