【感想】無明 警視庁強行犯係・樋口顕

今野敏 / 幻冬舎単行本
(32件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
5
16
10
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ブクログレビュー

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  • ハルめめ

    ハルめめ

    警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ。千住署で自殺と判断した高校生の水死体。疑問を抱いた樋口が別働で動き始める。事件そのものの謎解きより、警察組織における警察官の在り方や矜持などを描く安定の今野作品といった趣。読みやすく面白かった。続きを読む

    投稿日:2024.04.12

  • はるなお

    はるなお

    警察小説だが、事件よりも組織内の人間関係の難しさについて書かれている。ことなかれ主義も悪いことではないが、引かない所も持たないといけないと思った。

    投稿日:2023.12.06

  • shinpapa

    shinpapa

    99久しぶりに樋口刑事の物語を読んだ。腐っている少年とそれ以上に腐臭のする警察官。そこに誠意と信条で取り組む刑事たち。いつの世もどんな社会もこうあって欲しいと思わせる良作でした。

    投稿日:2023.08.07

  • nbyshrd

    nbyshrd

     樋口係長、天童管理官ともほれぼれするほど、カッコイイですね❣ 胸がスカッとしました。
     こんな上司になりたいですね❣

    投稿日:2023.05.09

  • まりこねこ

    まりこねこ

    隠蔽操作に通ずるような
    真実の追求をしようとする樋口さん素晴らしい。
    「私の立場などどうでもいい。また、正しいと思うことが抹殺されるような組織なら、未練はありません。組織が正しく運用されるための規則であり秩序でしょう。秩序のために警察組織があるわけではありません」 この言葉にしびれた。

    警察のメンツで他殺が自殺で片付けられてはたまらない。実際の警察はどうなのだろう?

    衆議院議員の秋葉さん 「どんなときも、必ず味方はいるものだ」 樋口さんの人柄、仕事ぶりから皆が評価し、天童管理官といういい上司にもめぐまれている。「ヒグっちゃんを一人で矢面に立たせるわけにはいかんよ」という言葉にもグッときた。

    真実の追求のためには、「謙虚なんたが、決してひかない。いくら攻めても無駄だという気がしてくる」と相手からの言葉。樋口さんは自分が思うより、周りから評価されるすごい刑事なんだと今までのシリーズから一番感じた。

    最後に、またも秋葉さんの言葉
    「物事は不可能だと思った瞬間に、不可能になるんだ」と。心にしみじみと入った。

    このような良作が読めることが幸せ。おすすめの本です。
    続きを読む

    投稿日:2023.02.09

  • kenta19800417

    kenta19800417

    高校生が不審死を遂げたが、自殺として処理された。
    しかし、その両親は自殺なんて思っていなかった。
    新聞記者がそれを問題視し、樋口に相談した

    樋口は四面楚歌になるが、、、

    味方は必ずいるというのが熱い!続きを読む

    投稿日:2023.02.04

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