【感想】発達障害の人が見ている世界 精神科医が伝えたいADHD、ASDの人との付き合い方

岩瀬利郎 / アスコム
(34件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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ブクログレビュー

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  • zurara

    zurara

    身近なあの人の事を理解したくて読み始めました。
    そしたら、『私のこと?』みたいな文章もちらほら。私も特性があるのかも。

    投稿日:2024.05.11

  • すあま

    すあま

    発達障害は病気ではなく『脳の特性』
    近い将来、“発達障害”という言葉も見直されるのだろうなぁと感じることのできた一冊です。

    この本を読みながら色々な人の顔が浮かんできました。昔付き合っていた人、職場の同僚、友人など、、、。

    昔の恋人はまさに発達障害でした。
    しかし付き合っていた当初は発達障害という言葉すら知らず、あまりにもの話しの噛み合わなさに、
    「わたし今、宇宙人と話してるのかな」
    とか
    「今お互い日本語で話してるってことで合ってる?」
    とか随分酷いこと言ってしまったなと思います。
    当時はコミュニケーションが全く取れない相手にひたすらイラついていました。

    この本が世の中にもっと知れ渡るといいなと思います。

    そして本を読み進めて行く中で、あ、これ私にも当てはまるかも、、と思う部分も見つかりました。
    ひとりひとりがオンリーワンの個性ですから、その個性をきちんと理解しようとする姿勢を持った人間になりたいと思いました。
    続きを読む

    投稿日:2024.05.06

  • dokutoku

    dokutoku

    このレビューはネタバレを含みます

    空気が読めない、会話が成立しない。優先順位がつけられず、約束時間が守れない。はまると我を忘れる。臨機応変に対応できない。夜は寝られず、朝は起きられない…ADHDは20人に1人、ASDは100人に1人。付き合いにくいと感じられる中、彼らも傷つき安さを抱えている。一方、肯定的な面もある。多動性の行動力、抜群の記憶力、発想力という強力な武器。発達障害は病ではなく特性。理解が必要。とはいえ、安易に行動の問題を発達障害に帰着するのはよくない。悪意ではないのか、矯正可能か。個性を尊重しながら生き易い社会を目指すべし。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.06

  • vivi634

    vivi634

    ・注意散漫、自分の興味を持てない話には集中できない。マインドワンダリング。
    会話中でもマインドワンダリングしたり(ADHD)、自分の世界に逃げ込んだり(ASD)。
    →うまく興味ある事柄に結びつけて話を聞けるようにもっていく

    ・「後回し」
    優先順位がつけられないASD、どこから手をつければいいかわからない
    目移りしてしまうADHD、新しく発生した案件に気持ちが向いてしまい重要案件に手をつけられなくなったり
    →ASDの人には優先順位の意識づけを。
    ADHDの人には気が散らない環境を。
    特性を見極めてフォロー。
    ToDoリストを毎朝更新して目の前に貼る

    ・「遅刻グセ」
    時間の見積もりが下手
    本人が申告した3倍の時間がかかると踏んで準備を始めるように促す
    “見積もり時間×3の法則“
    相手に合わせて幾つかの対策を用意することが得策
    続きを読む

    投稿日:2023.12.31

  • しんみょー

    しんみょー

    発達障害について例をあげながらわかりやすく説明してくれる。そして、この本の何より良かったところは、当事者に対しての生き方のヒントと、周りの人に対しての解決方法(緩和方法)のように2方面から論じていて、発達障害の方もそうでない方も両方読んで納得できる本になっているところである。また、この本を読んで、部分部分当てはまる特性があったので、ADHDやASDではないなと自然に思っていたけれど、部分的にはその特性をもつ人はかなりいるのではないかという気づきがあった。続きを読む

    投稿日:2023.11.30

  • S.R

    S.R

    発達障害についてADHD・ASDを中心に書かれている本。
    私自身が発達障害なのでは無いかと思い、精神科に行ったところそのような気があるというような事を言われました。
    そのことを人に打ち明ける際に説明をするための資料として医者から勧められ購入しました。
    読んでみると自分の事を言っているような所もたくさん有り、どのように改善すべきか、周りの人はどんな風に対応していけば良いのかが丁寧に書かれていてとてもお勧めです。
    私は就職してしばらく経ってから発達障害を疑いましたが、学生時代からこのような傾向があったような気がします。その時は、自分の努力不足なんだと考え落ち込むことも多かったです。しかし、この本に出会って少しだけですが救われたような気もしました。もし発達障害かもと感じて悩んでいる方がいれば、この本を読んでみて欲しいです。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.23

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