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赤川次郎 / 光文社文庫 (4件のレビュー)
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長野のみゃーさん
事件は、通勤途中のバスの中で起きた。「俺は狙われてる」と家族に言っても、信用してもらえなかった男が、バスの中で殺害された。一方、売れない歌手・百瀬太朗が出演したパーティー会場で、人気歌手・辻村涼が毒殺…される事件が…。「百瀬が急に手を抜いたら殺害する」謎の脅迫メールは一体…。続きを読む
投稿日:2023.09.13
とうべえちゃん
このレビューはネタバレを含みます
人間味溢れる主人公たちに癒される。事件は社会世相を反映して複雑化。落ちぶれた歌手に届く脅迫メール。殺害理由が見当たらないサラリーマンの死。二次被害に晒される被害者家族。結末がわかってホッとする一方で、被害者たちが選ばれた理由や遺族たちのその後が中途半端な気がする。
投稿日:2023.06.12
匿名希望
久しぶりの三毛猫ホームズシリーズ 初期の頃に比べるとSNSが登場したり、ゲーム感覚の殺人事件が発生したりと時代が反映されていますが、物語のテンポや読みやすさは変わらずにホッとします。 マンションに住…む会社員の男性が俺は狙われているという言葉を残して亡くなる。過去にヒット曲を出した歌手と関わった有名な歌手が殺される。 わずかな懸賞金とネットの称賛を求めて、殺人ゲームの名のもとに行われる。 身勝手な事件が多い現代とシンクロするような事件の展開に軽い小説と思ってきましたが、少々、思い余韻が残りました。 ホームズも石津、片山さんもなかなか、大変な時代を生きるようになったなと実感。でも時間が経過しても、みんなの関係に進展がないのがホッとします。続きを読む
投稿日:2023.05.24
kaede
赤川次郎作品にもLINEやSNS拡散とかいう現代社会に欠かせないモノが出てきたんやなって思った。 赤川作品にはSNSっていうイメージが全くなかったし。片山刑事も歳とったっていう描写があったし時代と共に登場人物も歳をとっていくのが赤川作品なイメージ。花嫁シリーズや吸血鬼シリーズもそうやったはす(間違ってたらすみません) 闇サイトでの殺人の募集、それによる殺人事件なんてザラにある社会になってしまったんやな…ゲーム感覚で実行するって異常なんやろうけど、今時何が正常で異常かは判別がつきにくい世の中かもしれん。 懸賞金かけるのは犯人逮捕時にサツがやってることはあっても、殺人の為に人命をとって懸賞金かけるのとはわけが違うんよ。 命の重みをしってほしいよな
投稿日:2023.05.06
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