【感想】ぱくりぱくられし

木皿泉 / 紀伊國屋書店
(18件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
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ブクログレビュー

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  • よつば

    よつば

    夫婦脚本家ユニット、木皿泉さんのエッセイ集。

    前半は弥生犬(夫の和泉務さん)と縄文猫(妻の妻鹿年季子さん)の対談形式。

    中盤以降はエッセイ26本とラジオドラマ1本が収録。

    ラジオドラマの脚本『ぼくのスカート』がパクられて裁判を起こした妻鹿さん。
    一生懸命考えて文字にした物をパクられた挙句、相手が偶然だと言い張るなんてやり切れない。

    パクる人に良心はないのだろうか?

    ちょっと毒があるけれど正直で真っ直ぐな妻鹿さんの人間味のある言葉の数々は胸に響いた。

    ガハハと笑うタイプのエッセイではないけれど、前向きになれるエッセイ集。
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    投稿日:2023.02.14

  • mayugeco

    mayugeco

    木皿泉エッセイ。最初からもうおもしろい。いちいち唸る。鋭い。本もたくさん読まれているようでその本にも興味を持った。おふたりの哲学に惚れ惚れする。結局優しい。そう。居てよしってことだ。

    投稿日:2023.01.29

  • あさ

    あさ

    20200210
    木皿泉2人の対談のぱくりぱくられし
    妻鹿さんが新聞に書かれたエッセイの、嘘のない青い空
    そしてラジオドラマのシナリオ け・へら・へら
    私は2人の対談がわりと好きです。木皿ワールドと呼ばれるのが、この2人のインプットとアウトプットでできてるんだなと実感できるから。
    特に和泉さんのなんでもインプットされてる感じがいいな〜こんな人がパートナーだと色んな話が書けそう⁉︎ #木皿泉 #ぱくりぱくられし #ジャケットもカラフルで可愛い
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    投稿日:2022.08.28

  • のもん

    のもん

    前半の弥生犬・縄文猫の対話の方が距離感があって面白い。
    やはり読んでいて気持ちがいいし、何気ない違和感をすんなりと言葉にすることに唸る。
    後半の妻鹿さんのエッセイになると、ひとりで書くことの突き詰め感が見えて
    印象がぜんぜん変わるな。
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    投稿日:2022.02.06

  • hiro1548

    hiro1548

    タイトルには著者の執念が込められているそうなのだが、一般読者にはよく分からない。分からないけど、ここで書かれていることは誰にでも思い当たることばかり。
    「人はきっと変わることができる」どんなに今が辛くても、それは永遠には続かない。でもこの境地にはなかなかたどり着けないね。続きを読む

    投稿日:2021.04.18

  • ちか

    ちか

    大好きな木皿さんのエッセイ集。
    なんてことはない日常が尊いものに思える言葉が沢山あるから、木皿さんの本はどれも優しくてあたたかくて大好き。人生に必要な言葉、視点がつまった宝箱のような本。

    二人の会話を読むとこんな話ができてこんな関係性になれる人とだったら一緒に暮らしたいなと思う。続きを読む

    投稿日:2021.01.16

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