【感想】娘の遺体は凍っていた 旭川女子中学生イジメ凍死事件

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(16件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • タロ

    タロ

    考えたのは「イジメとは?」という一点に尽きる。
    子どもの社会においては犯罪行為もイジメと括られてしまう。14歳未満は刑罰を受けない。
    ご遺族の苦しみは想像しきれない。
    ただ、この事件について知ることができてよかった。続きを読む

    投稿日:2023.10.30

  • katun

    katun

    評価なんて出来ない…しかしながらこの事件を知って欲しい…だからこの評価です。
    この事件を知ってから、風化させないように常に発信してます。毎月寄付もさせてもらってます。この事件は、第三者委員会が立ち上がっても加害者、学校、教育委員会、警察が隠蔽しようとしてます。新たに第三者委員会が尾木ママを筆頭にまた組まれました。今後進展するのを願ってます。お母様の手記はどれだけ一生懸命に母1人で育てたか、どれだけ心優しい子に育ったかがわかります。この事件は人1人亡くなっても…まだ誰も責任を取って無い事を知って欲しいです。私はこの事を知って…絶対に風化させません!!続きを読む

    投稿日:2023.01.02

  • トリグロ

    トリグロ

    ひどい事件だと思った
    読んでいて辛くなった
    今の時代スマホで動画や写真など
    残ってしまう
    SNSの発達により巧妙になった
    話題に上がるがイジメではなく
    他の呼び名で犯罪として認識出来るように
    変えた方が良いと思った続きを読む

    投稿日:2022.12.23

  • hisa

    hisa

    このレビューはネタバレを含みます

    とても繊細だった爽彩ちゃんが受けた傷、苦しみ、どんどん追い込まれていった精神状態は想像できないし、わかりようもない。
    母子家庭だった爽彩ちゃんのお母様の苦しみも。

    母子家庭で中学校に入る前までは快活で、絵を描くことが好きで、「将来は法務省に入って正義の味方でいたい」とよくお母さんに言っていた爽彩ちゃんは、希望していた中学の入試に落ちてしまい、地元のY中学校へと進学。
    しかしそのY中学でたくさんの人達に陰湿で、性的な辱めなどの凄惨ないじめを受けた爽彩ちゃんは、先生や学校にも相談して、精神病院に入院したり、苦しんだ末に、どんどん追い込まれていき、旭川の氷点下の極寒の中で日本のとても大切で尊い人材であった爽彩ちゃんは人生に絶望し凍死。

    いくつかわたしの考えを書きます。

    必ず一番最初に爽彩ちゃんに目をつけて、爽彩ちゃんに対して何かをやってやろうと、自分自身でするか、もしくは周りをそそのかして、誰かにちょっかいを出させることを一番最初に言いだした非常に悪質な「加害者の奴」が必ずいたはずです。
    そしてどんどんエスカレートをして多くの精神的に未熟な近隣の小中学生たちを巻き込んでいったのだと思います。
    爽彩ちゃんに対して凄惨ないじめをしていった近隣の小中学生たちも、子供で精神的に未熟だったにしろ、大変な「加害者」です。
    そして一番悪いのは、いちばん最初に周りをそそのかした「加害者の奴」です。
    そいつが一番悪質ですので、例え今からでもそいつのことだけは探して厳しく罰していくべきだと思います。

    取材のときの爽彩ちゃんのお母様は“怒り”を通り越して、爽彩ちゃんが亡くなったことで灯りが消えているような状態でした。

    日本でとてもいじめや嫌がらせが多いことのひとつの理由は、日本人の悪い点で「嫌がらせ」などの、そうした「小賢しい悪さ」をしてしまいやすいということがあると思います。
    その小賢しい悪さがエスカレートしていき、どんどん調子に乗って、陰湿な「いじめ」へとなっていくことが多いと思います。
    どうして日本人は同じ日本人同士で、こんな嫌がらせやいじめなどの日本人同士の足を引っ張り合う「小賢しい悪さ」をしてしまうのか。

    本の中に何枚も爽彩ちゃんが描いた絵が掲載されています。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.05.07

  • かな

    かな

    旭川女子中学生イジメ凍死事件の取材に関するものでした。凄惨なイジメは、爽彩さんと同年代の子供を持つ私にとっては他人事に思えませんでした。こんな悲惨なことが二度と起きないよう願うばかりです。

    投稿日:2022.05.07

  • おーい粗茶

    おーい粗茶

    加害者たちの楽しみと、学校側や教師の保身のために、人権がここまで愚弄され踏みにじられていいものだろうか? 加害者は遊び半分に被害者を弄び、裸の画像をネットに拡散し、公園で小学生も見ている中自慰を強要した。学校側もこれを事実として把握した。にも拘わらず「いじめはなかった」と強弁し続けた。しかし文春の取材で事件が明るみに出るや、ようやく事態の大きさに慌てて教育委員会が第三者委員会を発足し調査をさせることを公表する。しかし、父兄や遺族からの質問には、すべて第三者委員会の調査に任せているといいのがれ一切まともに答えず(学校による父兄への説明会の模様がノーカットで掲載されていて、その様子がよくわかる)、表向きはお悔やみを申し上げるといいながら、加害者、当時の学校側関係者は今日(2022年4月20日)までいじめの事実を公に認めず遺族への謝罪も一切ないようだ(教育長の謝罪はあったようだが)。学校側が、被害者側ではなく加害者側についたのは、そのほうが早く波が収まるとの考えだろう。被害者の生徒がいじめの問題を学校に持ち込んできたことに、平和な自分たちの世界を揺るがされることに疎ましささえ感じていたかも知れない。そう思ってしまうくらいに不誠実で非常識な態度を取り続けている。これが何十年も昔の話でなく、コロナ下のつい昨年の話なのだ。残念ながら今のわれわれの社会の成熟度ではこれをおかしいと思うだけで罰することができない。今の我々がようやく昔やってきた障害者や部落差別をおかしいといえるようになったように、後世の社会が今の我々の社会のおかしさを裁いて欲しいと思う。続きを読む

    投稿日:2022.04.20

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