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仁尾 智 / エムディエヌコーポレーション (10件のレビュー)
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さな
猫短歌集の名前どおり猫の短歌のみ。老猫と暮らす友人へのプレゼントにどうだろうと思って手に取った。いくつか挟まれている飼い猫のコラムがいい。 印象の問題なのかもしれないけれど別れや別れまでの覚悟を詠んだ…切ない句が多かったように感じた。猫を飼ったこともなければそれほど好きでもない私が最後まで読み切ったのだから、猫好きのひとにはとても刺さるのだろう。続きを読む
投稿日:2024.05.06
まこと
2022年現在、著者の家には五匹の猫がいるそうです。 多いときは、十一匹いたこともあるそうです。 みんな保護猫だそうです。 2004年「枡野浩一のかんたん短歌blog」と出会い、短歌を作り始めたそうで…す。 猫の歌を詠む猫歌人だそうです。 家でも、元ノラ猫のミケちゃんをずっと飼っていたので思い出しながら読みました。 <雨の日は猫が静かで雨の日はいつか来る日の我が家みたいだ> <生きようとしている猫を看るうちにゆっくり覚悟ができてしまった> <大きくておっとりしていておおらかでおっちょこちょいな猫はほぼオス> <飼い主が猫に望んでよいことはもはや長生きだけであること> <仮の名を呼びなれた頃もらい手が決まって猫の名だけが残る> <クイックルワイパーをすぐかけ終わる じゃれる子猫がもういないから> <最後まで優しい猫に看病と覚悟ができる時間をもらう> <なぜ猫を愛するように人間を愛せないのかよくわからない> <猫が逝く「もういない」という感覚があり続ける未来を生きていく> <晩年は猫とのんびり暮らしたい 今との違いはよくわからない> <下手だった食べかた じゃれかた 甘えかた 長生きしかたも下手だった猫> <やさしくてエサを譲っちゃう猫がいる 外では生きづらかったろうな> <雪が降る 外のすべての猫たちに暖とご加護がありますように> <涙腺が加齢と猫に弱らされなにもなくても泣いてばかりだ>続きを読む
投稿日:2023.10.26
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猫との日々を想いながら読みました。 ふふっとなったり、寂しくなったり、猫ちゃんに癒されたり。素敵な本でした。 猫と暮らす幸せを噛み締めながら、毎日を大切にのんびり生きようと思います。
投稿日:2023.08.15
明太子村長
猫飼いの1人として共感できる短歌がたくさんあった。 好きなのは私が猫を思うとき猫は私を思わぬところ(p.51)
投稿日:2023.08.13
朱璃
作者の方と同じく只今5匹の猫が我が家います 別に悲しくないのに、分かる分かると読んでいたら、何だか泣けてきちゃって 他に2匹看取っているので、どの言葉もじーんと入ってきました とても良い本です 是非、…色んな方に読んでもらいたい続きを読む
投稿日:2023.06.22
あ
このレビューはネタバレを含みます
書店で一目惚れして購入。 短歌集というのは初めて手にするもので、どんなものか少し不安もあったけれども、素敵な文章ばかり。 切ないものが特に多くて、猫を飼っている自分としてはいつか来るその日を想像して泣けてきてしまう。 くすっと笑えるような日常の短歌もあるが、猫がいなくなってしまったらこれを読んでまた泣くと思う。 途中、著者の飼い猫についての小話がいくつか挟まっているがこれも泣ける。 電車では読まない方が良い。 私にとって初の短歌集だったがこれから先何度も何度も読み返すことになると思う。
投稿日:2023.05.12
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