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小川たまか / 平凡社 (11件のレビュー)
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ゆまち
なんで結婚したんだろう、から始まる様々な立場で困難に打ちのめされている女性たちや、男尊女卑の社会について語るフェミニズムエッセイ。 著者もいろいろあったようで、だからこんな本が書けたんだなぁと思う。 …男尊女卑、そしておのおのの性のこと。 日常に潜む小さなことから、フェミニズムを語っていく。フェミニズムと政治は密接に繋がっているのだと、目から鱗。 良かったです。続きを読む
投稿日:2024.03.28
majyotoshijimi
「女性だからと言うだけの理由で、そういうあつかいされるのって、おかしくない? まちがってるよね」と思うことは、これまでいっぱいあった。 私の場合は、どうしても我慢できないほどのことではなかったから、「…まあいいか」と自分を騙して、そのままにしてきた。 だって、正論で抗議しても、理屈にもなっていない屁理屈で反論されたり、「なんで冗談にそんなにむきになってるの」って流されて、自分が疲れて傷つくだけだとわかっていたから。 でも、それって、耐えがたい被害を受けている人たちへの裏切りであり、自分も加害者の一人になっているのと同じなんだなと思った。 たまかさんのようには闘えなくても、少なくとも自分の感じる違和感からは目を背けずにいたいと思わせてくれる本でした。続きを読む
投稿日:2024.02.26
1649391番目の読書家
初めて読んだ、フェミニストの方の本。 多様性という言葉が浸透してきた世の中だけど、身の回りではまだまだ性差を感じることがある。 そしてそう感じさせてくる人って、どこか誇らしげにそういった発言をしてるよ…うな気さえする。 みんな同じ人間なのに、性別、見た目、職、見えるものだけで判断して軽はずみに発言するのって、本当やめようよ。続きを読む
投稿日:2023.11.29
Ellie
この本は、作品紹介でも書かれている通り、専門書ではなく、あくまでもエッセイなんだと思う。 フェミニズムの活動を行なったり、取材をしている中で感じたことを綴ったという感じ。 タイトルの付け方が上手だ…な、と思った。続きを読む
投稿日:2023.11.13
ぴお
思っていたよりしんどかっだ。 手を取り合って生きていく勇気がもらえそう、と読んだはずなのに、読後に元気をなくしてしまった。 ためになったり共感する部分も多くあったけれど、あまり手放しでは人には薦められ…ないかなあ…ちょっと今は複雑な気持ち。続きを読む
投稿日:2023.09.16
hifumi1232001jp
はじめに「インターネット社会の中で、人は自分と意見の違う人にいともたやすくレッテルを貼ります。レッテルを貼るだけで、その人の主張を根こそぎ無効化しようとします。(5頁)」とあるように読んでいても、フェ…ミニズム、ジェンダー等の対話を成立させる困難さを感じました。おわりに(197頁)では、バッシングから転居し、外国語を勉強していること、それは日本語の世界に閉じこもらない、同じ言語を使う人同士で言葉が通じないことに疲れ、違う言葉を使う人と文脈を共有していないことを前提としたコミュニケーションがしたいからと重要な視点を導き出すことに疲労感が伴うことが伝わり苦しくなる本でした。続きを読む
投稿日:2023.08.15
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