【感想】レースの村

片島麦子 / ボイジャー
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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ブクログレビュー

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  • ミステイク承知の助

    ミステイク承知の助

    ありそうでなさそうで、やっぱりありえるかもと思うちょっと不思議でノスタルジーな短編集。
    この世界観好きです。

    投稿日:2023.10.16

  • ビンゴ

    ビンゴ

    ジャケット買い(図書館から借りたので本当はジャケ借り)。ほんわかした話を想像していたが、それとは違い、土着的で粘着質な感じのほんのりホラー?だった。

    日常をひとかわめくると隠れているような非日常、面白かったけど読んでいてどんどん不安になって、少し苦手。
    続きを読む

    投稿日:2022.05.09

  • はは

    はは

    こういう本、とっても好き!
    短編が4作入っていてどれも秀逸
    この作者は初めて読んだが、他の本もぜひ読んでみたい。
    表題になっている、レースの村は、角田光代の八日目の蝉を彷彿とさせる。

    投稿日:2021.10.23

  • 黄色のきいちゃん

    黄色のきいちゃん

    特に『幽霊番』に惹きつけられた。

    小学生の頃、蟻の列を足で妨害して
    虐めたことを思い出した。
    前に進めなくなった蟻が、慌て、ウロウロし始め、何匹もが犇めき合っていく姿を
    好奇心で見つめていた。
    あの時の背徳感が好きだった。
    そして自分は酷い人間なのかなと
    子供ながらに思った。

    幽霊に、あえて罪深いことをする時の感情表現が
    まさにあの頃の私にそっくりで
    少し背筋が凍ったような気さえした。

    小説の良さは、映画などでは表しきれない
    心や感情を言葉で説明してくれることなんだと
    気づくことができた。


    『空まわりの観覧車』
    穏やかな夫婦でいると、食べ物や趣味に関して
    自分の好きなのか、合わせた好きなのか、好きだけど好きじゃないフリをしている好きなのか
    分からなくなる。
    まさにそうだと、実感できた文。
    同調も大事だけど、自分を見失わない工夫も必要かな、と思えた。
    続きを読む

    投稿日:2021.07.12

  • オパール

    オパール

    「空まわりの観覧車」以外は、不思議なお話しだった。
    「幽霊番」はすっごく不思議なんだけど、怖いんだけど、1番面白かったかな。
    辺鄙な田舎で、本当にありそうだし。出ないとしても。

    「レースの村」はちょっとカルトちっく。
    そういう集団で暮らす居心地の悪さ。

    「透明になった犬の話」は子供にしか見えない愛犬。
    行方不明になって戻ってきたら透明だった。
    存在はずっと感じられるけど、親にはわからない。
    ずっとその愛犬と人生を歩む八重。

    初めて読む作家さんだったけど、読みやすかった。
    他のも読んでみたい。
    続きを読む

    投稿日:2021.06.22

  • さくら

    さくら

    4篇の、ちょっと不思議な物語。
    う~ん、空気感は悪くないんだけど、どこか消化不良というか、満足感が薄い。
    全体的に「惜しい」。

    投稿日:2021.06.11

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