【感想】辺境・近境 写真篇

松村映三, 村上春樹 / 新潮社
(11件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • mitu310

    mitu310

    村上春樹著「辺境・近境」の旅に同行したカメラマン松村映三による旅の写真集。

    写真週刊誌のカメラマン、いわゆるパパラッチをしていたが、ある日その仕事の内容に耐えられなくなり、退職。

    独立して、村上春樹の旅に何度も同行している。

    村上が松村の腕を信頼してのことなのだそうだ。


    「文章には文章のパーソナリティーがあり、写真には写真のパーソナリティーがある。それぞれに独自の視線があり、独自の文法がある。それにもかかわらず、それらがお互いにははじき合わず、あるいはまたもたれ合いもしないことを、僕としては嬉しく思う。
     もちろん相性というものはあるだろう。でもそこでは、映三君の鉈が切り出す薪のまっとうな不揃いさが、大きな効果を発揮しているのかもしれない。そういう気がする」(「写真家との旅」村上春樹によるまえがきより)

    Audibleで聞いた村上春樹の世界。

    写真になって追体験が出来る。

    二人の感性が響き合う。

    四半世紀以上前の旅行記に心を奪われる。
    続きを読む

    投稿日:2023.10.17

  • 一

    辺境・近境を読んだ後、もっと写真を見たくなったので購入。写真でみると、文章ではわからなかった(見落としていた?)多くの発見がありました。
    写真に撮られた人たちが、その時何を思い、その後どのように生きていくのか想像するのも楽しいです。
    写真というのは視覚に多くの情報を与えてくれますが、現場でシャッターを切った人はどう感じたのでしょうか。気になります。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.22

  • artist tomo

    artist tomo

    村上春樹さんと松村映さんの日本と世界の旅の写真集。時折春樹さんが被写体になって写っているのがかっこいい。行った場所はアメリカ、カナダ、メキシコ、中国、カラス島、神戸。

    投稿日:2023.03.04

  • shiroshita

    shiroshita

    この間読んだ本の写真があるんだ、と思って開いたら、別ものだった。(この間読んだのは『雨天炎天』だった。) 写真を先どりしてしまった。旅行記のほうもまた読みたい。

    虎の子を抱いてちょこんと座る村上さんの姿がなんだか面白い。続きを読む

    投稿日:2023.02.26

  • souta

    souta

    世界は広いということ…
    知らない場所、知らない人がたくさんあること…
    そのほとんどを知らないまま死んでいくこと…
    自分の目の届く範囲を生きるのに精一杯

    投稿日:2022.08.13

  • 及川理仁

    及川理仁

    村上春樹さんの旅行記を読むと
    本気で旅行に行きたくなる❗
    お金が無いから
    海外旅行なんて
    行けないけど(苦笑)

    投稿日:2021.02.09

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