【感想】東京すみっこごはん レシピノートは永遠に

成田名璃子 / 光文社文庫
(51件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
17
22
10
1
0

ブクログレビュー

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  • こたつ

    こたつ

    親代わりで育ててくれたおじいちゃんがまさか死んでしまうとは思わなかった。別れは切なかったけど愛は逝かずに育つものだと言うのが印象的だった。レシピノートは何者かに盗まれたのだと考えていたが由佳さんの遺言で柿本さんが持っていたと知り安心した。楓に子供が生まれたらその子にレシピノートを引き継いで欲しい。続きを読む

    投稿日:2024.05.03

  • ころん

    ころん

    偶然見つけたシリーズ本。
    読んでいて何度もほっこりさせられ、感動させられ、読み終えてしまうのがとっても寂しかったです。
    またいつか読み返したい…!そんなシリーズ本でした。

    投稿日:2024.01.20

  • び

    このシリーズ大好きでした。

    何回も泣かされたし
    何回もあったかい気持ちになった。

    最後まで「らしい」終わり方で
    本当によかった。

    投稿日:2023.12.02

  • サマー

    サマー

    すみっこごはん最終巻。ついに読み終えた!

    楓のお母さん、自分が死んだ後の世界のことを考えすぎだよー。お医者さんが言っていたように、余命宣告でパニックになったり怒ったりする人が多いはずなのに(それも3歳の娘を抱えたひとり親で)、自分が死んだ後の娘の人生のために、自分に縛られないで欲しいとかまで考えるなんて…前の巻では、楓が、お母さんみたいになれないことを嘆いていたけど、やはり楓母は神だと私は思ったよ…。

    悲しい別れがたくさんあって、すみっこごはん常連さんたちがそれぞれの道を歩むことになり、すみっこごはんで集まれなくなってしまう。
    高校生のときのわたし自身のことを思い出してみると、わたしにはどうしようもない「別れ」を前にしたとき、どうしようもないのに、なんとかしたい、何かできないのかな?!と、1人で考えたりしてたなぁ。
    楓みたいに、社会人の人たちと対等に仲良くできるような大人な子じゃなかったけど、高校生のときは、いろいろ一生懸命だったな。
    楓は、やたら大人っぽくて、おじいちゃん死なないで!って本人の前で泣くことすらできないような。なんかそれは、わたしの中でとても悲しくて切なかった。
    楓は、こどもでいられなかったんだなぁ、って思って。

    楓は、亡き母の思い、亡き祖父の思い、すみっこごはんで楓を見守ってきた人たちとの思い出を抱いて、自分の道を歩んでいくんだな。
    これから、すみっこごはんがどうなるのかは分からないけど、もしすみっこごはんがなくなっても、絆も愛も思い出もずっとあるよっていうメッセージを受け取った気がする。
    人が必ず死ぬように、物事にも終わりが来る。もしすみっこごはんが自然消滅的になくなるのであれば、それは楓を育てると言う役割を終えたということだろう。
    ありきたりな言葉だけど、終わりや別れって、悲しいだけじゃないなと思った。たとえ終わったり、別れたりするものであっても、そのときの人生には必要なものだったし、その後の人生にも必要だったということなんだろう。

    今回はスパイスカレーと、いなり寿司がめっちゃ食べたくなりました。
    スパイスカレーは、本関係なく、定期的に食べたくなるんだけど笑。
    いなり寿司って、中高生〜20代頃は全然心惹かれなかったんだけど、ここ数年は大好きな食べ物。具が入ったいなり寿司って、良いよなぁ。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.20

  • rdstaka22

    rdstaka22

    すみっこご飯の最終巻。まさか、こんなに常連の人達が離れていってしまうとは。おじいちゃんとの別れも辛い。それでもレシピノートは永遠に変わらない。

    投稿日:2023.08.22

  • mylte

    mylte

    このレビューはネタバレを含みます

    図書館の本 読了

    こんなにも愛を注いでくれて、ありがとう。
    累計25万部突破!
    年齢も職業も異なる人々が集う“共同台所"が舞台の大人気シリーズ。
    それぞれの旅立ちがやさしく胸を打つ感動の最終巻!

    高校三年の春、楓は悩み続けていた。あの時、一人の少年の希望を守れなかったことを……。失意に暮れ、卒業後の進路も定まらぬ中、ずっと二人で暮らしてきたおじいちゃんの身に異変が!? そして、すみっこごはんの常連たちにも決意の時が近付く――。
    (Book データベースより)

    たのしくシリーズ1から読ませてもらっていたのですよ。料理も家庭料理だし、いろんな人がいろんなものを抱えてすみっこごはんに集まる、っていうのもふむふむと読んでいたのです。
    ま、シリーズ1から予定調和的な展開があったわけで、それはどうよ?って思っていたのだけれども、最後もそのいかにも!っていう展開があって個人的にはあーあー、とと思ったラスト。
    おじいちゃん殺す必要ある?
    楓がもっと大人になって爺孝行したっていいんじゃね?っておもっちゃった。
    ええ、誰かが死ねば記憶に残るしね、と意地悪な見方をしたわけで。
    ま、これ以上この作者さんのは読まないとは思うけれど、予定調和な展開、いかにも!っていう展開が好きな人はファンになるんだろうなぁ。
    楓を独り立ちさせる方法はほかにはなかったのですか?

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    投稿日:2023.07.20

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