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ヘルマン・ヘッセ, フォルカー・ミヒェルス, 岡田朝雄 / 草思社文庫 (10件のレビュー)
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フィドラー
読者設定のサブタイトル「庭仕事の愉しみを読む苦しみ」 「…どんな夢も、おとぎ話もあの花弁の黄金の垣根に囲まれた小道を通って出入りすることはありませんでした。イチゴは緑の葉陰からこっそり笑い、蝶たちは…高い散形花の上を輝きながらひらひら舞いましたが…」(イーリス 童話)の章より 上記のような文言がそこかしこに延々とつづられております。いったいなんのこっちゃ?これが童話だって?難しい言い回しをすれば高尚だなんて思っちゃいないでしょうけれど、難しく理解に苦しむ。もちろん、わたくしの頭の悪いのは認めたうえです。 読みながら思うのは、庭仕事の愉しみはどこにあるんでしょうか?タイトル変更しましょう。 「庭仕事をしながら哲学的に小難しく人生を生きる」 残りあと30ページ。もうちょっと我慢して読むか、それともやめるか。 結局読みましたが、最後の編者あとがきは文字が小さくて読みにくそうでやめました。 じっくり読めばいい本なのかもしれませんが、小生のようなものには“なんのこっちゃ?”ばかりでした。 ただ、付箋を張り付けた一文があります。それは… “土と植物を相手にする仕事は、瞑想するのと同じように、魂を開放し、休養させてくれます。”続きを読む
投稿日:2024.04.28
flyfisher
私が考えたり感じている事を、深い考察と研ぎ澄まされた感性で、美しい表現で著した、ソーローの森の生活に並ぶ、私の座右の書です。
投稿日:2024.01.19
hito-koto
このレビューはネタバレを含みます
人間も自然の動植物と同じ一生物にすぎないとみるヘルマン・ヘッセ(1877~1962、1946ノーベル文学賞)。定住して家郷をもつという幸せ、一区画の土地に対して責任をもつことの歓びと愉しみ。ヘルマン・ヘッセの一日は、アトリエでの仕事と庭仕事。そして庭には、レーヴェ(ライオン)とティーガー(虎)という名の牡猫が。ヘルマン・ヘッセ「庭仕事の愉しみ」、1996刊行、2011文庫、382頁。
投稿日:2023.08.21
catoffee-music
「庭でのひととき」1935年7月に姉アデーレの誕生日の贈り物として創られた叙事詩、個人的に共感し心に残った。 焚き火をしながら、情熱と衝動の思慮深い支配者となるよう落ち着かせ、窮迫した時代にもできるだ…け世界の成り行きに あの魂の平安をもって臨もうと。 人それぞれ、魂の平安や善は違うだろうが、まずは自分自身に正直に。 グンター・ペーマーによるスケッチ、ヘッセの水彩画、ヘッセの様々な表情の写真も良い。 続きを読む
投稿日:2022.11.21
restsitek
ガーデニングの本を読んでいると時々紹介されているので読んでみた。ちょっと難しかった。自身が描いたイラスト、得も言われぬ魅力を発揮している。
投稿日:2022.03.06
agnes
2度目だけど読み通せない、のでヘッセの描いた絵だけを眺めてみた。花々をいつくしんでいることが伝わってくる絵だ。
投稿日:2021.07.13
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