【感想】セシルの女王(4)

こざき亜衣 / ビッグオリジナル
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

"powered by"

  • kijinekodou

    kijinekodou

    このレビューはネタバレを含みます

    アン•ブーリンの最期から始まる巻。セシルが政治家を志し、少しづつ宮廷の中に入り、新たな出会いを通して成長していく。
    クロムウェルとの師弟のような関係が特によく、別れのシーンは読むのが辛かった。
    それだけに巻末のおまけページ「最後の審判待合室」は面白い。
    刺さったセリフ
    「私から何も奪わず、ただ与えようとしてくれたのはウィリアムだけだった。」(アン)
    「今ようやくわかったの。これは、愛だわ」(アン)
    「施しは必要だ。だが労働と対価こそ、貧しさを真に救うことだと私は考える。」(クロムウェル)
    「生き延びろ。私のようにはなるな。お前の王を愛せ」(クロムウェル)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.01

  • dai-4

    dai-4

    視点人物のチョイスが良かったんだろうけど、ほぼ無知なイングランドの歴史を、とても興味深く、何より楽しく読める本作。登場人物の浮沈の激しさは、歴史ものの必然かもしれないけど、魅力的な人物の退場は、やっぱり切ないものがありますね。それは今後も続くのだろうけど、でも続きが楽しみ。続きを読む

    投稿日:2023.07.27

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