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河合 敦 / 朝日新書 (5件のレビュー)
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有井 努 Tsutomu Arii
2024年最初の書評です。 今年もよろしくお願いします。 今年最初は「江戸500藩 全解剖」です。 こういう研究をしている人がいるのだなあ、が率直 な感想です。 江戸時代の藩の数は俗に300と言…われていますが、 それは幕末時点の数であって、江戸時代全般で見渡 せば、お取潰しや後継がいない無嗣断絶などで、総 数として500を数えるらしいです。 その一藩一藩に歴史やドラマがあり、それを研究し ているのです。 薩摩や長州のような誰もが知る雄藩だけでなく、あ まり知られていない藩の歴史にも迫ります。 あなたの地元の藩は、どのような過程を経て現在の 県になったのか、それともお取潰しにあったのか、 などが分かる一冊です。続きを読む
投稿日:2024.01.03
Johnny Asia Traveller
『500藩全解剖』は大袈裟だが、一つ一つのエピソードが簡潔で読みやすかった。脱藩大名で有名な請西藩主・林忠崇の話が書かれていなかったのは残念!
投稿日:2022.10.08
ise-ji
このレビューはネタバレを含みます
p16.そもそも【藩】とは 一万石以上の大名の領地とその支配機構 ★?一万石以下は→直参(旗本.御家人)例外も: 喜連川藩 しかし正式に公称されたのは明治時代はいってから p26.参勤交代:ばくっと年間経費の2~4割 p33.三万石以下は城なし→陣屋 藩の改革例が多い。 薩摩はかなり強権的で、だから明治政府もあんな? ランキング 薩摩藩2、長州藩8、土佐藩819、肥前藩4
投稿日:2022.09.19
はる
大名と言えどもけっこう苦労しているんだなあと思いました。意外と藩主と幹部はうまくいかなかった方が多い。
投稿日:2022.08.28
tosyokan175
ある地方新聞社の方に「日本の地方を理解するためには県を見ていちゃダメなんだ。その前の藩を見ないとわからないことがある。」と言われたことがあります。この夏、仙台育英の初優勝によって甲子園優勝旗が「白河の…関を超えた」という表現が報道されていますが、その表現も関東と東北の境界を示すだけでなく「白河以北一山百文」まで触れないとニュアンスは伝わらないだろうし、その契機はやはり戊辰戦争の時の「奥州列藩同盟」に求められると思います。今、47都道府県でまとめられていますが、その地図を一枚めくると廃藩置県前の283もの藩が見えてきます。藩のいう概念が整理されたのは太閤検地からというのも知っているようで知らなかったことでした。関ケ原の戦いを経て江戸幕府のもと生まれた藩が185家。それが江戸後期に向かって緩やかに増加していきますが、その中には改易もあるので江戸時代に存在した藩はなんと総計500にものぼるとのこと。これは「お家おとりつぶし」が相当にあったことになります。この本の直前に読んだ山形の地方デパートの盛衰を描いた「さよならデパート」が山形の最初の城主、最上義光が一代で終わるところから、始まっていますが、それと同様の終わりの物語が各地に埋め込まれているのだと思いました。幕府と藩主、藩主と領民、藩主と家臣、家臣と幕府、江戸時代のさまざまなせめぎ合いがこの新書に詰まっていました。今、ウクライナ戦争開始半年を迎え、ロシアが占領した土地の「ロシア化」を急いでいることが報道されていますが、土地と支配というテーマは人類永遠に続くのだとも感じます。巻末の「日本最強の藩はどこだ⁉実力格付けランキング」も、なるほど!の連発。大河ドラマ見る時の必須アイテムかも…(江戸時代限定だけど。)続きを読む
投稿日:2022.08.25
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