【感想】藤子・F・不二雄大全集 T・Pぼん(1)

藤子・F・不二雄 / 小学一年生
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
4
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2
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ブクログレビュー

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  • サニー

    サニー

    文句なしに面白い。アイデアひとつで無限にお話が広がって、見事にに畳む。1話は31pくらいかな?

    ネトフリの広告でアニメ化を知った。原作を読んでみたらとてもよかった。

    藤子先生のバディものSF(すこしふしぎ)。とか書いたけれどドラえもんもキテレツもそうだったな。 

    40代になった今読むと、史実の方の知識があるので更に面白いかも。

    それにしても藤子先生、クレタ島とミノスほんとうにお好きなんですね。カメオ出演されてて笑った。
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    投稿日:2024.05.02

  • くんじ

    くんじ

    このほんはタイム・パトロールになった中学生の男の子がタイム・パトロールの見習いからタイム・パトロールの正隊員になって昔の大事な人が死なないように守っていくおはなしです。
    僕がおもしろいなぁと思ったことは、逃げた奴隷を助けた時です。続きを読む

    投稿日:2024.03.27

  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    「全3巻。隠れた名作のひとつ。平凡な中学生・並平ぼんはある日偶然の出会いにより、タイムパトロールとなります。その仕事は、過去に不幸な死に方をした人で、歴史への影響がない人のみ救うという仕事。藤子さんの描くSFは「サイエンス・フィクション」ではなく「すこし・ふしぎ」。歴史を辿る不思議な冒険の旅に出発しましょう。」
    (大居雄一『身になる読書術』の紹介より)
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    投稿日:2024.01.20

  • まいつき

    まいつき

    藤子・F・不二雄大全集「T・Pぼん」1巻。

    昔テレビでチラッとみた記憶がある「T・Pぼん」。毎週放送とかでなく、何かの特集だったのか一度きりの出会いでした。多くの作品がアニメ化されているので、どこかで色々な作品に触れているとは思うのですが、「T・Pぼん」はあの一度きりだったんだよなぁ。

    タイムマシンで過去に渡り、不幸な死に方をした人を助ける、という設定を初めて知ったような気がする。過去の歴史の改変を防ぐ、といったヒーローもののイメージがありました。「ドラえもん」のTP(タイムパトロール)と混ざっているのでしょう。
    改変を防ぐという規律は同じですが、歴史に影響のない人だけを助けることができるというのが、その理由です。数字でしか語られない不幸を少しでも救いたい、という優しさありきの活動になるのかな。
    やらない善より、やる偽善の感覚に近い気がします。大人になって読んでいるからの感想です。

    一度きりの視聴でも心に残っていたのは、やはりタイムマシンで過去の歴史に触れることができるというワクワク感。それが心に響いたからでしょう。歴史をネタにした冒険譚は、どうしようもなく琴線を振るわせます。好き。
    教科書のメインでないけど、それを知ると歴史の面白さの入り口に立てますよ、みたいなところをネタにしてくれるから、楽しいです。
    子供の頃にちゃんと出会いたかった。

    過去の改変はできないので、今読んでいるということの幸せを楽しみたいと思います。
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    投稿日:2023.10.09

  • polyhedron

    polyhedron

    子供の頃にアニメ特番を観て,そのときとても感動した作品。
    並で平凡な少年,並平凡(なみひらぼん)がひょんなことから新米タイムパトロール(T.P)としていろいろ巻き込まれ,活躍し成長する物語。まさに藤子・F・不二雄先生って感じだ…。

    時間を遡って不幸な死を遂げた人々の命を救う,但し歴史は変えないように,という今から考えるとかなり御都合主義で荒唐無稽な設定なんだけど,1話ごとにいろんな時代のいろんな場所に旅する過程で,興味深い歴史に触れられる,子供向けの名作であることを再確認。
    あの中世の忌まわしき魔女狩りについて,人生で初めて知ったのはこの作品だったかも知れない。
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    投稿日:2020.08.28

  • kuroinohos

    kuroinohos

    タイムパラドックスが何となくある。うんうん。
     キノグナトゥスが、まだもふもふしてない。掲載時はさうだったんだらう。て言ふか、「哺乳類の祖先」にキノグナトゥスを選ぶ作者のセンスはかっこいい。
     「シャーマン的な職業の中に陰陽師と皮革職人がいる」説を見てから、本書の中の陰陽師の使ひ方が、うわぁである。作者のさういふナショナリスムに基づく演出は認めたくないので無視する。
     ミノタウロスとかやってるんだよな。
    続きを読む

    投稿日:2018.05.26

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