【感想】夏を赦す

長谷川晶一 / 廣済堂出版
(13件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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4
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ブクログレビュー

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  • densuke

    densuke

    日本ハムファイターズの手前に「北海道」とつくようになるきっかけとなった、キーパーソンのひとりであるガンちゃんこと岩本勉氏は、甲子園でブイブイ言わせていた野球人ではない。本人が原因ではない理由で、その道を断たれてしまった過去がある。決して愉快とは言えないこの時のいきさつを丹念に追ったのは、プロ野球12球団のファンクラブすべてに10年間入会し、そのレビューを書籍化までした野球バカのひとり。解説というより、近所のおっさんが野球で雑談しているようだと言われるガンちゃんの見方が、少し変わるかもしれない一冊。続きを読む

    投稿日:2023.10.17

  • 道標

    道標

    長谷川さんと岩本さんの名前だけで読み始めたものの、気づくとのめり込んでいた。完全にすっきりするものではないけれど、間違いなく面白い。
    ただ、本筋と関係のない脱線は確かに多かったかなぁ。

    投稿日:2022.05.17

  • yopi0730

    yopi0730

    筆者の感情が多く感じる文面が多かった。

    この話題はタブーだと思っていて、敢えてどのメディアも触れていなかったのかと思えばそうでもなかった。

    岩本さんはドラフトに指名されたのはこの不祥事で良くも悪くも評価されることごがなかったからなのかと思った。

    廃版だけに手に入れるのは難しかった。もう一度読むかと言われると、即答できない。
    続きを読む

    投稿日:2021.04.17

  • miura8118

    miura8118

    小説みたいにスッキリしたエンディング、というわけには行かなかったが、むしろそれで良かったのかもと思える終わり方だった。

    投稿日:2018.10.31

  • gachi-folk

    gachi-folk

    元日ハムの岩本勉。いい奴ってイメージだったけどホントいい奴なんだな。明るいキャラクターの裏でこんなディープな過去を抱えてたのか。甲子園の夢を断たれた高校球児。枯れるまで涙を流した視聴覚室。それでも「赦す」とした彼等の思い。素晴らしい作品でした。続きを読む

    投稿日:2018.02.14

  • seroring25

    seroring25

    話の筋と少し離れるけど、やはり同じ夢に向かっているようでも個々で温度差はあるんだな。
    自分の学生時代の部活を思いだし、ちょっとホッとした。
    著者の丁寧な取材ぶりや、岩本さんの気遣いに好感をもった。
    輩たちが赦せたのは、事件後の人生を真剣に生きてきたからなんだろうな。
    最後、著者が何度か後輩に接触しようと試みたのはちょっとしつこいと思ったが、相手のことはお構い無くズカズカと踏み込んでいく人もいることを考えると、著者の優しさを感じた。
    続きを読む

    投稿日:2016.09.21

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