【感想】魔道祖師 3

墨香銅臭, 鄭穎馨, 千二百 / ダリア文庫e
(16件のレビュー)

総合評価:

平均 4.7
12
3
1
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • バブちゃん

    バブちゃん

    歴史…大河…
    赦すことと許されることと、時間が解してくれる関係と、時間が経つことによって拗れて、捻れて、もうどうしようもなくなってしまう感情と…狂おしい。
    どうしようもなくて転がり落ちてしまうところはもう本当にこれ以外の道がない~だったけれど、もうそのあとはもーーしょうがないーーお前お前お前〜!!!!
    阿苑(願)のシーンもう、干からびるほど泣いてしまった…お子だ…お子だ…
    今回は、何?!というところで終わらなくて良かった…心安らかに眠れる…でももうあと一冊分しかないなんて…見届けます。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.10

  • ひちゃこ

    ひちゃこ

    このレビューはネタバレを含みます

    魏無羨が十代の頃、藍忘機と協力して妖獣を倒したことで二人の距離は少し縮まった。
    しかし、それがきっかけで雲夢江氏は岐山温氏により壊滅に追い込まれてしまう。
    襲撃から生き残ったものの、突然姿を消した魏無羨を捜し続ける藍忘機と江澄。
    そして再会した時、彼は笛音と翳りを身に纏い鬼道を操るようになっていた――。

    ほとんど過去だったけど、重要なところはあらかた語られたような気がしないでもない。ようやく莫玄羽の中身が主人公だって忘機がすぐ気づいた理由も分かったし。
    しかしながら主人公が危ない道を歩き始めた…落とされた後の三か月で何があったのかはまだ語られてないのだけど、手に入れた力が禍々し過ぎて…。いやしかし温晁と王霊嬌は自業自得だ!! あれだけ酷いことしたんだから、報いを受けて当然だ!

    温寧くんとの関係もようやく語られました。主人公が温氏の残党と共に居ることにしたのも納得がいく…江澄たちとは袂を分かつことになってしまったけど、あのまま放ってはおけないよな…。
    ますます主人公がただの悪い奴とは思えないっていうか、明らかに周りが勝手に悪者にしていった感があって…つらいわ。

    そして忘機との関係は…え、過去ですでに忘機が暴走してない?(笑) あれ忘機だよね??
    こんなに忘機は主人公のことが好きだったのに、過去はお互いに何も言わずに終わってしまったのだろうか…?
    そういえば忘機が閉関した理由ってまだ語られてないよね? 両親のことは語られたけど。
    そして忘機が主人公を雲深不知処に連れて帰りたいって言ってたのは、お父さんがお母さんをそうしたのと同じようにしたかったのでは…と思ってしまったり。

    しかし最後がもう…ほんとつらい。
    そうなることは分かってたけど、せっかく金凌の一か月礼が祝われるところだったのに…!!
    主人公じゃなくても泣きたい。泣き喚きたい。
    どう考えても温寧が制御不能になったのって、あの人の仕業としか思えないんだよね…!?
    だって彼が居なくなったら自分が当主の座に近づくんだもの。呪いだって絶対怪しい。
    過去も主人公のせいにして、現代も主人公のせいにするために蘇らせたのだとしたら…マジで許せん。
    未だに目的が分からないのが気になるけども。

    現代に戻ったら戻ったでこっちもどえらいことになってしまい…。もしここでみんな死んでたら、一網打尽にされてません? 光揺と曦臣しか生き残らないよ。…ハッ、それが目的だったのか?

    しかし助けてくれた人たちの正体を考えたらまた泣けてくる…。そこに温寧くんが居てくれて良かった。そして一番藍公子の中で将来有望だった、思追があの子だったとは…!(涙) 忘機が特別気にかけてたのも頷けるよね。本人には覚えてないし、主人公もまだ気づいていないけどさ。
    可哀想なのは金凌なんだよね…。ものすごく複雑だと思う。ほんとは主人公のことを憎みたくないと思っているんだろうけど、どうしても許せるわけがなくて。それは江澄もきっと一緒。だからこそこの二人にはそれぞれ幸せになって欲しい気がする。救いがあって欲しい。
    金凌は思追と割といいコンビだと思うんだけど、もっと仲良くなったりしないかなぁ。金凌にはせめて同年代のお友達が出来てほしいな。

    まだまだすべては語られていないので、4巻も楽しみです。しかしすごい伏線の嵐だなぁ…どこまで先を考えて書いた話なんだろう。面白い。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.10.23

  • 蟹田かにのすけ

    蟹田かにのすけ

    辛かった…

    ウェイインの今まで出てこなかった生々しい部分がたくさん出てきてすごく良かった。
    そして本当に辛かった。泣きながら読んだ。

    投稿日:2023.03.30

  • tomojuju

    tomojuju

    過去と現在が行ったり来たりで、ちょっとついていくのが大変だった。
    内容はかなり盛りだくさん。
    かなり残酷なシーンもあったり、人が結構死ぬ。
    しかも色々な行き違い?で殺すはずのない人を殺してしまう、殺されてしまう、が続く。

    藍湛と無羨の絡みは癒しだけど、江澄との絡みも好き。憎いのに憎みきれない無羨に対する態度がわかりみしかない。
    藍湛の一途さは尊さしかない
    若者たちが無羨や温寧と仲良くなっていくのもほっこりする

    2023.1.7
    6
    続きを読む

    投稿日:2023.01.07

  • megumi33

    megumi33

    ☆感想はブログにて(;^^)ヘ..

    https://ameblo.jp/megumi3777/entry-12753411018.html

    https://ameblo.jp/megumi3777/entry-12753877523.html続きを読む

    投稿日:2022.07.17

  • K

    K

    このレビューはネタバレを含みます

    ▼あらすじ
    魏無羨が十代の頃、藍忘機と協力して妖獣を倒したことで二人の距離は少し縮まった。しかし、それがきっかけで雲夢江氏は岐山温氏により壊滅に追い込まれてしまう。襲撃から生き残ったものの、突然姿を消した魏無羨を捜し続ける藍忘機と江澄。そして再会した時、彼は笛音と翳りを身に纏い鬼道を操るようになっていた。その強大な力を恐れ持てはやす者たちに反して、藍忘機だけが彼をまっすぐ見つめ、正道へ引き戻そうとする。会えばいつも喧嘩別れになる二人だったが、何度突き放しても藍忘機は諦めず――。

    ***

    ストーリーの完全度:高い
    トーン:シリアス
    エロ度:無し
    萌え度:高い
    総合評価:★4.5

    4巻は大分ホラーちっくというか、グロテスクなシーンが多い印象でしたね。
    ですが、蓮花塢に温氏の軍勢が乗り込んできて雲夢江氏が滅ぼされてしまうシーンは思ってたよりあっさり描写されていたので驚きでした。この辺のシーンは陳情令でもアニメでも大分しんどい思いをした部分なので、原作はどれほど残酷に描かれているのかビクビクしていたのですが…(^^;)

    ただ、魏嬰と江澄が温晃、王霊嬌、温逐流に復讐するシーンは原作が一番残酷に描かれていました。この復讐シーンは陳情令でもゾッとした記憶があるのですが、原作はより一層ホラーめいていて尚且つグロテスクに描かれているのでホラー耐性とグロ耐性が無い人は読んでて気分が悪くなるかもしれません。要注意です。

    そして今回、あの有名な百鳳山での目隠しキスシーンが登場します!(陳情令では大人の事情でカットされた部分ですね笑)
    しかも結構情熱的!藍湛の事だからそっと口付けて風のように去っていくんだろうなと思いきや、まさかの暴走しちゃってめっちゃディープなキスしてるし!やっぱり藍湛ってむっつりスケベなんだなぁ…(笑)
    魏嬰も相手の事を力の強い女の子だと勘違いしてて、思わず「そんな訳あるかい!」と心の中で盛大なツッコミを入れてしまいました(笑)

    ただ、ここからの展開がしんどくて…。魏嬰が大切な人を守る為とはいえ、どんどん周囲から孤立していきます。
    窮奇道で助け出した温氏一族と乱葬崗で暮らし始める魏嬰。この温氏一族は何の罪も無い人達なんですが、温氏というだけで迫害を受けていました。あの心優しい温寧も、窮奇道で酷い暴行を受けて命を落としてしまいます。
    魏嬰の行動は正しいし、言ってる事も正しいんだけど、邪道を収めた魏嬰はちょっと自分の力を過信し過ぎている所があって、しかも言葉を選ばずにはっきり言っちゃうタイプだから敵を作りやすいんだよね…。

    まぁ、一度は死んだ温寧を意識のある凶屍として復活させられるくらいだから魏嬰が驚異的な才能の持ち主である事は間違いないんですけど、やっぱり邪道を収めた魏嬰に明るい未来が用意されているはずもなく。
    最終的には力が制御出来なくなり、自分の大切な姉の夫である金子軒を温寧を使って殺してしまい(本人は殺すつもりなどなかった)、更にその姉も不夜天の戦いで魏嬰の身代わりとなって死んでしまいます。
    そして最後は魏嬰自身も乱葬崗にいる温氏一族ごと殺されてしまうという後味の悪い結末に…。

    その後、莫玄羽の手によって現世に蘇った魏嬰は金光瑤の策略によって再びあの乱葬崗で追い詰められる事になるのですが、今度は前世の時と違って魏嬰の周りにはちゃんと味方がいます。
    藍湛は勿論、義城で魏嬰と一緒に行動をしていた思追や景儀、欧陽子真といった少年組達も魏嬰の味方をしてくれて感動…!(てか欧陽子真くん本当に良い子だな…)

    しかも伏魔洞の血の池から血屍が次から次へと現れ魏嬰を守ってくれるんですが、その正体が予想外の人達で!!(T_T)
    この血屍達が出て来る展開は陳情令では無かったので衝撃的でしたし、何よりもうせつなくてせつなくて読みながらうるうるしてしまいました。(温寧の反応にも涙を誘われる…)

    次でいよいよ最終巻ですが、きっと4巻がシリーズの中で一番濃い内容になるに違いありません。金丹の真実、観音廟での最終決戦、そして何と言っても4巻はエロシーンがありますからね!(笑)
    今までもほんのりBLみを感じるシーンはありましたが、エロシーンはまだ一度も出て来てないのでどんな感じで描かれるのか非常に楽しみです♡
    ああ、早く4巻が読みたい…!!(*>ω<*)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.06.08

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。