【感想】チンギス紀 十三 陽炎

北方謙三 / 集英社文芸単行本
(19件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
3
4
11
0
1

ブクログレビュー

"powered by"

  • 三上 直樹

    三上 直樹

    ホラズムとの開戦が迫り、さまざまな者がさまざまに動く万華鏡の世界。この巻の最後でチンギスが自分の命令が直接ではなく伝えられるのを描いてしますが、そのダイレクトでないところに間延びしたものを感じてしまいます。続きを読む

    投稿日:2024.02.21

  • nkwada

    nkwada

    配下に戦いを任せつつ、麾下を部隊を連れてウロウロしつつ女を抱くチンギス。流石に飽きてきたか。タルグタイが死にラシャーンのエロいシーンがなくなったのも残念。オルドに磨きをかけてほしい。

    投稿日:2024.02.13

  • につ

    につ

    このレビューはネタバレを含みます

    感想
    この巻はホラムズ朝との戦の前準備が主であったように思う。版図はカスピ海まで到達するのか?金国への南進は難渋している模様。

    古参の将も年を重ね、命を落とすものも出始めている。一方でチンギスの子や孫がドンドン出てくるが、モンゴル軍も編成に限界が見え始め、版図と釣り合わなくなってきているようにも感じる。

    人はなぜ戦をするのだろう?今でも解けない謎。

    あらすじ
    孫のヤルダムが、ケムケムジュートに派遣され、ケムケムジュートを臣従させる。

    ジェルメが西遼へ侵攻し、先鋒のドウキイを降伏させ、それを先鋒にして攻めることで西遼を落とす。

    同じ頃、金国内では完顔遠理の軍によって、モンゴル軍が襲われる事件が発生した。テムゲは完顔遠理を炙り出そうとするが、逆に罠にハマり、深傷を追い、ボロクルが命を落とす。

    チンギスはホラムズ朝へ返礼で送った使節団が皆殺しにされたと報告を受ける。チンギスはホラムズ朝への侵攻を決め、12万の軍で西へ向かう。

    トーリオは南へ船団を引き連れ、苷蔗糖の商いをまとめ上げる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.11.04

  • みちょはちゃ

    みちょはちゃ

    このレビューはネタバレを含みます

    チンギス紀 十三 陽炎
    北方謙三

    ∞----------------------∞

    感想の中に誰かが亡くなると書くことが多くなっている。
    今巻はチラウン(ソルカン・シラの息子でチンギスと同年)。この時代の人は50歳を超えられる人って結構少ないんじゃないかと思う。ほとんどが戦で死ぬのだろうけど。チラウンはご病気。

    チンギスは相変わらずお元気で、戦をしててもしてなくても、女を抱くということが習慣化されてた。

    ホラズムに派遣した友好のための使節団が虐殺されるというのは、残虐が極まり過ぎててゾワゾワした(トクトアの首の山以来)。過去に一瞬心を通わせてたけど(相手を知らずに)、ジャラールとチンギスはやっぱり敵なんだな。
    そこにいるマルガーシの立ち位置もなかなか好き。皇子相手に好きな事言ってるけど筋が通ってる。父親の仇とは言わないけど、トクトアやアインガから聞いてきたテムジンという人と戦いたいと思ってるマルガーシにとって、ホラズムに居ることは都合が良い。

    そして対完顏遠理。あの可愛いテムゲちゃんが拷問?狗眼は代が変わる度に軽くなってきてる気がしたけど、拷問のプロみたいな老人(不明)が出てきてやっぱり狗眼は普通じゃない。
    完顏遠理自身は老人に扮したり出てきたと思えば引っ込んだりなんとなく小狡い感じ。
    その戦でボロクルも死んでしまった。テムゲの敗因は完顏遠理の罠にかかったからか慢心からか。
    こうやって、偉い人が長生きする代わりに若い人が死んでいく。

    2023/06/24 読了 (図書館)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.06.24

  • 司馬遼太郎

    司馬遼太郎

    何巻まで出るんだー!
    14巻借りよう。図書館には私の他に必ず借りる方が居る(笑)
    2022.3.30発行

    投稿日:2023.01.01

  • windfuku

    windfuku

    金国を破ったチンギスは領土拡大に伴い治領を各軍に任せ本陣は更なる拡大に挑む。金国は弟テムゲに任せてテムゲは将軍となり一軍を率いるボロクルと残等討伐を進めるもチンギスから一命を取り留めた神出鬼没な完顔遠理に手を焼く。南方に逃れ死したタルグダイの息子同然に育ったトーリオは貿易商い南国に渡る。
    チンギス本陣は、西遼を傀儡化してその先のホラズム・ジャ-国を目指すも送った使節団の残虐を受け戦いを決断する。対するホラズム国の帝アラーウッディンサイドも和平の後には戦いになる事を予見して戦いを決めて残虐手段を選び、身を寄せるジャムカの息子マルガーシ、傭兵カンクリ族サロルチル軍と共に準備を進める。
    テムゲは完顔遠理を罠に嵌めて殲滅戦を行うも逆に遠理の罠にハマって一命は取り留めるも助けに来たボロクルを失う。
    続きを読む

    投稿日:2022.10.23

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。