【感想】監禁探偵

我孫子武丸 / 実業之日本社文庫
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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ブクログレビュー

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  • ライオンBOOK(ミステリー)

    ライオンBOOK(ミステリー)


    3話構成で話が進んでいき、漫画を読んでるようで面白かった。

    アカネが頭が良すぎて絶対敵わない。
    監禁されながらも謎を解く
    とてもおもしろい設定だった。

    投稿日:2024.02.03

  • maiaki

    maiaki

    このレビューはネタバレを含みます

    図書館にて。
    インスタで紹介されていたので借りてみた。
    うーん…
    最初に監禁ありきというか、監禁という強い言葉でまず興味を引こうってことなのかな…
    突っ込みどころは満載だったけれど一つ崩してしまうとどれも崩れてしまいそうで、そういう新鮮さは楽しめたと思う。
    アカネちゃんがあまり魅力的に感じなかったことと、第1章でほとんど初対面の部屋で下着でうろうろってお互いにありえないよな、っていうところでちょっと物語にあまり入っていけなかった。

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    投稿日:2023.10.25

  • まっしべ

    まっしべ

    安楽椅子探偵界におけるニューヒロイン登場!…とは言い過ぎだろうか。探偵のキャラクター性の第一印象は良かったと思う。

    『黒牢城』(9784041113936)を読んだ時に皆様のレビューを拝読し、初めて「安楽椅子探偵」と言うジャンルがある事を知ったミステリ初心者の私。そして本作の巻末解説で大山誠一郎先生が「ベッド・ディテクティヴ」(p404)なる、更に下位分類のジャンルがあることを紹介しておられ正に目から鱗でありました。

    プロローグ・エピローグを挟んだ全三話構成にボーナストラックを収録した作品。

    率直なところ第一話に登場するくそどうしようもない若者〈山根亮太〉と、彼が性交目的で家に連れ込んだ出自不明の美少女ロリータ探偵もどき〈アカネ〉が即興凸凹バディを組んで難事件にとりかかるエンタメ推理小説なのか…と思いきや、あれよとシリアス方向に進んでしまい肩透かしを喰らった印象。
    どうせなら性的倫理観にルーズなふたりが爛れた利害関係のもとに協力し合って事件解決をして、その後にお約束の様にめちゃくちゃ’ピー’するくらいの尖りが欲しかった。

    山根くんも当初、下着ドロと強姦を働こうとしたとは思えないくらい至って真面目にキャラ変するし、アカネちゃんも深刻すぎる過去と覚悟を背負っており笑うに笑えない。ましてや二話目の相方役〈宮本伸一〉さんはマジで普通の常識人なのである意味で物語を台無しにしている感すらある。

    ボーナストラック〈アカネ ーanother nightー〉は作品の盛り上げに「最大限の効果を発揮する」(p408)と解説されているがいまいち腑に落ちず。登場する青木という刑事は初出なので、時系列的には本編終了後のエピローグより後、アカネは元気です。という意味合いの掌編だろうか。

    一話目はキャラも比較的安定していたし物珍しさもあり面白かったが、徐々にキャラが迷子になっていき三話目ではアカネがガチ監禁状態となってしまい推理者の立場が逆転。その上で謎解き・犯人推理のカタルシスが失われてしまっているので結果的に欲求不満のまま読了する形となる。
    なんというか、全てにおいて色々惜しい作品だと感じた。

    1刷
    2023.6.21

    2023.6.25 全体的に文章を修正
    続きを読む

    投稿日:2023.06.21

  • 1684335番目の読書家

    1684335番目の読書家

    このレビューはネタバレを含みます

    ミステリ小説というよりはライトノベルに感じるほど読みやすい本でした。ストーリーとして以下の内容でした。
    ある男性がゴスロリ少女(アカネ)を監禁し、容疑者になりそうなところを解決してもらう話。アカネが自分を轢いた犯人と病院での飛び降り自殺の真相を明らかにする話。アカネの過去と因縁の人物に復讐する話。
    全体としてはストーリーとしては悪くないと思いますが、章ごとの殺人事件の犯人がポット出の人だったり、殺人の動機が詳細に語られず納得できず消化不良感があったので星3にしました。

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    投稿日:2023.05.27

  • オダサイ

    オダサイ

    これは僕が今まで読んだ小説で一番衝撃を受けた「殺戮にいたる病」を執筆した我孫子武丸さんの小説である。
    あらすじはコンビニのフリーターとして働く主人公が住むマンションの向かいに住む美女を家のベランダからカメラで盗撮を繰り返し、我慢できなくなりその美女の家に上がったらなんと…という始まりである。
    それだけでなく主人公は主人公で自分の家に…という問題を抱えている。
    そこから主に二つの事件を扱う物語である。
    正直我孫子武丸さんの本には衝撃的な叙述トリック、生々しいまでに描くグロテスクな犯行内容を期待していたため期待には届かなかったが、4日で読み終われたので面白かったとは思う。
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    投稿日:2023.03.07

  • yukai0903

    yukai0903

    タイトルのわりにサクサク読めた
    ホラー感はなかった
    現実味はあんまりなかったけどアカネちゃんかわいい

    投稿日:2022.12.01

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