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小川糸 / 幻冬舎文庫 (27件のレビュー)
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ゴルフ13
ベルリン、パリ、イタリア、スイスなどの美術館やレストランを回りながら書いた日記エッセイ。犬のころは海外に行けないので自宅での心の機微を書いている。新しい家族の百合音は将来ベルリンに行けるかも?
投稿日:2023.03.04
ぴーまん
ほんとに日常。でも糸さんの日常を覗きみれるなんてなんか嬉しい。親戚から届いた新鮮な伊勢海老のくだり、思わずゾッとしたり笑ったり。あとはグローバルな過ごし方、現地での交流が印象的。こんな生き方ができたら…なぁと夢見たひとときだった。続きを読む
投稿日:2022.12.04
もちこ
犬の話が多め。犬を飼ったことがないので、飼い主の気持ちが分からないのだけど、コロやゆりねちゃんが大好きなのは伝わってきた。 ただ、人間の都合で犬をあちこちに預けたりするのってどうなんだろう…と思ったり…。人間の子どもになぞらえることが書いてあったけれど、本当の子どもにはこんなことしないぞ、と違和感が拭えなかった。ご多忙なのは分かるけれど、飼い主の責任ってあると思う。続きを読む
投稿日:2022.11.19
torihane
人によって感じ方が色々あるのだろうと思いつつ、 私はこのエッセイはなかなか馴染めなかった。 『食堂かたつむり』の映画を見たり、 本屋で平積みされている著者の多作品を目で追ったり、 認識している作家さ…んではあるのですが、 生きているベクトルが違うと思うことが多々。 食を大事に、自分の時間を大事に、 パートナーや家族との時間を大事にするという、 生活に重きを置いている著者の生き方は 素敵だと思いつつも、喉越しの悪さを感じてしまう。 一つには、この小説に出てくるコロとの距離。 これは、犬を飼っている人たちが読むことで、 色々考え方が分かれるのではないかな。 他の感想も見てみようと思いました。続きを読む
投稿日:2022.09.09
ぴめた
エッセイシリーズの中では厚い方の今作。 タイトルにもある通り、犬の話がメインなのだけれど私は旅パートが一番好き。 ヨーロッパ陸路の旅、行ってみたいなぁ。 犬のパートでは少し、ん?と思う部分も。 犬を…人間の都合であっちにやったりこっちにやったりするのは良くないという思いもあり、ゆりねを飼い始めたと思ったのだけれど、そのゆりねも姪っ子の家に行かせたり、将来的には貸し出しもできるように躾をしたりと、あら???と思ってしまった。。 でも、犬との暮らしの楽しさは伝わってきて、将来自分が子供を授かれなかったら犬を飼おうかなと思った。続きを読む
投稿日:2022.07.20
まよい
小川糸さんのエッセイを順不同で読んでいるため、すっかりファミリーの一員になったゆりねが仲間入りした年の様子を知ることができて、犬という生き物の愛おしさを感じました。 犬に限らず、例えば人間だって、一人…っ子からきょうだいが増えた時の嬉しさと寂しさ。複雑な感情ってあるはず。それを汲み取って先住のコロをとびきり甘やかす日を作ったり。 自分も「お姉ちゃんなんだから」と我慢してきた経験があるので、もしも今後の人生で機会があれば、人間犬猫問わず、そういうのを忘れずに接してあげたいと思います。 タイトル通り、コロ、ゆりねとの日々の描写が他のエッセイ作品より多いです。続きを読む
投稿日:2022.07.04
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